新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

我が国に外国人の流入が増加しつつある

2024-02-18 07:58:09 | コラム
この傾向が好ましいか否かは疑問に思う:

産経新聞が総務省発表の統計として「外国人の増加が対前年比で2.4倍の9,796人だった」ことを取り上げていた。私は我が国に入ってくる外国人の増加傾向は決して好ましい事態ではないという、自分から言うが、「偏見」と非難されそうな考え方をしている。そういう理由は「ここ新宿区百人町/大久保という今や特殊と言っても誤りではない地区に36年も住み続けて、その人口の分布の変化を見続けてきたからこそ言えるのだ。

これまでに何度何度も繰り返して毎月指摘してきたことで「世界の20ヶ国を歩いて見聞してきたからこそ言えるので、この界隈程何処の国からやってきたのかも識別不可能な老若男女の異邦人が大手を振って何らの警戒心もなく歩き回っている国など、ついぞ見かけなかった」のである。さらに「高齢の年金生活者が困窮しているとテレビが報じる国で、彼等がどうやって生計を立てる手段を見出しているのか」と、「奇異の感」にとらわれている。

次に言いたい事は「一部の報道にあるような埼玉県川口市におけるクルド人(Kurdish、及びKurd)たちの近隣の人たちを悩ます騒ぎ方や、方々に出現している「XX国人街」におけるやりたい放題や刑事犯罪が、ここ新宿区では未だ発生していないのは不思議というか奇跡に近いのでは」なのだ。あれほど世界各地で騒動を起こしているイスラム原理主義者の国から、この界隈にはハラルフード店にモズレムが毎日群れを為して殺到しているにも拘わらず。

一昨日も、彼等イスラム教徒の屈強の若者たち10数名群れを為して、狭い路地であるイスラム横町で、我々の歩行を妨げて声高に談笑していた。彼等が我が国の交通法規を無視しているこの状況も、誇張して言えば「珍しいことでも何でもない。彼等には喫茶店にでも入って語り合う習慣がない」ようだから。その時は荷物も抱えていたので英語で「交通の邪魔をするな。道を空けろ」と怒鳴ってやった。素直に応じて退いた。

だが、その後で聞こえよがしに英語で「日本人が英語で退けと言った」と騒いでいた。恐らくバングラデシュかパキスタンの者たちのようだったが、私は彼等イスラム教国の連中の多くが英語は話せるし理解する能力があると、経験からも承知している。多くのネパール人たちも同様だ。

聞けば、アメリカではバイデン政権下では、合法/非合法の者たちが南アメリカの諸国から雪崩の如くにカリフォルニア州に流れ込んできた結果かも知れない。ロスアンジェレスやサンフランシスコ等の大都市の治安がより一層悪化してきた由だ。余計なことかも知れないが、この辺りはトランプ政権時代との大きな違いのようだ。言いたい事は「彼等の流入を許せば、こういうことになる」のであって、我が国にもそういう危ない状態がやってこないという保証はないという点だ。

しかしながら、我が国では人手不足というか労働力となる年齢層の人口が極端に少ない状態では、外国人に依存せねばならなくなってしまったのは明らかだ。昨年から何度か「湯治」に訪れた熱海のホテルでは、あらゆる部署で若き外国人の男女に依存していた。寧ろ、彼等の存在無くしては、観光業界は成り立たないだろうと思わせられた。この分野ではスーパーやコンビニや料理店のようにタブレットで注文するとか、セルフレジで支払うような合理化?はできないのだろう。

最後にとっておきの私の持論を展開しておきたい。それは「我が国(あるいは「自国以外に」でも良いか)に活路を求めてやってくる(押し寄せてくる?)者どもは食い詰め者か、自国を見切ってしまった連中であり、我が国にいくらかでも貢献しようなどという殊勝な考え方は微塵も持っていない」という動かしようがない事実」である。私がズーッと使ってきた表現は「彼等は我が国の外国人に対する寛容さ(甘さ)に付け込んで食い物にしようとしているのかも知れない」である。

私は「政治家や官僚の方たちは多忙すぎて現実をつぶさに視察する時間が無いのか、あるいは実務の経験に乏しかったのか、あるいはその両方かで机上の空論的にしか事態を認識できていないのだ。だから、何とか訓練生などと称して近隣の諸国から「働き手」を請じ入れては冷遇して逃亡されて、不法滞在者を出してしまう結果を招いていると疑っている。

嘗てはこの界隈では警察か入管の係が知らないが、頻繁に道行く外国人に「外国人登録証を」などと職務質問をかけていたし、手荷物検査をしていた。今では異邦人の方が90%超としか思えない大混雑の街となってしまったのでは、そんな職務質問は無用であろう。新宿区ですら34万人の人口の12%が外国人というのが正式の統計だが、大久保通りを一歩でも歩いてみれば「12%とは我々日本人の事では」と感じること請け合いだ。

誰が、何をどのように考えて、どのような策を立てて、人手不足(=労働人口不足でも良いか)や限りなく流入してくるかも知れない外国からの移民対策及び彼等の活用法を考えてくれるのかは不安なのである。為政者は小池都知事や警視総監や一部の国会議員は歌舞伎町を視察されても、直ぐそこの超(負の)国際化されてしまった百人町/大久保の「惨状」には目もくれない。

私はこの界隈が「我が国の遠からぬ将来の姿の縮図だ」と指摘してあったのに。最後の最後に言うと「如何なる人種でも、外国人を無制限に流入させる(許す?)のは我が国にとっては決して好ましい政治ではない」のである。