新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

私はアメリカ批判者であっても礼賛はしない

2014-02-20 11:01:10 | コラム
私が書くものは屡々意図しなかったように解釈され、批判されることがある。それは断言しないからだとのご指摘があった。そこであらためて私の信条を述べてみる。

私自身で解っていることなのですが、英語の文章では二進法的思考が働いて断言する文章を書いていますが、自国語になると「ここまで書けば解ってくれるだろう。以心伝心はあるだろう」式な既述になっています。何処かで何かを怖れているようです。アメリカとは、アメリカ人とは、文化の違いとはという話題を紹介してきたのですが、それはより多くの人に「アメリカは違う国だよ」と知って貰いたいのであって、褒めてはいなかったつもりです。

昨19日は水曜会での自由討論の中で「我が国が良い国だ」との議論が出ました。私は外国人の中で過ごしてきたために「愛国者」と言うか「外国人に負けてなるか」といった精神構造に自然になっていきました。だが、そうだからと言って「俺はアメリカ礼賛者ではない。これまでに批判はしても褒めたことは極めて希だ」と断言していなかったのは事実でしょう。

以下は、昨日の自由討論の中から抜粋したものです。

“私は我が国は長く続く天皇制の下に、国が順調に明治維新等を経てあるべき姿の近代化の成長の経緯があって、今日の経済的発展と優れた均一の教育水準を保っている世界的に見て優れた国民で構成されている国になったと思っています。これは中・韓は言うに及ばず、西欧諸国でも為し得ていない立派な成果だと信じています。

我が国ほど良い国はありません。何度か言いましたが、某商社の友人は「海外出張から帰ってくると、こんな良い国はないと心から感じる」と言っています。私の言うことも同じ。アメリカには何度行っても「あー、また何もかも違う国にきてしまった」と気を引き締めていました。この感覚を知らない左巻きの連中が反日的非国民になっていると思うのですが。

その成果で私が確信する「日本ほど優れていて良い国はない」の結びついていきます。だからこそ、ここ百人町・大久保界隈が代表するかのようなアジア諸国とイスラム教圏内から合法・違法を問わず多くの後進国から流入する者が多いのです。これは誇りに思って良いことであっても、何時かは国の根幹に悪影響を及ぼすことになりかねません。

中・韓のように紆余曲折というか安定した施政者が統治してこなかった国で国民が自国を信じていない国と同日に論じられません。またアメリカのような多くの階層と階級で構成されているだけなら兎も角、そもそも白人(WASP)の国だったところに異教徒と異文化の国からの流入人口が増えては安定出来ません。その非白人からの支持に依存する大統領が2期の在任すると今日の不安定な状況になったと思うのです。

私はアメリカの文化等の実情を普通の同胞より良く知り者で同時に内側からアメリカのビジネスの世界を見てきたから批判するのであって、アメリカを心から礼賛はしません。だが、良い国である事を認めるに吝かではありません。でも、永住する気があるかと訊かれれば断固「ノー」です。何分にも自動車の運転が出来ないもので・・・???