新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

韓国貶日活動を放置してはならない

2014-02-08 13:33:06 | コラム
慰安婦共和国:

今日の産経の9面にあるソウルの黒田勝弘の「緯度経度」は興味深い一節から始まっていた。即ち“在韓日本人たちはおのところ「韓国はまるで"慰安婦共和国"だな」とあきれている。今年も年明けから毎日のように慰安婦、慰安婦、慰安婦・・・である。(以下略)”とある。黒田は見出しに「海外で慰安婦宣伝は愛国美談」としているが、私でさえそう感じている。

私は韓国が朴大統領の指揮の下に我が国を貶める慰安婦宣伝活動にアメリカで精を出し、次には「東海」併記運動に注力している有様を見て、海外で必ずしも評価されていないというか、好まれている存在ではない韓国が、如何にアメリカに中国に次ぐ多くの移民を送り込んでいるとは言え、かかる運動で成果を挙げるとは正直それほど予測していなかった。

また、韓国が我が国を貶める運動と活動を諸外国で展開することで何を得るのか、更に我が国を本当に貶めるだけの効果を発揮するのかが、全く見えていなかった。だが、これまでにアメリカでカリフォルニア州とヴァージニア州で具体的な成果?を挙げているのを見て、我が国の「何時かは正義が勝つ」(=Justice will prevail.)式な性善説信奉的戦法が効果を発揮していないと危ぶむにようになった。

好ましくない戦法になってしまうのかも知れないが、「神のみぞ知る」的なフェアープレの精神で穏やかに事に当たっていては、国際的に反則としか思えないような韓国のロビーィングや反日や貶日的な暴挙には徹底的に戦いを挑んでいくべきだと思う。真正面から我が国の正当性を主張し、彼等の礼を失したマナー違反の不当な宣伝活動に対峙していかねばならないと、あらためて思うようになった。

しかし、マスコミなどは依然として河野談話だの村山談話などがある以上、安倍内閣でも河野談話を踏襲するようなことを言っていては・・・・と言っている始末では、一体全体彼等は何処の国のマスコミかと憤慨せざるを得ない。

先日も10%くらいの本気度で、ここ新宿のKoreatownにも何とか婦像を建てようと言い出すのではと書いたが、その根拠は「彼等は我が国を貶めるためには何でもするのではないかと危惧したから」である。

何度か言ったことだが、「嘘でも百回言っていれば、その中に真実になってしまう」と言われている以上、韓国のXX婦説が如何に荒唐無稽であると自分たちだけの間で認識し合っていても、実際にアメリカでもフランスにでも赴いて論争と対立を怖れることなく毅然として韓国人と韓国系アメリカ人を叩かないことには、嘘の本当化が進んでいくと懸念するのだ。

もしも万一、内閣も外務省も「韓国は何れへこたれるだろう」などと高みの見物を決め込んでいるのだったならば、それは違うと思う。白人社会は「黙っているの(カタカナ語のノーコメント)は認めたこと」で、「反対意見はあって当然」と見なすのだから、沈黙はリサイクルも出来ない屑鉄にもならないと危惧する。

現代のベートーベン佐村河内守

2014-02-08 08:18:28 | コラム
ゴースト・コンポウザーがいたとは:

この件は週刊文春が大々的に取り上げ、テレビ各局が連日大騒ぎして報じている。私にはこの聞き慣れない名字の者の所業は極めて意図的であり悪質であるとしか思えない。報道ではゴーストライターとして自首してきたかのような新垣隆の告白を全面的に採り上げてはいるが、善玉的な扱いまでしていないところに少しだけ救いがある気がする。私は新垣なる人はゴースト・コンポウザーだと思うのだ、どうだろう。

正直なところ、恥ずかしながら、当方は不勉強にしてこの佐村河内なる作曲家の存在を全く知らなかった。しかし、高橋大輔のスケートの音楽で「ソナチネ」なる曲を聴いた時には「如何にも日本風の少しく前衛がかった曲調だな」と感じたと同時に、何か薄っぺらい気がしていた。それ以上の感想も何もなく気にも止めなかった。

