テレビ局が「だらしがない」だけのことではないか:
私はこれまでに何度か「ジャニーズを蛇蝎の如きに嫌っている。特に彼らがテレビに送り込む餓鬼どもとその成れの果てが画面に登場すれば、直ちにチャンネルを変えるか、切ってしまう」と述べてきた。
これを言い出した初期はJohnny Kitagawaとやらの性癖の問題があったからではなく、あの事務所が餓鬼どもに珍妙な衣装を着させてぐちゃぐちゃなヘヤースタイルを強調し(それだけに止まらず青少年に真似させてしまう弊害まで起こしていた)、歌ってもいないのに恰も踊りながら歌ってみせるような演技のショーを演じさせて、罪なき子供たちを誘惑したことを言っていたのだ。
この意味は「他に何か行き場がないような子供たちを集めて妙な指導をして演技をさせて、満天下の罪なき子供たちを下らないショーの世界に引き込んだのだった。そして、その餓鬼どもに人気が出てくると。「そいつらを出せ、出さないと引き上げてショーの番組が形たないようにしてみせるぞ」とテレビ局に迫ったと、一部の週刊誌が報じていた。その圧力のかけ方は尋常ではないとも報じられていた。
矢張り週刊誌というかマスコミ報道だが、Johnnyという人は独特の眼力があって、将来美青年になる子供の顔を見抜くのだそうだ。それに従って選ばれし子供たちがJohnnyの旗の下に集い、遂には今日の芸能界の強力な圧力団体にのし上がったのだろう。
私とても、彼らが台頭する頃にはJohnnyの奇妙な癖が報じられていたくらいは何かで読んでいた。「イヤな話だな」と彼らに対する嫌悪感が著しく増幅された。各テレビ局はJohnnyの癖を知らなかったはずはないが、それでも連中を使い続けた。圧力に屈したと報じられたのを読んだ記憶がある。。
そこにUKのBBCがJohnnyのことを取り上げて報じた。だが、我が国にメデイアは予想通りに静かだった。騒ぎ立てられる訳がないだろう事は、芸人の世界に何ら関心も興味もない私でさえ読めた。逆らえないのだ。何時でも良いからNHK以外のテレビにチャンネルを合わせて見ろ。餓鬼どもか成れの果てか、あるいは彼らについても何らかの情報が流れていなかったならば、お題は頂戴しない。
話の方向を一寸変えるが、私はジャニーズ事務所が「今日の青少年のだらしになさをもたらした責任を追うべきだ」と主張したいのだ。あんな下らない芸にもなっていない芸で「奇妙な衣装を着せられて口パクで飛び跳ねて単なる合唱を如何にも芸能の如くに見せているだけ」だ。こんな低級な芸しか有り難がられない青少年が情けない。こんなのは、ジャニーズ事務所が犯した罪悪と言っても誤りではあるまい
そのJohnnyの旧悪をやっと海外の報道機関に取り上げられたのも屈辱的だが、事ここに至って漸く何とか藤島社長が出てきて弁解にならない弁解。勿論、芸能関係の報道機関は責める訳がない。LGBT問題華やかなる今日この頃、何十年も前からある事案を取り上げもしなかった、できなかったマスコミって一体何の役に立っているのだろう。
昔のそのまた昔、Johnny事務所から田中何とかい餓鬼の成れの果てが麻薬関連で捕まった。その時に流れていた裏の話には「あれは氷山の一角ではと物知り顔で触れ回っている者がいたとかいないか」というのがあったとなかったとか。一旦、防御の壁に穴が開くと手の施しようがなくなるものらしい。藤島社長はよほどしっかりして捲土重来を期すべきだ。
全くの余談だが、藤島社長の父君は故藤島泰輔氏である。藤島氏は幼稚園の1期下の同窓生で、たった一度同窓会で会ったことがあった。社交的な方だったという印象があった。そんなやんごとない方の名字を冠しているのだから、藤島社長はもっとしっかりしているべきではないのか。藤島泰輔氏は上皇さまの学習院初等科の時に「ご学友」に選ばれたことを忘れてはいるのではないだろうな。