新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

7月23日 その2 トランプ氏は苦戦するのでは

2024-07-23 13:38:47 | コラム
アメリカでも既に「トランプ氏は苦戦するのでは」と言われているとか:

少し遅れてアメリカの某大企業の精鋭からも、バイデン大統領の撤退についての見解が寄せられた。興味深い点もあるので、以下に紹介してみようと思う。

>引用開始
今週はアメリカの政治にとっては中々刺激的な状況になった。私にとってはバイデン大統領の撤退は予想の範囲内の出来事であり、多くの人は歓迎ムードであると理解している。私は「大統領という地位であり職務はかくも激務であるので、バイデン氏には最早再度出馬して、その職務を遂行するだけのエネルギーが残っていなかったのだ」と推察している。これは驚くべき決定であり、非常に無欲だったことを示している

民主党がハリス氏を指名すべく選挙戦の態勢を練り直さねばならないことは、共和党にとっては幸運な出来事であるかのように見える。私はトランプ氏が元検事である女性からの挑戦にどのように対処していくかに大いなる興味も関心もある。大方の意見は「今や、トランプ氏にとってはバイデン大統領が相手の選挙戦よりも難しい展開になって行くだろう」となっている。
<引用終わる

彼の意見も、世論の動向も「トランプ氏は元検事のハリス氏が相手では競争が厳しくなっていくのでは」と見ているようなのだ。私は先ほども引用した「如何なる結果になるか見守っていこう」という意味の“It remains to be seen.“と言って終わる

民主党がトランプに勝つ方法

2024-07-23 06:40:11 | コラム
22日のPrime Newsで:

昨夜は日韓野球のチェンジに合間に、Prime Newsも見ていたという程度だった。ここでの主役は急に次期総理にと脚光を浴び始めた「コバホーク」こと小林鷹之だったが、バイデン大統領の撤退について意見を述べるべく、手嶋隆一(元NHK)が最初の所だけ出ていた。私が専門家ともなれば、面白い提案をするものだと感じた事があった。

それは「今からでも即はないから、バイデン大統領が辞任してカマラ・ハリス副大統領を大統領に昇格させること。これは撤退表明の時に言えば良かったのだが、11月まで未だ時間があるので、何とか間に合うかも知れない。カマラ・ハリスが大統領になっていれば(指名を受けていればか?)選挙戦は現職対元職に争いになって、現職の優位性が発揮されるかも知れない」というものだった。

些か奇を衒ったような発言ではないかとの感はあったが、専門家という方は一般人には思いも付かないだろう事を言い出すものだと、老いたる一般人は感心しながら聞いていた。ではあっても、昨日から色々と評論家や専門家たちが指摘されたことを聞き、ネット上で調べてみると、ハリス副大統領の政治手腕が賞賛されているようなことはついぞ見当たらず、これまでに聞かされて(報じられて)いた通りで評価は低かった。

また、別の番組では明治大学の海野教授は「来たるべきトランプ氏との討論会で元検事のハリス候補(?)がトランプ氏の訴追されている諸々の案件を追求すれば、シナリオが変わってくることもあるのでは」という意味の発言をされていた。海野教授は民主党支持だったような記憶があるが、我が国でもトランプ氏は知的な階層には受けていないのかと、ふと感じていた。何れにせよ、どのように展開するかは“It remains to be seen.“だと思うのだが。