新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

8月21日 その3 イボミが優勝してしまった

2017-08-21 14:51:07 | コラム
反日と抗日の文在寅大統領に思う:

文在寅大統領は当選してしまう前から危惧していた通りに振る舞っており、誠に不愉快極まる存在となってきた。不可逆的合意の再交渉を唱え出すだろうことは十分に予測できていたが、今度は徴用工問題で騒ぎ立てて、その像まで建てるとの事態を導き出した。安倍政権は彼がかかる運動を拡大しないように早めに手を打って「即刻停止させるべし」と強硬に「これを言うことで失うものがない」との姿勢を見せて欲しいと思っている。温和そうな岸田前外相ならいざ知らず、河野太郎君なら正面から申し入れに行くと密かに期待している。

文在寅大統領は「今や対日向けの理非曲直を弁えない言動にかまけている時期ではないことを十分に弁えて、アメリカにも十分に協力して、金正恩率いるDPRKを如何にして無謀な核開発やmissile発射等を控えさせるかに最善の努力を傾ける時期だと認識して行動すべきだ。金正恩と対話をしたいのならば、議題はこれ以外に何があるかという時だ。

そういうこの時期に、20日には私が個人的に尤も忌み嫌っている出来事が箱根の山中で起きた。それは他でもない、我が国の女子プロゴルファーたちが意気地なくも、またもやイボミを優勝させてしまったのだ。一体彼ら女子プロゴルファーは、韓国の女子プロゴルファーどもにスポンサー様方が出して下さる貴重な賞金を奪われれば気が済むのか。好い加減に目覚めて奮起して韓国勢を阻止すべきだ。

私は韓国では言わば国家的なプロジェクトとしてスポーツ選手の養成機関を設けて、優れた選手たちを育てているとは承知している。特に女子のゴルフでは、何も彼ら韓国勢にとっては憎き「イルボン」のみならず、かの美国(ミーグックでアメリカのこと)にも大挙して進出し、世界ランキングの上位を占める強豪が稼ぎまくっている。我が国に来ているのは言わば二軍級で、イボミなどはそのエース格である。

私は以前にも暴論と承知で唱えたことがあったが、それは「韓国の女子プロゴルファーが我が国のトーナメントに参加したいのならば、事前に祖国の政府に『もうこれ以上慰安婦問題で騒ぎ立てないことにしましょう』と申請し建議してからとの条件を付けよう」というものだった。

だが、あの不可逆的合意が成立した後に就任した文在寅大統領は、不当極まりないことにその合意の再交渉を言い出すだけには飽き足らず、今度はありもしない徴用工問題までを言い出した始末である。私は彼がそのような政治姿勢で我が国に刃向かう気ならば、対DPRK以上に厳しい制裁措置を講じても構わないと考えている。国交断絶だって視野に入れて交渉して欲しいくらいだ。

例えば、諸刃の剣となりかねないと承知で言うが、電子機器関連の部品の輸出を止めれば、サムソンなどは明後日にも立ち行かなくなってしまうはずだ。河野太郎君も就任早々でさぞやご多忙だろうが、DPRKと問題の内容は大いに異なるとはいえ、対韓国では世界を「アッ」と言わせるような鋭い外交政策を引っ提げて事に当たって貰いたい。


嘆きの夏か?(8月21日 その2)

2017-08-21 07:44:14 | コラム
折角夏に向けて準備したのに:

私は1994年1月末でリタイヤーした後では「私も年齢を重ねたし、今年の夏や冬を無事に乗り切れるのだろうか」と不安に思うようになっていた。論より証拠とでも言えるのだろうか、2006年の最初の心筋梗塞は1月だった。2度目の入院中に心臓マッサージをされる(された意識はないが、当たり前か)生命の危機に襲われたのは同年の8月だった。

2度目の心筋梗塞は2013年の8月で、退院できた後は気象病というのか「室内外の気温の落差」に悲しいほど苦しめられた。さて、3度目の中下降肢に血栓ができた時は2014年12月30日だった。その泰院直後の心不全も2月だった。このように夏と冬は見事に危険地帯ではなかった命の危険な季節なのである。

そこで、2017年の今年は5月頃から食事にも気をつけて炭水化物を控える等の手法で体重の増加を抑える等の他に、ジムにもキチンと週に3日は通って適度に運動をしてきた。それ以外にも暑さに備えて某不動産会社から贈られた扇子を外出時には必ず持ち歩き、ポカリスエットも500 mlのボトルで携行するようにしていた。それだけではない、7月末には度付きのサングラスも経済的な価格で準備した。

ところが、「世の中とはこういうもの」(得意の英語の講釈をすれば “That’s the way things happen.”である)とは良くも言ったもので、8月に入ってから雨が降らなかった日はなく、気温も上がらずに日照時間も最低限とあれば、サングラスは言うに及ばず折角の扇子などは全く出番がなかったのである。誠に残念至極と言いたいところだが、危険な季節だったはずの夏が今日までの所、何とか平穏無事に過ごせてきたのだった。

であれば、整えておいた準備が役に立たなかったことを嘆くよりも、ここまで夏を何事もなく過ごせたことを、お天道様に感謝すべきはなかったかと考えている次第だ。だが、肝腎のお天道様は今朝も現れていない状態だ。

