近頃気になること:
先ずは第三者委員会と有識者会議の乱発を挙げたい:
経営者、政治家、議員、教育委員会等々の方々は、自らの意思決定によほど自信がないと見えて、何かと言えば直接その事案に関係していないような外部の人々を集めては調査・研究・原因の究明・最善の解決案の審議を依頼するようだ。時には、外部の人の目や判断力が必要な場合があるとは思うが、私には責任回避としか見えない。「卑怯ですね」「卑怯だろう」と言っている何かのCMを想起させられる。教育委員会が常に「いじめなし」という結論を出させるのも、この種類の委員会だ。典型的な責任回避に見える。
パワーハラスメント:
次に不思議に思ったのが、豊田真由子議員の罵詈雑言で大きく取り上げられた「パワーハラスメント」(=パワハラ)なるカタカナ語。お気づきの向きもあると希望的に考えているが、こんな英語はない。マスメディアというかテレビに登場する連中は「力」という意味で「パワー」を使いたがるが、少なくともそれは英語の世界では日常的な用法ではないと思うし、不肖私はそういう意味で使った記憶はない。カタカナ語排斥論者としては、これを採り上げておきたい。
パワーハラスメントは広辞苑には和製語として「職場で上司がその地位や権威を利用して部下に行ういじめや嫌がらせ」とある。即ち、「パワー」を「上司」乃至は「権威」のつもりで使っているようだが、英語にはそういう意味はない。これも、我が国の学校教育における英語の輝かしくない成果で単語の知識だけを大切に教え込んだ為に生じたことだと思っている。
“power”をジーニアス英和で見ると「・・・に対する権力、勢力、(法的)権限、支配力(to do、政権)」が出てくる。しかも通常は複数形ともある。一寸違和感がある。Oxfordには先ず”CONTROL”が出てきており、the ability to control people or thingsとある。次はABILITYでthe ability or opportunity to do ~とある。この辺で十分だろうが、パワハラとは違うようだ。
考えてみれば、上司がハラスメントをするのであれば、その意味の単語には「上司」を表す”superior”があるが、難しすぎて「パワハラ」の発案者には思いつかなかったのだろう。日常的な言葉では”boss”と言えば上司を表しているし、通常はこれを使ってきた。であれば”boss harassment”の方が無理がないと思う。即ち、「ボスハラ」だ。欲を言えば、bossでもsuperiorでも所有格にしておきたいのだ。
加計問題:
最後は前川ぜん文科省事務次官。私にはこの方が色々と安倍内閣に難癖を付けて「行政を歪めた」などと言って、反安倍のメディアと野党を喜ばせているのを見て「この方は一体何がやりたいのか、またはやり遂げたいのか」と単純に疑問に感じていた。
しかし、先頃のプレスセンターでの記者会見で彼が「安倍内閣を打倒する気はないが」と言ったのを聞いて、漸くこの人物の正体が見えたと思った。彼がやって来たことは、何処の誰と組んでいるのか知る由もないが、安倍内閣打倒の試み以外の何物でもないと思うのだ。畏友尾形氏は「その辺りは今月発行の雑誌”HANADA”が明らかにしている」と教えて下さった。
先頃の籠池氏の安倍総理夫妻への100万円返還の上京の大芝居と言い、何と言い、安倍総理には「あれやこれやと、ご苦労のタネが多いものだ」と思って眺めている。これら一連の騒動は野党とマスコミ連合の安倍内閣を貶める狙いの”conspiracy”だと思うと解りやすい気がする。
先ずは第三者委員会と有識者会議の乱発を挙げたい:
経営者、政治家、議員、教育委員会等々の方々は、自らの意思決定によほど自信がないと見えて、何かと言えば直接その事案に関係していないような外部の人々を集めては調査・研究・原因の究明・最善の解決案の審議を依頼するようだ。時には、外部の人の目や判断力が必要な場合があるとは思うが、私には責任回避としか見えない。「卑怯ですね」「卑怯だろう」と言っている何かのCMを想起させられる。教育委員会が常に「いじめなし」という結論を出させるのも、この種類の委員会だ。典型的な責任回避に見える。
パワーハラスメント:
次に不思議に思ったのが、豊田真由子議員の罵詈雑言で大きく取り上げられた「パワーハラスメント」(=パワハラ)なるカタカナ語。お気づきの向きもあると希望的に考えているが、こんな英語はない。マスメディアというかテレビに登場する連中は「力」という意味で「パワー」を使いたがるが、少なくともそれは英語の世界では日常的な用法ではないと思うし、不肖私はそういう意味で使った記憶はない。カタカナ語排斥論者としては、これを採り上げておきたい。
パワーハラスメントは広辞苑には和製語として「職場で上司がその地位や権威を利用して部下に行ういじめや嫌がらせ」とある。即ち、「パワー」を「上司」乃至は「権威」のつもりで使っているようだが、英語にはそういう意味はない。これも、我が国の学校教育における英語の輝かしくない成果で単語の知識だけを大切に教え込んだ為に生じたことだと思っている。
“power”をジーニアス英和で見ると「・・・に対する権力、勢力、(法的)権限、支配力(to do、政権)」が出てくる。しかも通常は複数形ともある。一寸違和感がある。Oxfordには先ず”CONTROL”が出てきており、the ability to control people or thingsとある。次はABILITYでthe ability or opportunity to do ~とある。この辺で十分だろうが、パワハラとは違うようだ。
考えてみれば、上司がハラスメントをするのであれば、その意味の単語には「上司」を表す”superior”があるが、難しすぎて「パワハラ」の発案者には思いつかなかったのだろう。日常的な言葉では”boss”と言えば上司を表しているし、通常はこれを使ってきた。であれば”boss harassment”の方が無理がないと思う。即ち、「ボスハラ」だ。欲を言えば、bossでもsuperiorでも所有格にしておきたいのだ。
加計問題:
最後は前川ぜん文科省事務次官。私にはこの方が色々と安倍内閣に難癖を付けて「行政を歪めた」などと言って、反安倍のメディアと野党を喜ばせているのを見て「この方は一体何がやりたいのか、またはやり遂げたいのか」と単純に疑問に感じていた。
しかし、先頃のプレスセンターでの記者会見で彼が「安倍内閣を打倒する気はないが」と言ったのを聞いて、漸くこの人物の正体が見えたと思った。彼がやって来たことは、何処の誰と組んでいるのか知る由もないが、安倍内閣打倒の試み以外の何物でもないと思うのだ。畏友尾形氏は「その辺りは今月発行の雑誌”HANADA”が明らかにしている」と教えて下さった。
先頃の籠池氏の安倍総理夫妻への100万円返還の上京の大芝居と言い、何と言い、安倍総理には「あれやこれやと、ご苦労のタネが多いものだ」と思って眺めている。これら一連の騒動は野党とマスコミ連合の安倍内閣を貶める狙いの”conspiracy”だと思うと解りやすい気がする。