アメリカにおける支配階層(知識階級/富有層)とは:
1970年代後半にW社の上司乃至は幹部に教えられたことは「アメリカで年俸が5万ドルを超えている者は、全体の3~5%程度である」という、やや意外な点と「真の富有層とはアッパーミドルと称されている者たちが含まれる。その中では当部の部長の1人が典型的だ。彼は長男と長女をIvy Leagueの一校を含めた有名私立大学に入れた。その2人にかかる年間の教育費は3万ドルを超える授業料を含めて、軽く10万ドル以上に達する。だが、その額は彼にとっては小遣いのほんの一部を割愛する程度だ」だった。当時の為替レートから考えれば途方もない金額だった。
このような富裕な階層に属していない者たちが州立大学を目指すのだそうだ。そこでも、当時の授業料は1万5千ドル程度と聞かされていたので、寮費や教科書等の教材の費用を考えれば、ここでは年間に2万ドルを超えるのだ。故に、上記の例のように2人を就学させれば、仮令年俸が5万ドルと最高限度にあったとしても、生活は成り立たなくなる。その点は州立大学でも奨学金や学生ローンに依存していたようだった。私はこの辺りがミドルクラスの範疇に入るのだろうと解釈していた。
なお、21世紀の今日では東海岸のIvy Leagueの8大学や、西海岸の名門私立のスタンフォード大学や南カリフォルニア大学等になると、年間の学費は優に10万ドルを超える時代になっていると聞かされている。それでは1人でも子弟をこのような私立大学に送り込んでいる人たちの年収はどれくらいに達しているだろうかと、考え込まされてしまう。そして、その精々5%と看做されている人たちがアメリカの政治・経済を支配していると見て良いと思う。勿論と言うべきか、トランプ大統領の年収などは天文学的に近い額かなと思わせられるのだ。
1970年代後半にW社の上司乃至は幹部に教えられたことは「アメリカで年俸が5万ドルを超えている者は、全体の3~5%程度である」という、やや意外な点と「真の富有層とはアッパーミドルと称されている者たちが含まれる。その中では当部の部長の1人が典型的だ。彼は長男と長女をIvy Leagueの一校を含めた有名私立大学に入れた。その2人にかかる年間の教育費は3万ドルを超える授業料を含めて、軽く10万ドル以上に達する。だが、その額は彼にとっては小遣いのほんの一部を割愛する程度だ」だった。当時の為替レートから考えれば途方もない金額だった。
このような富裕な階層に属していない者たちが州立大学を目指すのだそうだ。そこでも、当時の授業料は1万5千ドル程度と聞かされていたので、寮費や教科書等の教材の費用を考えれば、ここでは年間に2万ドルを超えるのだ。故に、上記の例のように2人を就学させれば、仮令年俸が5万ドルと最高限度にあったとしても、生活は成り立たなくなる。その点は州立大学でも奨学金や学生ローンに依存していたようだった。私はこの辺りがミドルクラスの範疇に入るのだろうと解釈していた。
なお、21世紀の今日では東海岸のIvy Leagueの8大学や、西海岸の名門私立のスタンフォード大学や南カリフォルニア大学等になると、年間の学費は優に10万ドルを超える時代になっていると聞かされている。それでは1人でも子弟をこのような私立大学に送り込んでいる人たちの年収はどれくらいに達しているだろうかと、考え込まされてしまう。そして、その精々5%と看做されている人たちがアメリカの政治・経済を支配していると見て良いと思う。勿論と言うべきか、トランプ大統領の年収などは天文学的に近い額かなと思わせられるのだ。