我が国のジャズ等に以前から傾向で「アメリカでの演奏と作曲等の本筋での勝負を避けて、例えば山下洋輔のように、何処か特殊な前衛的雰囲気を漂わせたところを売りにして打って出る傾向があると思っていたので、あの「ソナチネ」もその手の勝負をする音楽家の作かと思ってはいた。余談かも知れないが、あの佐村河内・新垣の曲をクラシックと称するのはおかしいとすら思う。あれの何処が「クラシカル」か。あれは現代音楽ではないか。

佐村河内なる者が精神状態不安定で記者会見が出来ないと弁護士が言うので、これまでの報道が何処まで真実か、即ち本当に彼が全聾なのか等が解らない時点で論評はしにくい。だが、どう割り引いて考えても非常に悪質であり、ある弁護士さんが言っていたように詐欺罪を構成するのだろうと感じている。また、「広島」を売りにしたところに厭らしい巧妙さする感じるし、背景にマスコミの持ち上げ方があったのではとも思っている。

連日このような事件の報道があると、私は何か非常に情けない気がするとともに、野口という音楽評論家が既に見破っていたと言ってテレビに登場するのにも、マスコミの言わば「マッチポンプ的」な手法を感じさせられている。結論的に言えば、何処かもの悲しく且つ不愉快な事件だろう。

和製英語(=造語)とカタカナ語 #6

2014-02-08 07:36:26 | コラム
承前)

ローマ字式発音または恣意的な読み方:
これは日本訛りの発音の変形であるとも考えている。この例は私が嫌う割にはそれほど多くはないと思う。簡単に言えばQueen’s accentでは”o”を「オ」といわばローマ字のように素直に発音するが、アメリカ式となるとほとんど「ア」なるようなことを指している。例えば「ホリデー」とされているのが実はholidayで、発音記号を見ても実際にネイティヴ・スピーカーの発音を良く聞いても「ハラディー」となっているものである。
さらにaを素直に「ア」と読まずに「エイ」という発音になる例が多いのも要注意である。なお、英国系の発音では「アイ」となることがあるが、これは訛りであるから除外して良いだろう。
私が指摘したい最悪の例はアメリカのMajor League Baseball(=MLB)を「メジャーリーグ」または「メジャー」である。「メジャー」に当てはまる英語の言葉はmeasure(=計る)しかあり得ない。だが、この「メジャー」は完全に全国区で戸籍を得てしまった。この恥ずかしい読み方を最初に導入したのは何処のどいつだ。
ここで発見した面白い現象にminorをチャンと「マイナー」と表記していることだ。何故、Minor Leagueは「ミノルリーグ」にならなかったのだろう。
中には発音が難しく尚かつカタカナ表記も困難で似て非なる表記になっているものがあり、私はこれが最も気に入らない。それは「セキュリティー」となっているsecurityや「ユビキタス」になってしまったubiquitous等である。何れも辞書を見て貰いたくなるようなおかしな表記であると信じている。

*ルーキー → rookie, rookey, rooky、
解説)奇怪である。どこの世界にbookをブークと言う人がいるか?lookと書いて「ルーク」と読むか?発音記号を見て貰いたい。そう言っても、最早定着しているから手遅れか?「ルキー」か「ルッキー」に近いのが本当だろう。

*パトリオット → patriot、
解説)典型的ローマ字読み。日本語に帰化済み。本当は「ペイトゥリアット」に近い。

*ナトー → NATO
解説)ローマ字読みである。帰化済みである。英語では「ネイトー」と発音される。パックンとやらはこれも槍玉に挙げていた。

*ボディーチェック → body search、
解説)すでに例に挙げたが、ローマ字読みとして再登場させた。


*シンポジューム → symposium、
解説)このumないしはiumで終わるスペルのグループには、他にもアルミニューム=aluminum→アルーミナム、アクアリウム=aquarium→アクエアリアム、スタジアム=stadium=ステイディアム、ウラニウム=uranium→ユーレイニアム等がある。

*ゲーリー → Gary、
解説)これはゲアリーであると思う。偶にはギャリーとしている例もある。面白いことはMaryには「メアリー」があって「メリー」もあること。何を隠そう、この私もゲーリーだと思い込んでいた時期があり、訪ねたゲーリーはいないと言われてしまった経験があった。他に面白かった現象に”Queen Merry”と名付けられた観光バスに乗ったことか。

*リコール → recall、
解説)欠陥商品の回収ならばリーコルかリーコールに近くなり「リー」にアクセントが来る。リコールだと思い出すことになる

*リサイクル → recycle、
解説)リーサイクルだが、最早リサイクルが日本語に帰化を果たしている。ここで面白いと思うことは「レサイクル」と読まなかった点である。こういう柔軟性がたまらない。

