英語の名称のカタカナ表記について:
私は我が国で広く使われている英語(ここでは英語だけに限定して論じるが)の普通名詞や固有名詞のカタカナ表記には、「如何なものか」と思わせられる例が多過ぎるので、ここにあらためて採り上げで論じようと思うのだ。
つい先頃、オリンピックのゴルフの部で優勝したNelly Kordaさんの名字を、マスメディアは挙って平然と「コルダさん」としたことを私は批判して「コーダ」であるべきだと主張した。そういう背景には、アメリカの元の同僚や知人たちの意見を聞いて「コーダである」と確認してあった。この主張については色々とご意見を賜ったが、私は「どうカタカナで表記されようとご勝手だが、英語の本当の読み方から外れた表現にするのは好ましくない」と考えているし、この線から引く(譲歩する)ことは考えていない。
そこに以前から「おかしい」と指摘してきた、アメリカのワクチン製造企業であるModernaを、何処の新聞社かテレビ局か通信社か知らないが、またしても“r”の後ろに英語にはありもしないお定まりの“u”を付けて「モデルナ」として、遍く日本中に普及させてしまった。私流に言えば「アメリカに存在しないモデルナという会社が、異物を混入させたワクチンをスペインから我が国に輸出してきたとの報道をしているのと同じだ」となる。
アメリカでは「モデルナ」とは言われていないことは、テレビのニュースで流れたアメリカのお医者様が「マダーナ」と言っておられたのを確認してあったし、私の友人や知人たちに「マダーナ」(百歩譲っても「モダーナ」)であると確認して貰ってある。
こう言えば、また反論乃至は「表現の仕方を考え直した方が」というご意見を頂戴するかも知れない。それは謹んで拝聴するつもりだ。だが、カタカナ語製造業者やマスコミの担当者に聞きたいことがある。それは「貴方たちは“percent”を『ペルセント』と表記するか」であるとか「慈悲を意味する“mercy”を『メルシー』と表記するか。それだとフランス語の『有り難う』である“merci”の発音になってしまうがどうする」なのである。“mercy”の発音は「マーシー」でしかあり得ないのだ。体温計だって“thermometer”だが「テルモメーター」という発音ではない。
私は「絶対的に英語の発音に準拠してカタカナ表記せよ」と主張しているつもりはない。言いたい事は「恣意的に“r”の後にありもしない“u”を付けて表記するのはお辞めになった方が良くはありませんか」と言いたいのだ。でも、不思議でならないのが河野太郎大臣。あれほど立派な英語力を持ちながら、担当の分野のModerna社を何に迎合したのか「モデルナ」と言っておられる感覚は理解不能だ。何故、記者会見ででも報道陣に対して、「誤りで」なければ「おかしい」と指摘されないのかな。
私は我が国で広く使われている英語(ここでは英語だけに限定して論じるが)の普通名詞や固有名詞のカタカナ表記には、「如何なものか」と思わせられる例が多過ぎるので、ここにあらためて採り上げで論じようと思うのだ。
つい先頃、オリンピックのゴルフの部で優勝したNelly Kordaさんの名字を、マスメディアは挙って平然と「コルダさん」としたことを私は批判して「コーダ」であるべきだと主張した。そういう背景には、アメリカの元の同僚や知人たちの意見を聞いて「コーダである」と確認してあった。この主張については色々とご意見を賜ったが、私は「どうカタカナで表記されようとご勝手だが、英語の本当の読み方から外れた表現にするのは好ましくない」と考えているし、この線から引く(譲歩する)ことは考えていない。
そこに以前から「おかしい」と指摘してきた、アメリカのワクチン製造企業であるModernaを、何処の新聞社かテレビ局か通信社か知らないが、またしても“r”の後ろに英語にはありもしないお定まりの“u”を付けて「モデルナ」として、遍く日本中に普及させてしまった。私流に言えば「アメリカに存在しないモデルナという会社が、異物を混入させたワクチンをスペインから我が国に輸出してきたとの報道をしているのと同じだ」となる。
アメリカでは「モデルナ」とは言われていないことは、テレビのニュースで流れたアメリカのお医者様が「マダーナ」と言っておられたのを確認してあったし、私の友人や知人たちに「マダーナ」(百歩譲っても「モダーナ」)であると確認して貰ってある。
こう言えば、また反論乃至は「表現の仕方を考え直した方が」というご意見を頂戴するかも知れない。それは謹んで拝聴するつもりだ。だが、カタカナ語製造業者やマスコミの担当者に聞きたいことがある。それは「貴方たちは“percent”を『ペルセント』と表記するか」であるとか「慈悲を意味する“mercy”を『メルシー』と表記するか。それだとフランス語の『有り難う』である“merci”の発音になってしまうがどうする」なのである。“mercy”の発音は「マーシー」でしかあり得ないのだ。体温計だって“thermometer”だが「テルモメーター」という発音ではない。
私は「絶対的に英語の発音に準拠してカタカナ表記せよ」と主張しているつもりはない。言いたい事は「恣意的に“r”の後にありもしない“u”を付けて表記するのはお辞めになった方が良くはありませんか」と言いたいのだ。でも、不思議でならないのが河野太郎大臣。あれほど立派な英語力を持ちながら、担当の分野のModerna社を何に迎合したのか「モデルナ」と言っておられる感覚は理解不能だ。何故、記者会見ででも報道陣に対して、「誤りで」なければ「おかしい」と指摘されないのかな。