新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

「我が国の学校教育」で「英語を勉強しておられる方に

2023-05-17 08:14:00 | コラム
率直に伺いたい:

我が国の学校教育で英語を勉強しておられる方々と、既に勉強を終えられた方々に率直に伺いたいと思うことがある。

それは、先ず
「貴方方は学校で教えられるままに英語を勉強して、校内を含めて各種の試験で良い成績を取って学校の成績を良くして、尚且つ高校なり大学の入試に備えるために勉強されたのですか」
と伺いたいのだ。

次は「英語を勉強するのは将来に海外にでるか、海外との仕事ができるような、例えば総合商社への就職、アメリカのIvy League等の大学への留学というような確たる目標を定めているからですか」だが、ここには「自由自在に英語で会話ができる力を備えたいと狙っていますか」を追加しても良いだろう。

である。私は皮肉を込めて言えば、これ以外にTOEICやTOEFLや英検での高得点も視野に入っている方は沢山おられると思っている。

割り切った結論を言えば、この過程を経てこられた方の中で「native speakerたちの世界に入って、思う存分に十分な国際場裏での交渉ができるか、誰もが納得するような通訳をされるとか、彼ら外国人と腹蔵なき徹底して議論か討論を感情的にならずに最後まで戦わせるか」の力を備えた方は方本当にごく希にしかおられないのだ。ズバリと言えば「日本語の思考体系のままで論旨を組み立てて、それを英語にしても彼らとの討論」では話が食い違ってしまうのだ。

勿論、日本語の思考体系を知らずに、彼らだけの論法で議論を挑み、討論しようとする「異文化」を認識できていない外国の側にも問題があるので、言うなれば「おあいこ」ではある。だが、私としてはTOEIC等で高得点を取る能力を養う前に「外国人を相手にして論破できるような論旨の組み立てができるような訓練をする方が先ではないのか」と主張する。現に、そういう優れた日本側の論客には何人も出会って苦戦した経験があった。

英語の勉強法から少し逸脱してしまった。私が本気で問いかけていることは「物事を英語で考えられるようになり、英語で思うように自分の意思を表現できる(I know how to express myself in English.のこと)為に、我が国の学校教育の英語の勉強法が有効でしたか?そうではなかったでしょう」なのだ。私は確かにGHQの秘書の方に話し方を教えられた。それだけで話せるようになった訳ではないのだ。

秘書の方の個人教授が続いている間でも、学校では英語の授業はあった。その間に取った手法が「音読・暗記・暗証」であり、単語カードも単語帳も作ったこともなく、英文和訳も英作文も等閑にしていた。「英気で考える」が主軸だった。だが、英文法は「文法の神」と自称したほど詳しくなっていた。敢えて言うが「音読・暗記・暗唱」すれば、文章を流れの中で覚えられるし、文法などは後から付け足したものだから、容易に理解できたということ。

恐らく「そのよう勉強法は貴殿一人に例外的に成り立ったことで、普遍的ではないだろう。まして、そのやり方で試験の準備ができるのか」と反論されるだろう。でも、できなかったか(未だできていない)人が、何の自信か根拠を以て、アメリカ人の中に入って苦労しなかったも者の勉強方を否定するのだろう。できると思っているのならば、堂々と論破して欲しい。

現に、私は大学1年の時に中学1年の男子を指導して成功したし、上智大学では菊口君という同じ勉強の仕方で私よりも数倍も数十倍も優れた英語力を備えた同級生に出会った。また、私の手法がおかしければ、某商社で個人指導した若手が家内随一の英語力を備えるまでに成長するか。

ここまで言って、未だ半信半疑どころか、眉唾だと疑っておられる方は多いと思う。もしも、そう思っておられるのならば、一度中学1年でも何でも良いから初級の教科書を持って私をお訪ねください。ご納得がいくまで「音読・暗記・暗唱」の仕方を演じて見せします。なお、その際には、少なくとも英和辞典はご持参願います。繰り返して言うが、英語は「科学」でも「学問」でもないのだ。何を目指しているかを明確にされることが肝心で先決だ。


