自民・公明両党で安定過半数を確保:
先ずは一安心の結果だった。私の政治に関する知識と情報はテレビや新聞が提供してくれるニュースと、政治評論家や専門家が言っていること以外の情報源は持っていない。尤も、週刊誌も読んでいるが。また、自慢にならないそうだが、今から68年前に選挙権を与えられて以来、如何なる場所の選挙区ででも候補者に出会ったこともなく、彼らから接触されたこともない。橘玲氏ではないが「無知なるが儘」に投票してきた、危ない有権者だったかと反省しきりだ。その無知振りを反省しつつ、今回の選挙についての感想を幾つか述べてみよう。
*落選者:
昨夜は10時近くまでテレビ局の速報を見ていたが、大勢が解ったところで寝てしまった。結果の詳細は今朝4時のNHKのニュースで確認した。各選挙区や比例の当選者を見て感じたことを挙げてみよう。それは、選挙区で落選した人、落選しても比例で救われた有力な人の顔を見ていると、圧倒的に世襲の議員ではなかった人が多いのだ。
それらの方々は順序不同で行けば、石原伸晃(父親は石原慎太郎君だが、世襲の範疇には入らないと判定)、甘利明、野田毅、桜田義孝。金田勝年、若宮健嗣、原田義昭、山本幸三、辻元清美、平野博文等々である。この現象は「世襲ではなくて政治を家業としていない人たちは、能力が低いと」いう意味ではあるまいとは思う。だが、世襲の意義をあらためて考えねばなるまいかと、少しだけ感じた。
*甘利明自民党幹事長の比例復活:
この選挙区での落選には考えさせられた。岸田総理が何事にも優先して甘利明氏を幹事長に任命したのだそうだが、その途端に野党と共同(カタカナ語にすれば「コラボ」か)するマスコミが一斉にあの何年前のことだったか俄に思い出せない「秘書の金銭受け取り」の説明責任とやらを果たしていないと、うるさく責め立てた。彼らがやりそうなことだと感じた。
甘利氏は「検察が不起訴にしたことだし、十分に説明は尽くした」と防戦したが、言わば「多勢に無勢」というか「時既に遅し」というか「無理が通れば道理が引っ込む」の感があった。だが、落選とまでは想像出来なかった。私には彼らに巧みに与論を操作されてしまったのが、究極的に敗因になったと見ている。橘玲氏式に言えば、与論に押し流された「無知なる有権者」にやられたのだと思う。
枝野幸男の厚顔無恥:
この件を採り上げようと思い始めた時点では、枝野は立憲民主党代表の辞意を検討もしていなかったと思う。当方は午前中はMLBのWS観戦にかまけていた。今になってネット情報を見れば、枝野は今日明日には考えると言ったとか。甘利氏は即効で辞意をテレビで表明していた。枝野は反日的的報道機関が115議席を130にも140にも伸ばすと予想してくれていたにも拘わらず、マイナス14となった公党の責任者だ。
福山哲郎幹事長は深々と頭を下げて、何処かの誰かに謝っていた。それでも枝野は検討するとほざいている始末だ。そんな枝野が何処かの党と共同戦線を張って政権奪回と叫んでいた。その邪な野望を食い止めてくれた民意というか判断を評価したい。
先ずは一安心の結果だった。私の政治に関する知識と情報はテレビや新聞が提供してくれるニュースと、政治評論家や専門家が言っていること以外の情報源は持っていない。尤も、週刊誌も読んでいるが。また、自慢にならないそうだが、今から68年前に選挙権を与えられて以来、如何なる場所の選挙区ででも候補者に出会ったこともなく、彼らから接触されたこともない。橘玲氏ではないが「無知なるが儘」に投票してきた、危ない有権者だったかと反省しきりだ。その無知振りを反省しつつ、今回の選挙についての感想を幾つか述べてみよう。
*落選者:
昨夜は10時近くまでテレビ局の速報を見ていたが、大勢が解ったところで寝てしまった。結果の詳細は今朝4時のNHKのニュースで確認した。各選挙区や比例の当選者を見て感じたことを挙げてみよう。それは、選挙区で落選した人、落選しても比例で救われた有力な人の顔を見ていると、圧倒的に世襲の議員ではなかった人が多いのだ。
それらの方々は順序不同で行けば、石原伸晃(父親は石原慎太郎君だが、世襲の範疇には入らないと判定)、甘利明、野田毅、桜田義孝。金田勝年、若宮健嗣、原田義昭、山本幸三、辻元清美、平野博文等々である。この現象は「世襲ではなくて政治を家業としていない人たちは、能力が低いと」いう意味ではあるまいとは思う。だが、世襲の意義をあらためて考えねばなるまいかと、少しだけ感じた。
*甘利明自民党幹事長の比例復活:
この選挙区での落選には考えさせられた。岸田総理が何事にも優先して甘利明氏を幹事長に任命したのだそうだが、その途端に野党と共同(カタカナ語にすれば「コラボ」か)するマスコミが一斉にあの何年前のことだったか俄に思い出せない「秘書の金銭受け取り」の説明責任とやらを果たしていないと、うるさく責め立てた。彼らがやりそうなことだと感じた。
甘利氏は「検察が不起訴にしたことだし、十分に説明は尽くした」と防戦したが、言わば「多勢に無勢」というか「時既に遅し」というか「無理が通れば道理が引っ込む」の感があった。だが、落選とまでは想像出来なかった。私には彼らに巧みに与論を操作されてしまったのが、究極的に敗因になったと見ている。橘玲氏式に言えば、与論に押し流された「無知なる有権者」にやられたのだと思う。
枝野幸男の厚顔無恥:
この件を採り上げようと思い始めた時点では、枝野は立憲民主党代表の辞意を検討もしていなかったと思う。当方は午前中はMLBのWS観戦にかまけていた。今になってネット情報を見れば、枝野は今日明日には考えると言ったとか。甘利氏は即効で辞意をテレビで表明していた。枝野は反日的的報道機関が115議席を130にも140にも伸ばすと予想してくれていたにも拘わらず、マイナス14となった公党の責任者だ。
福山哲郎幹事長は深々と頭を下げて、何処かの誰かに謝っていた。それでも枝野は検討するとほざいている始末だ。そんな枝野が何処かの党と共同戦線を張って政権奪回と叫んでいた。その邪な野望を食い止めてくれた民意というか判断を評価したい。