読売が10連敗:
プロ野球
ここから入るが、読売は昨日までで「如何に何でも」と思っていたオリックスに2連敗だったので、交流戦前からの負けを引きずって10連敗になってしまうか否かに関心があった。途中経過で3回までに3対1とオリックスの新人投手・山岡を打てずにいる状態だったので「これならば10連敗の危険性が高い」と早々に見切りを付けて、専ら女子のゴルフで青木瀬令奈が優勝するかどうかを見守ることにした。
その読売だが、確か楽天に3連敗したところで私の忠告を受け入れて(まさか?!)打てない外野手立岡(打率0.221)と駄目内野手中井(打率0.213)を2軍に落とし、ロッテから略奪してきたCruzをオリックス戦から1軍に引き上げていた。布陣としては、蔑ろにしていた村田を4番に上げ、2軍から引き上げた橋下到を使い、阿部慎之助は年俸2億6千万円の贅沢な補欠扱いとした。WBCでは良く当たっていた捕手の小林もベンチに引き下げた。
高橋由伸はここまでの手を打ったのだが、折角引き上げたクルーズなる者は2軍では良く打っていたそうだが、3試合で12打数ゼロ安打と全く振るわず、イヤ、バットは振っていたが、役に立たなかった。期待に応えて村田が3試合続けてホームランを打ったが負け試合では何ともならない。私が驚いたのは4日の試合に先発投手にそこまでゼロ勝5敗の宮国を使って3回までに3点を取られ、試合の主導権をオリックスに渡してしまう結果にしたこと。
私は野球のようなモメンタムのスポーツでは、如何に読売の選手たちが試合の主導権を握れないような動きしか出来ていなくとも、何れ右肩上がりのような方向に変わってくると思っている。だが、高橋監督が運までも自らの拙い選手起用で消しているかのような流れは、何れは変わってくると見ている、恰も日本ハムが10連敗しても最下位から脱出したように。だが、私は読売の世代交代を真っ向から否定するような他球団からFAで出てきた古手ばかり獲っている方針では、余り先行きは明るくないと見ている。
女子のゴルフ:
韓国人ばかりが優勝して(とは言ったが、台湾の廬暁晴→テレサ・ルーも勝っていた)腹立たしいが、昨日は前橋市出身の立派な日本のゴルファーが優勝できそうなので、冷静に成り行きを見守っていくことにした。悪天候で36ホールの試合になってしまったそうだが、勝てる時はそんなもので、最終18番でもバーディーを獲って(アナウンサーは何故「奪う」と言うのだろうか)青木瀬令奈が優勝したので、一安心だった。
だが、36ホールに短縮した為に賞金は1,260万円から945万円に減額となっていた。ここで、男子のトーナメントに触れない訳は、あれほど上位8番までを多くの外国人に獲られていたような不甲斐なさが腹立たしいからだ、
卓球:
日本人の男女の若い選手たちの大活躍が凄いと思う。自分では経験がないので聞いた風なことは言えないが、今回初めて世界的な試合を見ていると、恐らく「モメンタムが大きく支配するスポーツではないのか」と思わせられた。そうであれば、アメリカが発祥の地となるのだが、どうやらそうではないらしく、Wikipediaには下記のようになっていた。
>引用開始
卓球の起源はインドのゴッシマテニスという遊戯でそれが1880年代のイギリスに伝わり、上流階級の遊びとして広まっていく中でスポーツに発展したものと考えられている。
<引用終わる
何と、言うなればUK系だったのだ。それならば、サッカーやラグビーと同根かと、やや意外だった。私にはテレビの中継で見ているだけでは、目覚ましい活躍を見せてくれた男女の選手たちが、どれほど優れた素材なのか、体力があるのか等が見えてこないのだ。あの連中が他の競技をやれば矢張り一流となるのかどうかの見極めが出来ない。何れにせよ、あそこまでの成績を挙げた卓球界と選手たちはいくら褒めても褒めきれないと思う。立派だ。
しかしながら、「チョーレー」と叫ぶ張本智和君(13歳)は仮令両親が中国出身者であっても素晴らしいし、良き素材であるだろうとは思う。但し、2020年の東京オリンピックでの活躍を期待するなどと軽々には言わない。それは、マスコミは子供が出てきてある程度の成績を残すと直ぐにその子が無限大の可能性を秘めており、進歩し続けるようなことを言うことを否定的に見ているからだ。
指導者(コーチでも良いだろうが)がその子供の素質を完全に見極めてどの部分を活かして成長させるかの計画をきちんと立てておく必要がある。「優れた素材対立派な指導者」という理想的な組み合わせはそう滅多には現れない。卑近な例では、王貞治と荒川博があるが、名コーチは一度に何人もつきっきりで育てている時間などないものだ。また、その素材の精神状態が如何なるものかという重大な要素もある。私は周囲が持て囃すことがどれほど危険かと言いたい。後難を恐れずに言えば、プロ野球がこれまでにどれほどの数の素材を無為に終わらせたかだと思う。
余談だが、ドイツでの世界卓球選手権のあの広い会場のデユッセルドルフのメッセには、1995年の5月にDRUPAという紙パルプ産業が関連する世界的な展示会で訪れたことがあるので、あの意外に地味な市街や隣接するケルンにある大聖堂等を懐かしく思いだしていた。デユッセルドルフでは泣きたくなるほど一般の市民には私の英語でも理解されず、中央駅を求めてその直ぐそこを1時間も彷徨わされたのも意外な思い出であった。
