新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

6月4日 その2 UKでまたもやテロがあった

2017-06-04 19:12:53 | コラム
世界に潜む危険:

UKではロンドンでまたもやイスラム教国から来た移民にテロをやられ犠牲者が出たと傷ましい報道がある。私は事態は深刻だと思うのだ。EUアkらの離脱を表明し、移民を忌避したい意思を示したUKが標的になるのならば、イスラム教徒を閉め出そうとする大統領令を発したアメリカは、もっとテロに遭う危険性が高いのではではないか。。

私は最早パスポートを一昨年で失効させたから、何処にも外国に行けなくなったのでテロに遭う危険性が低下したかも知れない。だが、我が国はヴィザを緩和して現在のように外国からの客を歓迎すれば、何時如何なる時に不逞の輩が群れをなして入ってくるかが解らないではないか。

もっと外国人に対する警戒態勢を強化すべきではないか。ここ百人町/大久保界隈に来てどれほど多くの中国人を中心にしたアジア人が雨後の竹の子の如くに増えた日本語学校に通っているかを見てごらん。

あの有様を見れば、これまでに警察のお世話になるような犯罪が起きなかったのが、奇跡ではないのかと思ってしまう。私は方々外国を歩いてきたが、あれほど異国の若者たちが無警戒にと言うか傍若無人に動き回っているのを見たことがない。政府は何時まであのような連中に我が国を食い物にさせておく気か。好い加減に考えを変えるべきではないか。UKのような事態になる前に。


そういう点を考えれば、私はトランプ大統領の不法移民の検挙と強制送還策や、イスラム教国圏からの入国禁止の大統領令には異を唱えたくない気もするのだ。外国人に親切に接することは我が国の美徳だろうが、そこにつけ込まれないような細心の注意も必要ではないか。

日本におけるトランプ大統領の評判は

2017-06-04 11:51:13 | コラム
トランプ大統領を論じれば

一昨2日に、W社の同僚から「最近の日本におけるトランプ大統領の評判は如何に」との照会があったので、下記のように簡単に答えておいた。

>引用開始
私は強引に我が道を歩み続けるトランプ大統領には益々不安を感じている。以下にその理由を述べていこう。

3日に「世界史の転換点」と題した著名なジャーナリスト・屋山太郎氏の講演を聴く機会があった。屋山氏は乗りに乗って1時間の予定を30分も超過して語り続けた。それくらいだから、私もかなり楽しんで面白く聞かせて貰ったし、学ぶところ大なるものがあった。断っておくと屋山氏はリベラル派ではない、念の為。

屋山氏はことトランプ大統領についてはかなり手厳しく批判的で、ロシアゲートがかなり複雑になってきていることでもあり、事と次第によってはニクソン元大統領のように弾劾されかかって辞任まであるかも知れないと語っていた。

私はトランプ大統領は知らぬが故にあれほど強引な政策を打ってくるのか、実はあらゆる歴史的なことから何からに精通した上で「恰も知らぬが如きを装っているのか」は未だに判断できないが、矢張りご存じではないと本気で疑っている。

彼はTPPからの離脱を公約通りに声明し、メキシコや我が国等とFTAに移行すると述べた。この点は屋山氏も指摘したが、一国とのFTAの締結までに要する時間、労力、エネルギーを考える時に、カナダを交えた3ヵ国との交渉が終わって制約にこぎ着けた時には、彼の任期である4年は終わっているのではないかと言えると思う。無謀であろうか。

貴君にまで伝わったか否かは定かではないが、嘗て我が社は当時の通産大臣から「我が国に多額の輸出をして対米貿易黒字の削減に貢献した」と表彰されたことがあった。このこと一つだけを考えても。アメリカの他の企業は何をやっているのかと、我々は東京にいて訝ったものだった。

また、1990年頃だったと思うが、アメリカの会社別対日輸出額のリストが回覧されたことがあった。そこには紙パルプ・林産物と言わば(一次産品とまでは言わないが)素材を売っている我が社が2位だったのだ。1位は貴君も想像すうであろうボーイング社だった。ここでも、多くのアメリカ企業の努力不足が見えるが、問題はトランプ大統領がこういう歴史的事実をご存じかと言うことだ。

もっと厳しいことを言えば、国産車と比較して品質が劣るアメリカ車を、我が国の国産車の品質に慣れた消費者が「貿易黒字解消の為に買うか」なのである。責任はアメリカ側にあると思うが、貴君ならば少なくとも反対はしないと思う。我々は厳しすぎる日本市場の品質に対する要求を満たす努力を重ねて日本市場に確固たる地位を確立したのだから。

トランプ大統領には今からでも遅くはないから、日米間の貿易の歴史を学ぶか、我々のような企業から聴取するような努力をして貰いたいものだ。

私は言いすぎかも知れないが、トランプ大統領のやることなすことを見聞きしていると、矢張り勉強不足というか、不動産業界だけでのご経験で物事を判断されているのではないかと思いたくなる。換言すれば、「無知」というか「知識と認識不足」としか見えない。

つい先日、8チャンネルのBSに登場された筑波大学(国立であり、優れた大学である)の客員教授である竹内女史が「トランプ大統領は何にもご存じなくてあの一連の政策を打ち出されたのか、あるいは何もかもご承知の上で知らん顔で言っておられるのかが未だに判断できません」と言っておられた。.

ざっとこんな所だが、上記で貴君の疑問を解消できただろうか。最後に一言をお知らせしておくと「我が国にはトランプ大統領は世界に新たなパラダイムを持ち込もうという壮大な挑戦をされているので、世界の政治から何から大改革が始まったばかりだ」という説を唱える有名人や学者おられるのだ。君がこの説を受け入れるかどうかに興味がある。

貴君のご意見を賜りたいと同時に、アメリカの現状をお聞かせ願いたい。
<引用終わる