新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

私が中国を危険視する理由(ワケ)は

2014-11-13 07:14:09 | コラム
新宿区在住の外国人中で最大の比率を占める中国人:

私はこれまでに何度か「あれほど急速に増加した中国人の中で特に若者が多い背景には、何の目的があるのか」と述べてきた。昨日も大久保通りをバスで往復し観察してみると、明らかに歩いている女性客(なのだろう)は減少していた。JR新大久保駅前ではKoreatownの地図を配っている若者がいなかったのを初めて見た。「様変わり」が進行中かとすら思わせられた。

そこでふと考えたのが、Koreatownが衰退した後がどうなるかだが、多くの自前の商売を辞めて韓国人に店舗を貸した家主たちがどう対応するかが問題だということだろう。そこにで考えたのが「全世界の国々に勝手気ままに合法・非合法の両面で大量に進出しつつある中国の資本家風の連中が韓国人に代わってこの街を占拠する危険性はないのか」ということだった。

既に指摘したように中国人と見える若者どもは大挙して日本語学校に通っている。何故か私が劣等と指摘する我が国の英語教育とは異なって、日本語学校では巧みに日本語を教えていると思わせてくれる実例に何件が出会った。即ち、漢民族は着々と我が国を食い物にする準備を整えているのかと思った次第だ。若者たちはその尖兵では。その手始めがKoreatownを居抜きで奪取する気かという疑いだ。

「そういう被害妄想は荒唐無稽ではないか」というご意見かご批判があるだろうとは予期している。だが、ほとんど読み終わった宮崎正弘の「中国・韓国を本気で見捨て始めた世界」によれば、中国人が如何に海外の諸国に進出し、結果的に排除され始めるか著しく不人気となっているかが解る。20世紀中に訪れたToronto市内の暗さと汚れ方などは、典型的な中国人の進出の結果だったと今更ながら知り得た次第。

幸いにしてここ百人町・大久保界隈には暗さも汚れも発生していないし、一頃住民を悩ませたゴミ出し日の決まりの無視もポイ捨ても現在は影を潜めている。疑い始めればキリがないとは承知だが、中国化はKoreatownの衰退と同時進行するのかも知れないと、密かに憂いている。何故かと言えば、我が国には未だに上から下まで媚中派が健在だし、安倍総理まで2,000万人だったかも移民を云々と唱えている状態だからだ。

政治家も官僚も、護衛や取り巻きなどに先導させることなく、海外の中国化を自分の目で見て歩いて貰いたいものだ。私が極端な中国化の嵐に襲われているカナダはBC州のヴァンクーヴァーで広東から移住してきたと称するタクシー運転手の言動にこの美しい町の危機の芽を見たのは1990年代だった。その芽が今や花を咲かせてしまったと宮崎正弘は書いているのだ。我が国でも事態は看過できない方向に進んでいないか。