新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

12月19日と20日の出来事

2015-12-21 08:06:04 | コラム
サンフレッチェ広島は偉い:

実は18日の午前中から、おそらく私の不注意でPCを故障させてしまい、その対策を富士通に長々と電話で相談した結果で19日の午前中に修理のために引き取って貰うことに決めていた。19日の午前中には宅配業者に引き渡した後で高田馬場のSクリニックに新宿区の高齢者健康診断の結果を伺いに出た。結果は良好でまず一安心。午後1時半にはここまで迎えに来てくれた愚息の車で家内とともに代々木上原のYクリニックに向かった。

それから急遽新宿駅西口のビックカメラで部品を購入して臨時の代替用PCをセットアップしてもらった。完了後慣れないソフトの使い方を教えられて終わってみれば夜も11時。翌日からは不慣れなIMEのソフトと戦うかと胸を躍らすことなく就寝。

新?PCはプリンタに接続不能とかで生じた問題があった。それは年賀状の宛名書きを手で書かねばならないこと。どうなるかと恐る恐る試みれば1時間で20枚で、何とか先行きの見通しが立ったと勝手に一安心。だが、前夜にも苦戦したがバックアップをとっていなかったので、誰のメールアドレスも入っていないPCを抱えたことになってしまった。この問題は21日に愚息と佐藤氏のご協力で一部解決したのは有り難かった次第。

21日の午前中は愚息の依頼であった和文英訳でほぼ終わったが、長い間離れていた英訳には情けなるほど手間取った上に和文の解釈が不味くて、午後に何度か訂正版を送信せねばならなくなって少々自己嫌悪に襲われた。それでも何とか渡部亮次郎氏主宰の「頂門の一針」への投稿を終えて、期待していたサンフレッチェ広島対広州広大のサッカーに間に合った。何を期待していたかといえば、広島が中国代表に勝ってくれることであるのは、言うまで!もあるまい。既に私には未だに指導力のほどが見えない監督率いる寄せ集めの日本代表よりも単独テイームの広島の方が力があると思うと指摘してある。

一方の中国代表のクラブは中国とは言うが、中心にはかのブラジル代表選手がパウリーニョの他何名かいるし、監督のスコラーリもブラジル代表を率いていた実績もあるし、韓国代表までも入っている当に「クラブ」である。だが、広州がFCバルセロナに手玉に取られていた様子を見ていたことと、広島がリーヴェルプレートに善戦健闘した力から判断すれば、冷静な評論家としては勝機は十分にあると予測していた。

しかし、前半に私が冷静に広島のアナであると決めつけていたGKの林の判断の誤りで捕るべきシュートをパンチしたこぼれ球を、フリーで待っていた相手に蹴り込まれてしまった。だが、私は広島がDouglas(と書いてポルトガル語では「ドウグラス」と読ませているようだ)を温存してあったのでまだ望みを捨てないで済むと冷静に判断していた。

結果的には後半からドウグラスを投入した森保監督の作戦が功を奏して、彼と浅野の働きもあって見事に2点を取って世界第3位のクラブの座を勝ち取ったのは「偉い」と褒め上げるしかないと思う立派な出来だった。しかも広島にはドウグラスの他にはクロアチア人のミキッチがいるだけで、後は純粋に日本育ちであった。茶島のようにJリーグの試合には使ってもらった実績がない者が良い働きをしていたように、世代交代というよりも若手であり良い交代選手を数多く育てておいた森保監督の手腕も褒めておくべきだと思う。確かに青山や佐藤寿人のような優れた存在もあるが全日本的に傑出した名手ではなく、彼らを活かしまたこの2人が全体を上手く機能させているサッカーは、日本代表よりも優れていると思いたくさせてくれるのだ。

広島の勝利に大いに気分を良くさせて貰った後で、日テレが中継開始後30分も試合開始まで引っ張られたことにも腹も立てずに、FCバルセロナ対リーヴェルプレートの決勝戦を楽しく観戦することができた。結果は試合を見るまでもなく十分に予測できていた。残る関心と興味は準決勝に出てこなかったメッシとネイマールとスアレスが組めばどれほど楽しませてくるかにあった。

結論としてはリーヴェルプレートはバルセロナの敵ではなかったことが無残に立証されただけで、私にとってはバルセロナはこれまで見た外国のサッカーのテイームの中で最も素晴らしくて、また上手過ぎるとひたすら感心しているだけだった。南米のサッカーの上手い国の代表を数多く集めてメッシのような、どういう感覚をしているのかと思わせる優れものと組ませればあれほど凄いサッカーができるのだと感心して楽しめた。

終わってみれば9時半頃だっただろうか、長いサッカー漬けのようだった日が終わった。だが、実は昼飯前に高田馬場駅前のビッグボックス内のUNIQLOにHEATTECHの新製品と聞いた暖か下着「極暖」のズボン下(で良いのかな)が35%引きのセールをやっているとチラシで知らされていたので、好機逸すべからずと徒歩で!買いに行っていたのだった。と言うのも、こうでもしないと日課にしている散歩の時間が取れないほど多忙だった一日だったのだ。