ファミリーフェアの一日だった:
滅多にないことで、23日(金)には私のEmail発信が1本だけに終わった。それは快晴と30度近い高温に恵まれて(?)、08:30に出発して某商社がお台場の東京ビッグサイトで開催するファミリーフェアーにシルバーパス利用で向かったのだった。私はこのフェアーは徐々に社会現象の如くになってきたかと思っている。参考までにその経路を紹介しておけば、
先ず新大久保駅前から都バスで大江戸線の牛込柳町から月島に向かい、そこから更にまた東京駅八重洲口発の都バスに乗り換えて終点の東京ビッグサイトに行くというややっこしいものである。結果として乗り換えも順調に進んだが、ビッグサイト寸前の朝の道路の混雑で到着したのはほぼ10:30と何と2時間を要していた。
他にもいくらでも時間を短縮してビッグサイトまで行く手段があるのではないかという声が上がりそうだが、それくらいは承知している。この商社は鍛冶橋前から無料の送迎バスを出してくれている。それを利用したことがあるが、1時間に何台も出るそのバスでは待ち時間が屡々優に1時間を越えることがあり、結果的には2時間近くにもなるので敬遠している。それほどこのファミリフェアーには人気が高いということ。
私は生活防衛手段としてこの大売り出しフェアーを10数年せっせと利用している。そして、年々ではなく回を追う毎に人気が上昇し会員が激増し、あの広いビッグサイトの会場内が、それこそ足の踏み場もないような大混雑になってきたのだった。特に、近年はあの私が「ガラガラ」と形容するトローリーケース(カタカナ語の「キャリーバッグ」のこと)を引きずって入場するお客様が激増して危険になったので、場外にそれを縛り付けておく何本かのバーが設置の対策が採られた始末だ。
ところで昨日だが、到着して驚いたことは受付がが売り場がない2階に設けられ、売り場は1階と3階に設けられるという嘗てない大規模な会場になっていた点だった。我々と共に食料品を仕入れに来たこのフェアーのリピーター(堂々のカタカナ語だ!こんな英語はない)YM氏もその規模には驚愕していた。場内も同様に未曾有の混み方で、消費者が如何に「安いこと」をお好みか如実に物語っていた。
特に、元の社長だったN氏が食品のご出身だったこともあり、食料品売り場が充実しており人気が高い。それ以外では流石に往年の「五綿」の一社だっただけあって、アパレルの分野が占める面積も大きく、出展者も有名無名のブランドで常に多くの女性客を魅了している。このフェアーは某商社が出店している訳ではなく、卸から小売りを含めた取引先の小売業者が大多数を占めているのだから、自然と圧倒的なお買い得の処分品が多くなるという仕掛けだ。
私はこのフェアーにこれほど人気が出てきた事実には、先ず「人は経済的な値段を好むものである」という性質が良く表れていると思う。次には「小売業者にとっては現金収入は何物にも代えがたいものだ」ということを示しており「現金のみ」の表示をしているブースは多い。さらに、私は「矢張り何れの業種でも過剰設備と在庫の問題を抱えているのではとの疑い」を持っている。
さらに、スポーツ用品というか、この分野での有名ブランドの売り場は年々拡張されてきたし、今回は読売のユニフォームをドイツ系のAから奪ったアメリカ系のUAの売り場などは開始早々には近づけないほどのお客が集まっていた。アパレルや化粧品や婦人靴なども人気が高いが、YM氏とも語り合ったのだが、老い先短いだろう我々が今更何かを買う必要もないだろうと、「新しい流行とは」を見学する程度で毎回素通りである。
今回は主催者側も増加するお客様に配慮したのか、休憩所兼食事を取るだろうテーブルと椅子の数を大幅に増やしたが我が夫婦は遂に席を取れずに、購入してきた有名なMのカツサンドを立ち食いの為に用意したと疑う机だけの場所で、持参したお茶と共に流し込んで済ました。食料品主体の買い物と場内の偵察を終えて都バスで月島に向かって、ほぼ朝と同じ経路でまた2時間かけて帰宅すれば16時に近くになっていた。
このように、8時間近くも移動時間を含めて動き続けた結果の疲労感で、それから先はPCどころではなかった次第である。だが、そのお陰でドライアイは小康状態だった。そこで、これではまるで某商社の宣伝であるかの如きだが、景気の盛り上がり未だしが、ここには見えるように思うのだ。
