八村塁、大阪なおみ、サニブラウン・ハキームに思う:
何故錦織圭君が抜けているかと訝る方もおられるだろう。本音を言えば内心では非常に微妙なことになるかも知れないと危惧する問題を採り上げようとしているのだ。
八村塁君:
先ほどジムから帰ってヒルオビだかを見ればゴンザガ大学に行ってバスケットボールをやっていた八村塁君が世界のバスケットボールの最高峰であるNBAのドラフトで1巡目に指名され、ウイザーズに入団が決まったと報じていた。これは将に素晴らしい快挙であって大いに祝福すべきことだと思う。
私は幸いにも在職中に何度もNBAのゲームを見る機会があったので、それがどれほど凄いことかが解る。彼は本場アメリカの強豪大学に行ったからこそ天与の素質を伸ばせたのだろう。ご存じでない方の為に付記しておけばアメリカの大学の運動部では成績が悪いと試合には出さないというのが一般的である。
実は、私はバスケットボールは本職だったサッカーに次ぐ得意なスポーツで、高校の頃には身長のハンデイキャップをものともせず、学年のバスケットボール部員以外の5人に選ばれていたほど好きな競技だった。何故上手くやれたのかといえば、サッカーをやっていればそれなりにスピードがある動きが出来るし、パスの理屈はサッカーと同じなので、気が合う仲間と組めば十分に楽しめたのであった。
サニブラウン・ハキーム君:
次は100 m走で日本記録の9.97秒を叩き出したサニブラウン・ハキーム君。Wikipediaのお陰でSani Brownが名字だと知り得た。彼もアメリカの優れた指導法のお陰で矢張りその持てる素質を遺憾なく伸ばして、0.01秒の差でも桐生祥秀君を追い越せたのだろう。大方の専門家はサニブラウン君には未だ伸びしろがあると見ているようだ。彼の他にも期待されている走者にはケンブリッジ飛鳥君もいるではないか。
大阪なおみさん:
さて、大阪なおみさんである。私は彼女がUSとオーストラリアオープンを制した後でも「あの勝ちは出会い頭ではないか」という疑いを捨てきれなかった。彼女が少なくとも私の知らないところから突如として現れ、その抜群と見える素質を活かして急速に腕を上げて、世界的な大会を連覇しても「あれが彼女の正味の実力が発揮された結果である」とは信じられなかった。確かに希に見る素材である事は否定しないが、グランドスラム以外で遙か下のランキングの選手にコロリと負けてしまうのを続けざまに見せられては「何処までが正味の実力なのか」と疑いたくもなるのだ。
ここまでに採り上げた3人の選手たちは抜群の素質と体格と体力を十二分に活かして世界という場で力を発揮して結果を残してきた。何処かの局で使っていた表現は「両親の何れかが日本人ではない人たち」という解ったようで解らないことを言っていた。全員の父親がアフリカ系であるとは言いにくかったのだろう。かく申す私だってこう言ってしまったことは「大いなる過ちを犯したことになるかも知れない」と本当に密かに怖れている。
こういう両親の下に育ってきた運動選手たちは上記以外にもNPBにはオコエ君もいれば、ヴァレーボールにもいるし、サッカーにもいると思う。少なくとも私が一寸見ただけでも、非常に優れた素質の持ち主であると解る。私はアメリカでMLB、NFL、NBAの試合を何度も見てきたので、アフリカ系の選手たちの身体能力等の凄さは十二分に解っている。また微妙な表現になるが、何かと言えば人種差別を云々されるアメリカで、アフリカ系アメリカ人たちがどのように看做されているかも承知している。
結び:
ういう両親の下で育った我が国の選手たちが世界最高峰の場で活躍してくれていることは大いに結構で、景気がどうのとか、2,000万円の蓄えがないとどうのとか、余り気分良くない話題が多い時に、八村塁君がNBAのドラフトで1位指名されたなどというのは、2,000万円問題などに引っかけて野党どもが安倍内閣を責め立てて問責だの不信任案を出すなどという話題よりも遙かに気分を良くしてくれる事柄である。八村塁君には夢の世界だったNBAでも思う存分やってくれることを期待しよう。
