3年振りの顔合わせには期待していなかった:
折角対話が実現することになったのは「韓国側の最低限の譲歩に過ぎない」と見ていたので、この時点で何らの現実的な変化というか成果は期待できないと読んでいた。そこで、昨16日の夜は、その対話の結果の発表があると見込まれたのだろう「報道1930」もPRIME NEWSも失礼して、富士通フロンテイヤーズ対パナソニック インパルスの「ジャパンXボウル」を観戦することにした。この試合は東京ドームで開催されるので、以前は何度か観戦に出向いていたが、現在の大病上がりの老化した体力にはあの清浄とは思えない内部の空気を敬遠し、テレビ観戦のみとしている。
これで15日の関西学院ファイターズ対早稲田ビッグベアーズの甲子園ボウルに続いて、2日連続のフットボール観戦となった。観戦記というか私の冷静な評論家としての批評は別途述べることとする次第。
本題に入ろう。予定時間を3時間も超過した対話の結果は、梶山経産相の談話にはサッパリ具体性がなかったので、22時からの日テレの「深層NEWS」にせめてもの期待をかけて寝ずに待っていた。すると、そこには武藤正敏元駐韓大使と細川昌彦中部大学特任教授が出ておられたので待っていた甲斐があった。ところが、韓国側の席には私は最悪の部類との評価をしている一橋大学大学院の准教授だったかの権氏が出ておられたので落胆させられた。彼は当然ながら韓国と言うよりも、文大統領と青瓦台の真摯な代弁者に過ぎないので、「自国の非」を認めることがないからである。
この権准教授は細川氏に果てしないことになるだろう水掛け論争を展開して「日本側が輸出管理強化に際して韓国を安全保障上信頼できない」と指摘したので、我が国を信頼できなと言う国とのGSOMIAの破棄は当然」と言い続けた。細川教授は3品目を輸入した後の扱いに安全保障上信頼できない点が見えるのだと指摘したまでで、韓国を安全保障上信頼できない国だとは言っていない」と応戦。両者譲らぬ事態となって慌てた司会の辛坊治郎が、CMを入れて中断することで無理矢理に収めた。
私はこの点では、細川教授が最初から世耕経産相(当時)の発表に言わずもがなの点があると指摘されていたのが、韓国側が執拗に食い下がってくる原因になったと見ている、そういう解釈をさせる専門家もまた多い。私はあの世耕元経産相の表現にも問題になる点があったは思うが、私はあの権准教授のような人物を置いている一橋大学の方も心配になる。即ち、院生たちに何を吹き込まれるか解らないという密かな個人的な不安である。
昨夜遅くに知り得たことは「要するに韓国の局長さんが我が経産省の説明を聞いて『そうでしたか。良く解りました。もうホワイト国に戻せという主張は撤回します』と素直に引き下がる訳がなく、内閣か青瓦台から決定権など持たされて臨んでいる訳がないので、何処まで行っても我が国の主張を受け言えるはずなどハナ(韓国語なのだ)からないのだと思っていた。我が国は「65年の協定を守って国際法違反の状態を是正せよ。半島からの労働者の判決問題を自国内で収めよ」の主張が根本にあるのだから、韓国の局長級程度が受け入れる訳がないのは当然だ。
我が国は「韓国側が貿易管理態勢を強化して担当部局の増員を図っているというので対話に応じてくれと出てきたので、それならばと応じた」という報道を信じている。結果的には韓国側を正攻法で説得する為の第一歩を踏み出せたと見ている。故に、次回をソウルで開催するとの合意があったのは前進だと思う。だが、今日に至るも音沙汰無しの青瓦台というか文大統領を見ていると、何が何でも4月の選挙までは態度を明らかにする意向はないのだと思わざるを得ない。文喜相国会議長が案出した和解の法案なとは、極端に言えば意図的な遅延行為ではないか。
これ以上細かいことを私がここに並べ立てる必要はないと思う。この対話が次回は来年の4月だそうだから、今月に開催されるだろうという安倍総理と文大統領の会談が実現したとしても、その場で何か具体的な合意が成り立つだけの準備は出来ていないだろう。恐らく所謂「水面下の折衝」や準備の為の一定以上の水準の官僚間での摺り合わせがあるかも知れない。だが、これまでに韓国側が約束通りりに何か実行したとか、実現させた例があったかを考えれば、儀礼的な会談に終わってしまうのではと危惧している。文大統領はトランプ大統領と同じように選挙の結果待ちだと思う。