滅多にないことで、23日(金)には私のEmail発信が1本だけに終わった。それは快晴と30度近い高温に恵まれて(?)、08:30に出発して某商社がお台場の東京ビッグサイトで開催するファミリーフェアーにシルバーパス利用で向かったのだった。私はこのフェアーは徐々に社会現象の如くになってきたかと思っている。参考までにその経路を紹介しておけば、
先ず新大久保駅前から都バスで大江戸線の牛込柳町から月島に向かい、そこから更にまた東京駅八重洲口発の都バスに乗り換えて終点の東京ビッグサイトに行くというややっこしいものである。結果として乗り換えも順調に進んだが、ビッグサイト寸前の朝の道路の混雑で到着したのはほぼ10:30と何と2時間を要していた。
他にもいくらでも時間を短縮してビッグサイトまで行く手段があるのではないかという声が上がりそうだが、それくらいは承知している。この商社は鍛冶橋前から無料の送迎バスを出してくれている。それを利用したことがあるが、1時間に何台も出るそのバスでは待ち時間が屡々優に1時間を越えることがあり、結果的には2時間近くにもなるので敬遠している。それほどこのファミリフェアーには人気が高いということ。
私は生活防衛手段としてこの大売り出しフェアーを10数年せっせと利用している。そして、年々ではなく回を追う毎に人気が上昇し会員が激増し、あの広いビッグサイトの会場内が、それこそ足の踏み場もないような大混雑になってきたのだった。特に、近年はあの私が「ガラガラ」と形容するトローリーケース(カタカナ語の「キャリーバッグ」のこと)を引きずって入場するお客様が激増して危険になったので、場外にそれを縛り付けておく何本かのバーが設置の対策が採られた始末だ。
ところで昨日だが、到着して驚いたことは受付がが売り場がない2階に設けられ、売り場は1階と3階に設けられるという嘗てない大規模な会場になっていた点だった。我々と共に食料品を仕入れに来たこのフェアーのリピーター(堂々のカタカナ語だ!こんな英語はない)YM氏もその規模には驚愕していた。場内も同様に未曾有の混み方で、消費者が如何に「安いこと」をお好みか如実に物語っていた。
特に、元の社長だったN氏が食品のご出身だったこともあり、食料品売り場が充実しており人気が高い。それ以外では流石に往年の「五綿」の一社だっただけあって、アパレルの分野が占める面積も大きく、出展者も有名無名のブランドで常に多くの女性客を魅了している。このフェアーは某商社が出店している訳ではなく、卸から小売りを含めた取引先の小売業者が大多数を占めているのだから、自然と圧倒的なお買い得の処分品が多くなるという仕掛けだ。
私はこのフェアーにこれほど人気が出てきた事実には、先ず「人は経済的な値段を好むものである」という性質が良く表れていると思う。次には「小売業者にとっては現金収入は何物にも代えがたいものだ」ということを示しており「現金のみ」の表示をしているブースは多い。さらに、私は「矢張り何れの業種でも過剰設備と在庫の問題を抱えているのではとの疑い」を持っている。
さらに、スポーツ用品というか、この分野での有名ブランドの売り場は年々拡張されてきたし、今回は読売のユニフォームをドイツ系のAから奪ったアメリカ系のUAの売り場などは開始早々には近づけないほどのお客が集まっていた。アパレルや化粧品や婦人靴なども人気が高いが、YM氏とも語り合ったのだが、老い先短いだろう我々が今更何かを買う必要もないだろうと、「新しい流行とは」を見学する程度で毎回素通りである。
今回は主催者側も増加するお客様に配慮したのか、休憩所兼食事を取るだろうテーブルと椅子の数を大幅に増やしたが我が夫婦は遂に席を取れずに、購入してきた有名なMのカツサンドを立ち食いの為に用意したと疑う机だけの場所で、持参したお茶と共に流し込んで済ました。食料品主体の買い物と場内の偵察を終えて都バスで月島に向かって、ほぼ朝と同じ経路でまた2時間かけて帰宅すれば16時に近くになっていた。
このように、8時間近くも移動時間を含めて動き続けた結果の疲労感で、それから先はPCどころではなかった次第である。だが、そのお陰でドライアイは小康状態だった。そこで、これではまるで某商社の宣伝であるかの如きだが、景気の盛り上がり未だしが、ここには見えるように思うのだ。