何故錦織圭君が抜けているかと訝る方もおられるだろう。本音を言えば内心では非常に微妙なことになるかも知れないと危惧する問題を採り上げようとしているのだ。
八村塁君:
先ほどジムから帰ってヒルオビだかを見ればゴンザガ大学に行ってバスケットボールをやっていた八村塁君が世界のバスケットボールの最高峰であるNBAのドラフトで1巡目に指名され、ウイザーズに入団が決まったと報じていた。これは将に素晴らしい快挙であって大いに祝福すべきことだと思う。
私は幸いにも在職中に何度もNBAのゲームを見る機会があったので、それがどれほど凄いことかが解る。彼は本場アメリカの強豪大学に行ったからこそ天与の素質を伸ばせたのだろう。ご存じでない方の為に付記しておけばアメリカの大学の運動部では成績が悪いと試合には出さないというのが一般的である。
実は、私はバスケットボールは本職だったサッカーに次ぐ得意なスポーツで、高校の頃には身長のハンデイキャップをものともせず、学年のバスケットボール部員以外の5人に選ばれていたほど好きな競技だった。何故上手くやれたのかといえば、サッカーをやっていればそれなりにスピードがある動きが出来るし、パスの理屈はサッカーと同じなので、気が合う仲間と組めば十分に楽しめたのであった。
サニブラウン・ハキーム君:
次は100 m走で日本記録の9.97秒を叩き出したサニブラウン・ハキーム君。Wikipediaのお陰でSani Brownが名字だと知り得た。彼もアメリカの優れた指導法のお陰で矢張りその持てる素質を遺憾なく伸ばして、0.01秒の差でも桐生祥秀君を追い越せたのだろう。大方の専門家はサニブラウン君には未だ伸びしろがあると見ているようだ。彼の他にも期待されている走者にはケンブリッジ飛鳥君もいるではないか。
大阪なおみさん:
さて、大阪なおみさんである。私は彼女がUSとオーストラリアオープンを制した後でも「あの勝ちは出会い頭ではないか」という疑いを捨てきれなかった。彼女が少なくとも私の知らないところから突如として現れ、その抜群と見える素質を活かして急速に腕を上げて、世界的な大会を連覇しても「あれが彼女の正味の実力が発揮された結果である」とは信じられなかった。確かに希に見る素材である事は否定しないが、グランドスラム以外で遙か下のランキングの選手にコロリと負けてしまうのを続けざまに見せられては「何処までが正味の実力なのか」と疑いたくもなるのだ。
ここまでに採り上げた3人の選手たちは抜群の素質と体格と体力を十二分に活かして世界という場で力を発揮して結果を残してきた。何処かの局で使っていた表現は「両親の何れかが日本人ではない人たち」という解ったようで解らないことを言っていた。全員の父親がアフリカ系であるとは言いにくかったのだろう。かく申す私だってこう言ってしまったことは「大いなる過ちを犯したことになるかも知れない」と本当に密かに怖れている。
こういう両親の下に育ってきた運動選手たちは上記以外にもNPBにはオコエ君もいれば、ヴァレーボールにもいるし、サッカーにもいると思う。少なくとも私が一寸見ただけでも、非常に優れた素質の持ち主であると解る。私はアメリカでMLB、NFL、NBAの試合を何度も見てきたので、アフリカ系の選手たちの身体能力等の凄さは十二分に解っている。また微妙な表現になるが、何かと言えば人種差別を云々されるアメリカで、アフリカ系アメリカ人たちがどのように看做されているかも承知している。
結び:
ういう両親の下で育った我が国の選手たちが世界最高峰の場で活躍してくれていることは大いに結構で、景気がどうのとか、2,000万円の蓄えがないとどうのとか、余り気分良くない話題が多い時に、八村塁君がNBAのドラフトで1位指名されたなどというのは、2,000万円問題などに引っかけて野党どもが安倍内閣を責め立てて問責だの不信任案を出すなどという話題よりも遙かに気分を良くしてくれる事柄である。八村塁君には夢の世界だったNBAでも思う存分やってくれることを期待しよう。