オバマ外交に思う

オバマ大統領の外交政策への疑問：

週刊新潮で櫻井よしこ氏も採り上げているが、私はオバマ大統領の就任以前から彼を余り高く評価していませんでした。そもそも共和党系バリバリのW社の社員であったので、元上司と同僚からも悪い話ばかり知らされていました。私は共和党系と言うよりも、アッパーミドル以上は共和党支持派が多いと言うべきかも知れないと考えています。

その上に、長年の友人である退役中佐からも、毎度言っている「政治・経済・軍事・外交党のズブの素人で、上院議員を一期やっていたがその半分を選挙キャンペーに費やしていただけなので、彼に期待出来ない。だが、選んでしまった以上仕方がない」との酷評をも聞かされていました。

何分にもW社8代目CEOのジョージ（W家四代目当主）はYale大学でのパパBush大統領の同期で親友という間柄。その社員がオバマ大統領というか、民主党を支持する訳がないのです。お察しの通り、共和党の支持層は資本家とビジネスマンが主力。その共和党が繰り出す大統領候補の玉が悪すぎて、オバマが再選されてしまったのです。大方の指摘のように、彼の不適切な外交政策の結果が今日の好ましくない国際的な状態を招いたのです。

オバマを選んだアメリカ国民は恐らく現状を反省していないでしょう。それは、彼の支持層は従来の所謂マイノリティーに加えて南米とアジア等の他国からの流入の低階層というか貧困層であるからだと思うのです。この辺りがオバマ大統領のオバマケアであるとか新移民法党を有り難がって民主党支持に回ったのです。そして再選されてしまったのだと思っています。

しかも、民主党政権と言うべきかクリントン政権誕生の後からは、アメリカは我が国に冷たい政策を採るようになり所謂「ジャパンパッシング」だの「ジャパンナッシング」だのという時が来ていました。更に、中国と韓国のあからさまな反日政策を見ていながら、同盟国であるはずの民主党政権はお座なりの日本支持政策しか打ち出さず、新任の大使に「安倍総理の靖国神社参拝に失望した（disappointed）」と言わせている状態です。

私は安倍総理のマスコミ風に言えば強硬な姿勢は誤っていないと思うのです。だが、無闇に強硬に打って出るのではなく、対中国や韓国の反日且つ抗日的姿勢には真正面から堂々と彼等の非を指摘していくこともまた必要だと思っています。論争はしても対立関係を解消出来るような巧妙さも要求されるでしょう。何時までも「歴史認識」等と各国にはそれぞれの認識があることを無闇に批判させないことが必要だと思うのです。

大雪の2月15日

15日に思う：

（1）羽生結弦が優勝した：
15日は目が覚めたら確か03時過ぎだった。そこでもしかしてと思ってテレビをつけると、パトリック・チャンなる強者が丁度ジャンプの後で転んだ場面が出てきた。日本国民として結構なことかと思って更に画面を見ると、チャンの前に滑ると聞いていた羽生結弦が第1位で280点台の得点が表示されていた。益々結構なことだと思っていると、チャンは羽生に5点離された2位に終わっていた。即ち、前夜のショートトラックの3点差を一層広げたのだった。

これで羽生の優勝（私は個人的にメダルの色で順位を表現するのが好みではないのだ）がほぼ決まったことと安心した。誠に目出度いことだと思った。そこで他のスケーターの順位を見れば、高橋大輔は11位だった町田に抜かれて6位に座っていた。私は高橋のような選ばれ方をしてオリンピックに出ても好結果は出ないと信じているしそう予言していたので、ここでは高橋が気の毒だったと思うと同時に、協会のおかしな判断とその見識を厳しく糾弾したいと思う次第だ。

私は選ばれた高橋もさることながら外された小塚はもっと残念だっただろうと同情したい。だが、小塚も協会が彼を選ばなかった背景に実績不足があったと解っているのではないかと思っている。何れにせよ、優勝者が1人出てくれて金メダルとやらを羽生が取ってお国のためにも大変良かったと思う。何故お国のためを持ち出したかと言えば、開会式での主催国・ロシアの華々しい演出を見ていると、古き良き「国威発揚」の精神が非常に露骨だったのだからだ。

（2）大雪：
さて、06時前に外を見れば眼下の6本の線路のうちで埼京線は雪を被ったままだが、山手線と西武新宿線には電車が通過した跡が認められた。だが、見える限りの道路は車道には車が通った跡がハッキリと見えるが、歩道はこちら側も山手線の内側になるJRの社宅アパート前の歩道は手つかずで、歩行者が数名車道の車の通過した跡を歩いていた。既に雪は止んで雨のようだったか、今朝はどうやってジムに行こうかとかじんと思案している。先ず、バスが通っていればそれに依存するしかないだろう。

（3）あさずばっ：
このみのもんた無き後のTBSの早朝の番組には、みのと別な意味での不愉快なゲストというか常連の吉永みち子がいる。当方が不愉快と言うからには反日的なことばかり言っているということ。今朝も日韓関係が冷えて朴大統領就任後に首脳会談が未だに出来ていないのは、双方が要らないことばかり言っていたりやっているからだと言ってのけた。こういう手合いからすれば「総理の靖国参拝等が誠に怪しからんこと」なのだ。この女性は何故か幾つかのテレビ局が登用している。彼等の正体はこんなものだという良い証拠だ。

（4）お台場行きを決行：
実は、昨14日に降雪をものともせずに、08：20に出発してお台場の東京ビッグサイトで開催される某商社のファミリーフェアーに行ってきた。何とか予定通りに10時に到着出来た。流石にこの悪条件下ではお客の入りも少なく、招待したYM氏とともに初めて悠々と場内を見て回っただけで、お互いに買い入れたのは系列のPハムの特売品だけだった。

ほぼ12時にYM氏と別れて商社のサーヴィス？の大型観光バスで八重洲口まで帰ったのだがここも乗客はまばらで、デフレ？克服を狙う消費者も足止めされたことを痛感させられた。YM氏とは帰宅後に「今日行っておいて良かっただろう。15日は出展者だってお台場に出勤出来ないだろう」と語り合ったのだった。