トランプ大統領が不安だ

2017-08-21 06:37:46 | コラム
各位

大変失礼いたしました。これが昨20日の「その1」となるべきものでしたが、お恥ずかしながら掲載を忘れて「その2」のみを載せてしまいました。


畏メル友・O氏とのトランプ大統領についての意見交換:


O氏はそもそもトランプ大統領の支持派で「アメリカの政治に新たなパラダイムを導入してアメリカと世界の改革を図っておられる」と評価しておられた。私は元の同僚L氏がトランプ候補の頃に形容した“disaster”に共鳴したほどで、トランプ大統領の無知を批判してきたのである。O氏は私の「アメリカが不安だ」を読まれて「理解できない」と言われたので、ここから出発して意見交換に入って行った。

私は下記のように信ずるところを述べて「不安論」を補強していった。

(1)私はトランプ大統領は極力オバマ大統領の手法を引き継がないで、自分独自のやり方で「アメリカファースト」と「アメリカを再び偉大に」を目指しているのだと思うのです。だが、具体的な方法が余りにも稚拙で粗雑です。景気回復もオバマ時代の政策の名残で、彼の独自色が出ていません。持論であったNAFTAの改定の協議に入って行くようですが、如何なる成果が挙がるかは興味深い見物になるでしょう。

トランプ大統領が次々に打ち出した独自の政策は世界に存在感を示したとも言えるとは思います。だが、私は習近平にもプーテインにも真の意味での敬意を表されていないと思っております。あれほど内政面で躓きが多ければ、金正恩も舐めてかかるのは仕方がないかと危惧しております。

以上を総合して到底評価できる大統領ではないと見ております。私は彼の無知と不勉強を当初から批判し続けてきました。そして、トランプ氏は未だに勉強不足で世界を変えるどころか、その変化に追い付いていないと見ております。この点は、Oさんの評価との大きな違いです。独自色はあっても目に見える成果が乏しいのです。この見解の差は現時点で議論しても無駄ではありませんか。

(2)来年の今頃になってアメリカがどうなっているかを見れば、初めてトランプ大統領の政治が如何なる効果を発揮できたかが解ると思います。私はトランプ大統領は「アメリカを今から何処に向けて、どうやって引っ張っていくのかが問題だ」と思うのです。ビジネスの世界では側近が次々に去られるか、または解任するCEOなど、見たことも聞いたこともありません。

私が単独で勝手にトランプ大統領批判を展開しているのではありません。私の元の同僚も友人たちに加えて、YM氏もSM氏も同様にトランプ批判派です。私一人の見解だと思って頂きたくないのです。私はOさんの金融業界とは違うアメリカの製造業界での経験と知り得た「アメリカとは」の知識に基づいての自分の意見を述べております。主張することの基盤が異なれば意見が違って当然だと思うのです。

私は、以前にも申し上げたように「大所高所から語っておりません。自分の地ベタを這いずり回っていたような経験から得た知識の範囲からトランプ大統領批判を展開している」と、ご理解願います。その点から見れば、トランプ大統領は不安だとなります。

(3)トランプ様の支持率が40%を切っていると思います。だが、そんな率を云々するよりも、彼を支持する層が非知識層以下というか、今までの少数民族(英語の表現では“minorities”と複数になっている)即ち、プーアホワイト等以下である点が怖いのです。アメリカがこのような非知識階層に選ばれた者が指導者になってしまう状況になったのは如何なものかとも考えております。

私が知り合ったというか知り得た所謂上位1~5%の層の人たちには優秀な人が数多くいました。彼らが先頭に立って支配してきたのがアメリカであり、私はそこがアメリカの優れた点の一つだだと認識していました。だが、退職して23年も過ぎれば、アメリカも変わるのだということでしょうか。その変化をもたらすような移民を入れてしまったのもアメリカ人です。

私の知人の中には「アメリカ建国当時にはイスラム教徒など一人もいなかった」と、現在のようなイスラム教とその教徒の影響が顕著となったことを嘆く者たちもいます。トランプ様がイスラム教徒締め出しを図ったのも、そういう考え方を持つ白人のアメリカ人だからかとも考えます。

(4)このような私の考え方はOさんが考えておられる以上に一般的に普及していることだと理解しております。誰が調査した訳ではなく周知の事実だと思っております。少なくとも、私が知る限りの、少数民族ではない人たちに、トランプ支持派はそれほど多くないと思います。私の元同僚や友人・知己には彼の支持者はいませんでした。

私がトランプ大統領はがその低層の支持者向けに何か言う場合には独特の言葉遣いがあると指摘しています。それはあのTwitterを見れば明らかです。彼は彼の支持層の人たちにも解りやすい言葉で表現しています。公式な場合に派原稿を読んでいる時もあり、明らかにそれなりのチャンとした言葉遣いになります。そして、トランプ大統領は少なくとも30%はいる彼の低層の支持者向けの公約を懸命に実行しています。

その現れの一つが「job(マスコミはこれを雇用と訳すのは誤りと繰り返して指摘しました)の増大」です。彼はそれを確約して当選したのですから、努力しておられるうです。トヨタにも迫ったではありませんか。彼が増やそうとするjob(=職か仕事)は彼の支持層である労働者階級と少数民族向けが主体です。

(5)結びですが、アメリカ市民でもない私がここまでトランプ大統領を批判を展開するのは僭越かと思います。トランプ大統領の礼賛は彼の支持派にお任せしておけば良いと考えております。