我が国の「英語教育」とそこでの「英語」を勉強する方に

2023-05-17 07:57:53 | コラム
率直に伺いたい:

我が国の学校教育で英語を勉強しておられる方々と、既に勉強を終えられた方々に率直に伺いたいと思うことがある。

それは、先ず
「貴方方は学校で教えられるままに英語を勉強して、校内を含めて各種の試験で良い成績を取って学校の成績を良くして、尚且つ高校なり大学の入試に備えるために勉強されたのですか」
と伺いたいのだ。

次は「英語を勉強するのは将来に海外にでるか、海外との仕事ができるような、例えば総合商社への就職、アメリカのIvy League等の大学への留学というような確たる目標を定めているからですか」だが、ここには「自由自在に英語で会話ができる力を備えたいと狙っていますか」を追加しても良いだろう。

である。私は皮肉を込めて言えば、これ以外にTOEICやTOEFLや英検での高得点も視野に入っている方は沢山おられると思っている。

割り切った結論を言えば、この過程を経てこられた方の中で「native speakerたちの世界に入って、思う存分に十分な国際場裏での交渉ができるか、誰もが納得するような通訳をされるとか、彼ら外国人と腹蔵なき徹底して議論か討論を感情的にならずに最後まで戦わせるか」の力を備えた方は方本当にごく希にしかおられないのだ。ズバリと言えば「日本語の思考体系のままで論旨を組み立てて、それを英語にしても彼らとの討論」では話が食い違ってしまうのだ。

勿論、日本語の思考体系を知らずに、彼らだけの論法で議論を挑み、討論しようとする「異文化」を認識できていない外国の側にも問題があるので、言うなれば「おあいこ」ではある。だが、私としてはTOEIC等で高得点を取る能力を養う前に「外国人を相手にして論破できるような論旨の組み立てができるような訓練をする方が先ではないのか」と主張する。現に、そういう優れた日本側の論客には何人も出会って苦戦した経験があった。

英語の勉強法から少し逸脱してしまった。私が本気で問いかけていることは「物事を英語で考えられるようになり、英語で思うように自分の意思を表現できる(I know how to express myself in English.のこと)為に、我が国の学校教育の英語の勉強法が有効でしたか?そうではなかったでしょう」なのだ。私は確かにGHQの秘書の方に話し方を教えられた。それだけで話せるようになった訳ではないのだ。

秘書の方の個人教授が続いている間でも、学校では英語の授業はあった。その間に取った手法が「音読・暗記・暗証」であり、単語カードも単語帳も作ったこともなく、英文和訳も英作文も等閑にしていた。「英気で考える」が主軸だった。だが、英文法は「文法の神」と自称したほど詳しくなっていた。敢えて言うが「音読・暗記・暗唱」すれば、文章を流れの中で覚えられるし、文法などは後から付け足したものだから、容易に理解できたということ。

恐らく「そのよう勉強法は貴殿一人に例外的に成り立ったことで、普遍的ではないだろう。まして、そのやり方で試験の準備ができるのか」と反論されるだろう。でも、できなかったか(未だできていない)人が、何の自信か根拠を以て、アメリカ人の中に入って苦労しなかったも者の勉強方を否定するのだろう。できると思っているのならば、堂々と論破して欲しい。

現に、私は大学1年の時に中学1年の男子を指導して成功したし、上智大学では菊口君という同じ勉強の仕方で私よりも数倍も数十倍も優れた英語力を備えた同級生に出会った。また、私の手法がおかしければ、某商社で個人指導した若手が家内随一の英語力を備えるまでに成長するか。

ここまで言って、未だ半信半疑どころか、眉唾だと疑っておられる方は多いと思う。もしも、そう思っておられるのならば、一度中学1年でも何でも良いから初級の教科書を持って私をお訪ねください。ご納得がいくまで「音読・暗記・暗唱」の仕方を演じて見せします。なお、その際には、少なくとも英和辞典はご持参願います。繰り返して言うが、英語は「科学」でも「学問」でもないのだ。何を目指しているかを明確にされることが肝心で先決だ。