新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

軽自動車税を引き上げ

2013-12-13 08:23:57 | コラム
矢張り軽自動車の税率を引き上げたか:

自公の慎重協議の結果で軽自動車の新車を取得する際の税率を1.5倍に決定したと報じられている。

私は1980年代になってから軽自動車が地方で生活する際の必需品であり、そこでの営業活動にも欠くべからざる道具であると知った。しかも、多くの家庭では「一家に一台」ではなく「家族の成人毎に一台」であるとも学ぶ機会があった。無知だったと反省した。

更に、現実に所有しなければ日常生活が不自由になると知った。地方ではここ東京のように自転車で移動しても出向いた先に駐輪する場所もない都会とは事情が違い過ぎるのだ。

余談だが、ここ新宿区の都営戸山団地の駐車場には、いわき市から避難してこられた方が所有されているのだろう軽自動車が今でも数多く停まっている。しかし、ここではこの車で買い物に出かけても駐車できるような大きなショッピングセンターなどなく、迂闊に車で出て歩けないのではないかと、秘かに危惧している。

自公は軽自動車の税率を引き上げる代替に自動車税を引き下げると言っているが、軽自動車のメーカーは一斉に不満の意を表明している。さもあらんと思う。この決定を如何様にでも批判できると思うが、最早そんなことを言っても遅いだろう。

私は今回の一連の税制改正を見ると先ずは「改正なのかな」等と感じてしまう。だが、問題はそういうことではなく、何となく財務省も政府も税収(歳入?)の不足を補うためには「形振り構わず取れそうなところから取ろう」という姿勢を採らざるを得なかったのだろうと思わざるを得ない。

この税制改正かアベノミクスの範疇に入るのかどうかは私には解らないが、「財政再建はここまでの深刻さだ」と、当然のことながら再認識した。

また、これでは消費税率引き上げが「待ったなしである」と、勝元財務事務次官に洗脳されたと酷評された野田前総理を批判したのは軽率だったかも知れないと、反省せねばなるまいとも思っている。

ザケローニ監督が本田圭佑を激励した

2013-12-13 07:50:04 | コラム
本田圭佑がACミランに移籍:

「ザケローニ監督は我が国の代表ティームを本田中心に構成している」と私は見ている。そしてドイツのブンデスリーガで成功した香川真司がUKのプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに移籍した際には「お目出度うを言うのは、3年経っても彼がそこにいた時に」としか言わなかった。私はこの辺りにこの監督がこの我が国のサッカーを代表するかの如き両名を如何に評価し、何故本田を中心にした代表ティームにしたかが現れていると思う。

現に、監督は本田の移籍に際し“「(移籍決定が)どこまで公式な話なのかは分からないが、本田の持っているフィジカル、技術、メンタルならば、現在のセリエAで十分に戦える。彼の活躍を祈っている」とコメントした”と報じられている。しかも、報道では本田の背番号が“10”に決まったとあり、ミランが本田を高評価しているようである。

本田がセリエAでそこまでやってくれるかは、来年1月以降の実戦で解ってくるだろう。当方も本田が10番に恥じない実力を発揮してくれることを祈っていると同時に、香川も14年には2年目を迎える新監督の下でドルトムント時代の輝きを取り戻して、ザケローニ監督の低評価を見返して来たるべきW杯で本田と共に代表ティームを盛り上げて、最悪でも予選リーグを突破して貰いたいものだと期待している。