新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

9月8日 その3 山尾志桜里の不思議

2017-09-08 17:59:34 | コラム
山尾志桜里は何故離党を選んだのだろう:

何も身体的に不倫に及んでいなかったと言うのならば、何故彼女は離党を選んだのだろう。党に迷惑をかけて申し訳ないことは離党に値するということか。私はあれでは「不倫を致しました」と言外に認めたことになるのではと思って聞いていた。元検事と現職の弁護士が「同じ部屋に入っただけで云々」を知らないはずはなかろうに。

お陰で、テレビではこの件と清宮幸太郎が打ったのたうたないのというニュースばかり。DPRK問題の方が遙かに深刻な案件だろうに。


9月8日 その2 対話でDPRKを説得しようというはかない夢

2017-09-08 17:48:55 | コラム
トランプ大統領は足下を読まれているのでは:

私はプーテイン大統領も習近平もトランプ大統領の足下を読み切って実に狡猾に振る舞っている辺りは、役者が2枚も3枚も上だと思うのです。トランプ様は本日も「アメリカが軍事力を使えばDPRKには悲しい(sadと聞こえました)時が来るだろう」などと威嚇しておられましたが、アメリカに核保有国として認めさせようと狙う金正恩が核放棄をする訳がないのです。

では、対話(dialogueと言っています)をして核を放棄させられるのでしょうか。プーテイン大統領も習近平もあり得ないことと割り切っていますから、UNが言う制裁などを平気で無視すると思います。だからこそ、シレッとして制裁よりも対話だなどと言えるのでしょう。

こんな茶番を金正恩は心の底から嘲笑って「日本は直ぐ近隣に核兵器も missile も保有する国があるのを忘れるな」などと我が国を威嚇するのでしょう。一体全体、DPRKに軽くあしらわれているのはアメリカでしょうか中国でしょうか、それともロシアでしょうか。では安倍総理は?


DPRKとの対話

2017-09-08 07:53:06 | コラム
何処の誰が対話をするのだろうか:

安倍総理のプーテイン大統領との会談でも、ロシアの対DPRKに対するより一層の経済制裁についての賛同は得られなかったようだ。総理は難航を予想された上で赴かれたのだろうと見ていたが、プーテイン大統領の姿勢は変わらなかったようだ。ここでも「対話」が言われたようだが、私はこんなに具体性を欠いた対策案では金正恩がほくそ笑むだけではないかと思っている。

いや、具体性はあるのかも知れない。即ち、金正恩とDPRKに核兵器を永久に放棄させることが究極の目的だろう。保留だの一時的閉鎖などで折り合ってはならないことのようだ。果たして、金正恩が聞く耳を持っているのだろうかと考えてしまう。

そもそも対話・対話と言ってきたのは新参者で親北の文在寅大統領であり、彼の対話の狙いは核の放棄などにある訳がなく、彼が理想乃至は悲願とする南北朝鮮の統一だろう。また、彼が金正恩を説得して核放棄をさせるとは到底考えられないし、そのような考えはないだろう。であれば、文在寅大統領は対話の不適格者となる。

残るは、アメリカならばトランプ大統領か、テイラーソン国務長官辺りとなるのだろう。中国ならば習近平なのだろうが、彼が本気で核放棄を説得するのだろうかと疑ってしまう。残るは我らが安倍晋三総理だが、彼は積極的制裁強化論の先頭にあるし拉致問題も抱えておられるので、金正恩が素直に対話に応じてくるかと疑問に思ってしまう。

ここまで述べてきて対話と言っている連中は、経済制裁の一層の強化が如何なる結果を生み出すかを嫌って、実現が疑問であり実現したとしても核の放棄に金正恩が応じる訳がないと承知の上で責任逃れを図っているのではないかと、私は真剣に疑っている。金正恩がアメリカに核保有国として認めさせるのが最終の狙いであれば、UNのSCの決定などに従順に素直に従う訳がないだろう。

私はトランプ大統領が金正恩と対話する以外に残された選択肢はないのではないかと思う。だが、それが実現するとして、金正恩がのこのことワシントンDCまで出ていくのだろうか。まさか、トランプ大統領が平壌まで飛んでいくのだろうか。トランプ大統領がアメリカの威厳も大統領の自尊心をも忘れられるのだろうか。彼はそれが残された限りある選択肢の一つだとご承知だろうか。