この世は油断も隙も無い:
週刊AWACS氏が新札交換という新たな詐欺の手口を取り上げておられたのに刺激されて、当方は詐欺の手口かどうか知らないが、所謂フィッシングだろうと思う迷惑電話の件を。
我が家には不動産売買、不用品買い取り、投資勧誘等々の電話がほぼ毎日のようにかかってくる。だが、絶対に出ないようになっている。それは「ナンバーディスプレー方式」にしてあるので、登録してある以外の番号からの電話には出ないのだから。
そして、その正体不明の電話の番号を控えて検索すれば、何であるかは直ちに判明する。我が方は現時点ではその番号と業種(正体)をメモ書きして固定電話の脇に置いてあるので、これと照らし合わせれば場合によっては何者からかも解る仕掛け。何れ一表に纏めようかとは思っているが、関西弁で言えば「邪魔くさい」ので未整理のままに放置してある。
思うに、カモとすべき高齢者のリストが出回っているのだろう。言うなれば「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」状態ではないか。我が方は光栄にも彼等悪漢どもに「カモだ」と認知されているのかもしれない。
ところで佐藤愛子さんが「九十歳。何が目出度い」と喝破されたそうだが、誠にその通りかと痛感している。迷惑電話の標的にもされてしまったのだから。それだけではなく、一昨日から未だ嘗て経験したことがなかった、一過性の筋肉痛であってくれと願っている腰の辺りの痛みに悩んでいる。その他にも体中のあちこちが年がら年中痒いし痛いのである。91歳、これらだけでも楽じゃないのだ。