アメリカ対DPRKの首脳会談の最大にして最重要課議題:
「非核化」(=denuclearization)こそが最重要な議題である事は論を待たないと思う。アメリカ側でもDPRK側でも世界中でも、如何にしてDPRKを非核化させるかが論じられているし、マスコミも大きく採り上げている。この点に関しては私でさえも解ることで「何時、何処で、誰が、どのようにして非核化が完了したと認定できるのか」(この辺りが巷間伝えられているCVIDの“V”の部分)即ち verify のところだろう。
一口に「非核化」とは言うが、一体「DPRKにどれほどの核兵器乃至は核実験用の施設があるか」を「何処の国かUNかが非核化かの作業開始の前に、どのようして調査するのだろうか。アメリカ乃至はUNにでも極秘に調査した資料が完備しているのだろうか。またはDPRKの自主申告に依存するのだろうか。非常に重要な事柄だと思うが、私には何処かにある何を排除するのかなと思う以外は、皆目見当もつかない。
また、“V”即ち、verify という作業乃至は verification の作業は、何処の国乃至はどの機関が担当するのだろうか。DPRKは以前にIAEAを排除したかの記憶があるが、今回はトランプ大統領はそういう細部までお決めになる予定で会談に臨まれるのだろうか。DPRKといえども主権国家である。事前の取り決め無しにアメリカ乃至は第三国かUNの調査団を「はい、そうですか」と受け入れるのだろうか。仮にアメリカ一国だけの調査と作業に合意されたとして、アメリカにそこまでの態勢が直ちに整うのだろうか。
更に、具体的に核兵器なり何なりをDPRKから排除する段階に至ったとして、何処でどのようにして非核化するのかなどは単なる一市民に過ぎない私には見当もつかないのだ。国外に運び出すことなど政治的にも物理的に可能とは考えにくいのである。中国にでも受け入れて貰うとでの言うのだろうか。疑問に思わざるを得ないのだが。国内で破壊することなどもあり得ないとも思うのだが、如何なものだろうか。
何れにせよ、「非核化」を開始すれば、制裁なるものもUNのSecurity Councilが作業開始ともに直ちに解除に合意するものなのだろうか。いや、どの時点で誰が「解除しても良し」と認定するのだろうか。私でもアメリカは非常に難しい問題に敢えて挑戦して抱えたものだと思案している次第だ。しかも、報道によれば「金正恩委員長は核兵器の放棄の代償に『体制の維持』を望んでいる」とのことだが、トランプ大統領は何時如何なる時点で、如何なる根拠で「維持」を承認する予定なのだろうか。
今や「蚊帳の外」なる我が国が置かれているかの如き立場を表現する言葉をマスコミが好んで用いるが、私はトランプ大統領と金正恩委員長の歴史的な首脳会談の落ち着く先乃至は結果などとは全く縁もゆかりもない、蚊帳の中に入ったこともない一日本国民に過ぎない。だが、上記のように一寸考えただけでも、「非核化」には非常に複雑で且つ難しい決定を必要する事案が数多く含まれているものだと思わざるを得ないのだ。この複雑さをトランプ大統領は「快刀乱麻を断つ」が如くに解決されることを願うだけだ。
「非核化」(=denuclearization)こそが最重要な議題である事は論を待たないと思う。アメリカ側でもDPRK側でも世界中でも、如何にしてDPRKを非核化させるかが論じられているし、マスコミも大きく採り上げている。この点に関しては私でさえも解ることで「何時、何処で、誰が、どのようにして非核化が完了したと認定できるのか」(この辺りが巷間伝えられているCVIDの“V”の部分)即ち verify のところだろう。
一口に「非核化」とは言うが、一体「DPRKにどれほどの核兵器乃至は核実験用の施設があるか」を「何処の国かUNかが非核化かの作業開始の前に、どのようして調査するのだろうか。アメリカ乃至はUNにでも極秘に調査した資料が完備しているのだろうか。またはDPRKの自主申告に依存するのだろうか。非常に重要な事柄だと思うが、私には何処かにある何を排除するのかなと思う以外は、皆目見当もつかない。
また、“V”即ち、verify という作業乃至は verification の作業は、何処の国乃至はどの機関が担当するのだろうか。DPRKは以前にIAEAを排除したかの記憶があるが、今回はトランプ大統領はそういう細部までお決めになる予定で会談に臨まれるのだろうか。DPRKといえども主権国家である。事前の取り決め無しにアメリカ乃至は第三国かUNの調査団を「はい、そうですか」と受け入れるのだろうか。仮にアメリカ一国だけの調査と作業に合意されたとして、アメリカにそこまでの態勢が直ちに整うのだろうか。
更に、具体的に核兵器なり何なりをDPRKから排除する段階に至ったとして、何処でどのようにして非核化するのかなどは単なる一市民に過ぎない私には見当もつかないのだ。国外に運び出すことなど政治的にも物理的に可能とは考えにくいのである。中国にでも受け入れて貰うとでの言うのだろうか。疑問に思わざるを得ないのだが。国内で破壊することなどもあり得ないとも思うのだが、如何なものだろうか。
何れにせよ、「非核化」を開始すれば、制裁なるものもUNのSecurity Councilが作業開始ともに直ちに解除に合意するものなのだろうか。いや、どの時点で誰が「解除しても良し」と認定するのだろうか。私でもアメリカは非常に難しい問題に敢えて挑戦して抱えたものだと思案している次第だ。しかも、報道によれば「金正恩委員長は核兵器の放棄の代償に『体制の維持』を望んでいる」とのことだが、トランプ大統領は何時如何なる時点で、如何なる根拠で「維持」を承認する予定なのだろうか。
今や「蚊帳の外」なる我が国が置かれているかの如き立場を表現する言葉をマスコミが好んで用いるが、私はトランプ大統領と金正恩委員長の歴史的な首脳会談の落ち着く先乃至は結果などとは全く縁もゆかりもない、蚊帳の中に入ったこともない一日本国民に過ぎない。だが、上記のように一寸考えただけでも、「非核化」には非常に複雑で且つ難しい決定を必要する事案が数多く含まれているものだと思わざるを得ないのだ。この複雑さをトランプ大統領は「快刀乱麻を断つ」が如くに解決されることを願うだけだ。