新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

G20はどうなる

2019-06-17 15:44:54 | コラム
習近平主席と文在寅大統領が・・・:

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」の6月14日号によれば、習近平主席には直前になって参加キャンセルの恐れがあると報じられていた。その辺りを宮崎正弘氏の国際ニュース・早読み」から引用してみよう。

>引用開始
居心地の良さはロシアとキルギスで終わり、つぎの不愉快な旅が待っている。

この快適な旅が終わり、つぎに待っているのが米国から突きつけられた諸要求を飲むのか、飲まないのか。大阪のG20への出席は習近平にとって、いまや不愉快千万のイベントなのである。

「もしトランプ大統領と習近平の大阪における首脳会談が実現しなければ、トランプ大統領はもっと強硬な対中制裁措置を準備している。中国からはまだ公式的な返答がない」とラリー・クドロー国家経済会議議長は6月13「日、ピーターソン國際経済研究所における講演で表明した。

日本がやきもきし始めた。28日からの大阪G20ホスト国として、共同声明がどうなるかも不透明になった。一斉に香港問題への言及があって中国を糾弾するような内容になれば、北京としては立つ瀬もなくなるだろう。習近平が来日を直前にキャンセルする可能性が浮上した。

孤立無援、四面楚歌は習近平だけではなく、韓国の文在寅大統領も、あらゆる策謀が成就せず、やけくそで来日キャンセルに追随する可能性がある。

まして24日に予定されるペンス副大統領の演説は人権問題、中国のチベットとウィグルにおける血の弾圧が「人権を擁護する国につくのか」「人権弾圧の国につくのか」と踏み絵を踏ませるがごとく、参加国に鋭く問いただし、世界へ向けて中国封じ込め、中国制裁を明確に呼びかける内容となるだろうとワシントンでは予想されている。

<引用終わる

大阪府下の千里における交番の警官からの拳銃強奪事件が今朝ほど犯人の逮捕で早期に終わって、大きく採り上げられていたG20に対する悪影響の懸念は一掃されたと思えば、今度はこれらの両首脳の出席が懸念が指摘されている事態となったようだ。習近平主席は確かにトランプ大統領との間には宮崎氏が指摘されたような大問題を抱えておられるし、文在寅大統領も我が国との間に創り出した諸問題に対して未だに態度の表明がなければ、安倍総理との首脳会談が見込み薄ともなれば、参加されない危険性があるかと思って宮崎氏のニュースを読んでいた次第だ。