折角対話が実現することになったのは「韓国側の最低限の譲歩に過ぎない」と見ていたので、この時点で何らの現実的な変化というか成果は期待できないと読んでいた。そこで、昨16日の夜は、その対話の結果の発表があると見込まれたのだろう「報道1930」もPRIME NEWSも失礼して、富士通フロンテイヤーズ対パナソニック インパルスの「ジャパンXボウル」を観戦することにした。この試合は東京ドームで開催されるので、以前は何度か観戦に出向いていたが、現在の大病上がりの老化した体力にはあの清浄とは思えない内部の空気を敬遠し、テレビ観戦のみとしている。
これで15日の関西学院ファイターズ対早稲田ビッグベアーズの甲子園ボウルに続いて、2日連続のフットボール観戦となった。観戦記というか私の冷静な評論家としての批評は別途述べることとする次第。
本題に入ろう。予定時間を3時間も超過した対話の結果は、梶山経産相の談話にはサッパリ具体性がなかったので、22時からの日テレの「深層NEWS」にせめてもの期待をかけて寝ずに待っていた。すると、そこには武藤正敏元駐韓大使と細川昌彦中部大学特任教授が出ておられたので待っていた甲斐があった。ところが、韓国側の席には私は最悪の部類との評価をしている一橋大学大学院の准教授だったかの権氏が出ておられたので落胆させられた。彼は当然ながら韓国と言うよりも、文大統領と青瓦台の真摯な代弁者に過ぎないので、「自国の非」を認めることがないからである。
この権准教授は細川氏に果てしないことになるだろう水掛け論争を展開して「日本側が輸出管理強化に際して韓国を安全保障上信頼できない」と指摘したので、我が国を信頼できなと言う国とのGSOMIAの破棄は当然」と言い続けた。細川教授は3品目を輸入した後の扱いに安全保障上信頼できない点が見えるのだと指摘したまでで、韓国を安全保障上信頼できない国だとは言っていない」と応戦。両者譲らぬ事態となって慌てた司会の辛坊治郎が、CMを入れて中断することで無理矢理に収めた。
私はこの点では、細川教授が最初から世耕経産相(当時)の発表に言わずもがなの点があると指摘されていたのが、韓国側が執拗に食い下がってくる原因になったと見ている、そういう解釈をさせる専門家もまた多い。私はあの世耕元経産相の表現にも問題になる点があったは思うが、私はあの権准教授のような人物を置いている一橋大学の方も心配になる。即ち、院生たちに何を吹き込まれるか解らないという密かな個人的な不安である。
昨夜遅くに知り得たことは「要するに韓国の局長さんが我が経産省の説明を聞いて『そうでしたか。良く解りました。もうホワイト国に戻せという主張は撤回します』と素直に引き下がる訳がなく、内閣か青瓦台から決定権など持たされて臨んでいる訳がないので、何処まで行っても我が国の主張を受け言えるはずなどハナ(韓国語なのだ)からないのだと思っていた。我が国は「65年の協定を守って国際法違反の状態を是正せよ。半島からの労働者の判決問題を自国内で収めよ」の主張が根本にあるのだから、韓国の局長級程度が受け入れる訳がないのは当然だ。
我が国は「韓国側が貿易管理態勢を強化して担当部局の増員を図っているというので対話に応じてくれと出てきたので、それならばと応じた」という報道を信じている。結果的には韓国側を正攻法で説得する為の第一歩を踏み出せたと見ている。故に、次回をソウルで開催するとの合意があったのは前進だと思う。だが、今日に至るも音沙汰無しの青瓦台というか文大統領を見ていると、何が何でも4月の選挙までは態度を明らかにする意向はないのだと思わざるを得ない。文喜相国会議長が案出した和解の法案なとは、極端に言えば意図的な遅延行為ではないか。
これ以上細かいことを私がここに並べ立てる必要はないと思う。この対話が次回は来年の4月だそうだから、今月に開催されるだろうという安倍総理と文大統領の会談が実現したとしても、その場で何か具体的な合意が成り立つだけの準備は出来ていないだろう。恐らく所謂「水面下の折衝」や準備の為の一定以上の水準の官僚間での摺り合わせがあるかも知れない。だが、これまでに韓国側が約束通りりに何か実行したとか、実現させた例があったかを考えれば、儀礼的な会談に終わってしまうのではと危惧している。文大統領はトランプ大統領と同じように選挙の結果待ちだと思う。
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