*ビニール →   vinyl、
解説)これは造語に近い。しかも間違いが重複している珍しくもない例。これはヴァイニルと読むのだがPVC=polyvinyl chloride=塩化ビニルのこと。我が国では広くビニールをプラスティックス(Plastics)の代名詞の如く使っている。プラスティックスには他にもpolyvinylidene chloride=ポリ塩化ビニリデンもあるし、polyethylene=ポリエチレンも、polyamide≠ナイロンも、polyurethane=ウレタン等多数あるにも拘わらず。なお、ビニルだけではビニル基のことになると思う。これは、どうやらドイツ語の発音らしいのだが。

*レギンス → leggings、
解説)これはここまで挙げてきた例から外れるが、こういうものもあると思取り上げた。私は長い間レギンスの元の言葉が分からなかった。必ずしもローマ字読みではないのだが、いつの間にかこのように変化して定着したようである。ここには複数のsが残されている。

*ハーレイダビッドソン → Harley-Davidson、
解説)勿論?かのオートバイのハーレイ・デイヴィッドソンなのだが、これも日本語化済みである。David=ダヴィデはイスラエルの王である。このことは割合に広く知られていたと思うが、それなのに“ダビッド”としたのは何故だろう。

*ヘボン式 → Hepburn、
解説)ローマ字の本家本元James Curtis Hepburnを忘れていた。宣教師で医師であったヘプバーンさんがヘボン式ローマ字の生みの親だと思う。だから敬意を表して敢えてここに入れた次第。当時、これが「ヘボン」と聞こえたのであろう。私はこれが聞き違いとは思わないが。だが、後から出てきた二人の有名女優、キャサリンとオードリーはヘプバーンと表記されている。

*レトリバー → retriever、
解説)ご存知、訓練された猟犬である。リトリーヴァーに近いのが本当の発音だろう。因みに、retrieveは取り戻すことだ。

*アワード → award、
解説)アウオードに近いのが本当の発音だ。近頃この妙な読み方が大流行。だが、これは難しい問題でforwardにbackwardやtowardとwardがつく言葉が多い。ワードはwordの方だろう。

*レシピ →              recipe、
解説)正しくは「レサピ」に近く、レにアクセントが来る。出もここまで網を広げると揚げ足取りと言われるかと危惧する。

*マクドナルド → McDonald’s、
解説)どう読んでも「マクドナルズ」なのだが、このファストフードが進出以来所有格無視で通ってきた。敢えてカタカナ表記すると「マクダナルズ」でアクセントは「ダ」に置くのだ。

*パーテーション          partition、
解説)これが最近目立ってきた。いや、耳だって?いるのかも知れない。これは一寸酷すぎるカタカナ語化だ。勿論「仕切り」のことだが、どう読めば「パーテーション」になるのだろうか。似たような言葉にconditionがあるが、誰も「コンデーション」と言わないのは何故だろう。

*クローズアップ → close-up、
解説)同じcloseでもここでは「閉じる」ではないのだから「クロウス」という発音になるのだ。NHKに「クローズアップ現代」という番組がある。あれは現代を接写しているのだと思うが、あれでは閉鎖してしまっている。

*コンテナー →     container、
解説)コンテイナーである。containが元だが、これを「コンテン」と読むか?

*カジュアル →            casual、
解説)catと書いて「カット」と言うか。「キャジュアル」だ。英語の面白さはcanと言えばキャンで「出来る」だが「缶」もcanだが、これは前にaを付けるものだろう。

*セキュリティー → security、
解説)これは最も憎むべき、メジャー(majorの誤読)と共に排除したいカタカナ語であり、造語に部類に入れたいくらいだ。英語を母国語とするものの誰が発音しても、如何なる辞書を見ても発音記号には「セキュアラティー」が最も近いのである。何処の誰がこんな劣悪なカタカナ表記を編み出してテレビで言わせ、報道の文書に使うと決めたのか。しかも、困ったことに屡々safetyと混同されている。Oxfordにはsecurityは“the activities involved in protecting a country, building or person against attack, danger, etc.”とある。safetyは“state of being safe and protected from danger or harm”とある。では、セキュリティーはどっちだ。
続く)