サッカー:
Jリーグの柏対浦和の試合も見た。だが、何故か、このリーグの試合には感動も興奮も刺激も、あの世界卓球選手権ほどのハラハラドキドキを感じないのだ。確かに、現在のサッカーの選手たちの技術的水準は高いと思う。世界水準で見ても優れた素材も中にはいると思う。でも、メッシやクリスチアーノ・ロナウドが見せるスリルも凄さもないのだ。
それは何かと考えてみると、何度でも同じことを言うようだが「自分でやってやろうと無理をする選手が少な過ぎること」、「責任逃れのパスが多過ぎること(=所謂バックパスとデイフェンス陣間での横パスが過剰である)、「シュートが不正確過ぎる(下手だ)」、「こぼれ球等に対する競り合いが下手でスリルに乏しい」等々があると思う。簡単に言えばもっと「俺が俺が」と出しゃばっても良くはないか。
浦和はJリーグの中では超二流の選手ばかりを集めて一応の形を作るが、そこが超二流の悲しさで結局は「残念、惜しかった」という不発のシュートに終わっている。興梠や李忠成はその典型で何かやって見せてくれそうだが、結果的には「惜しい」で終わってしまっていた。監督さんはテイ―ム編成を考え直す必要がありはしないか。
プロ野球
ここから入るが、読売は昨日までで「如何に何でも」と思っていたオリックスに2連敗だったので、交流戦前からの負けを引きずって10連敗になってしまうか否かに関心があった。途中経過で3回までに3対1とオリックスの新人投手・山岡を打てずにいる状態だったので「これならば10連敗の危険性が高い」と早々に見切りを付けて、専ら女子のゴルフで青木瀬令奈が優勝するかどうかを見守ることにした。
その読売だが、確か楽天に3連敗したところで私の忠告を受け入れて(まさか?!)打てない外野手立岡(打率0.221)と駄目内野手中井(打率0.213)を2軍に落とし、ロッテから略奪してきたCruzをオリックス戦から1軍に引き上げていた。布陣としては、蔑ろにしていた村田を4番に上げ、2軍から引き上げた橋下到を使い、阿部慎之助は年俸2億6千万円の贅沢な補欠扱いとした。WBCでは良く当たっていた捕手の小林もベンチに引き下げた。
高橋由伸はここまでの手を打ったのだが、折角引き上げたクルーズなる者は2軍では良く打っていたそうだが、3試合で12打数ゼロ安打と全く振るわず、イヤ、バットは振っていたが、役に立たなかった。期待に応えて村田が3試合続けてホームランを打ったが負け試合では何ともならない。私が驚いたのは4日の試合に先発投手にそこまでゼロ勝5敗の宮国を使って3回までに3点を取られ、試合の主導権をオリックスに渡してしまう結果にしたこと。
私は野球のようなモメンタムのスポーツでは、如何に読売の選手たちが試合の主導権を握れないような動きしか出来ていなくとも、何れ右肩上がりのような方向に変わってくると思っている。だが、高橋監督が運までも自らの拙い選手起用で消しているかのような流れは、何れは変わってくると見ている、恰も日本ハムが10連敗しても最下位から脱出したように。だが、私は読売の世代交代を真っ向から否定するような他球団からFAで出てきた古手ばかり獲っている方針では、余り先行きは明るくないと見ている。
女子のゴルフ:
韓国人ばかりが優勝して(とは言ったが、台湾の廬暁晴→テレサ・ルーも勝っていた)腹立たしいが、昨日は前橋市出身の立派な日本のゴルファーが優勝できそうなので、冷静に成り行きを見守っていくことにした。悪天候で36ホールの試合になってしまったそうだが、勝てる時はそんなもので、最終18番でもバーディーを獲って(アナウンサーは何故「奪う」と言うのだろうか)青木瀬令奈が優勝したので、一安心だった。
だが、36ホールに短縮した為に賞金は1,260万円から945万円に減額となっていた。ここで、男子のトーナメントに触れない訳は、あれほど上位8番までを多くの外国人に獲られていたような不甲斐なさが腹立たしいからだ、
卓球:
日本人の男女の若い選手たちの大活躍が凄いと思う。自分では経験がないので聞いた風なことは言えないが、今回初めて世界的な試合を見ていると、恐らく「モメンタムが大きく支配するスポーツではないのか」と思わせられた。そうであれば、アメリカが発祥の地となるのだが、どうやらそうではないらしく、Wikipediaには下記のようになっていた。
>引用開始
卓球の起源はインドのゴッシマテニスという遊戯でそれが1880年代のイギリスに伝わり、上流階級の遊びとして広まっていく中でスポーツに発展したものと考えられている。
<引用終わる
何と、言うなればUK系だったのだ。それならば、サッカーやラグビーと同根かと、やや意外だった。私にはテレビの中継で見ているだけでは、目覚ましい活躍を見せてくれた男女の選手たちが、どれほど優れた素材なのか、体力があるのか等が見えてこないのだ。あの連中が他の競技をやれば矢張り一流となるのかどうかの見極めが出来ない。何れにせよ、あそこまでの成績を挙げた卓球界と選手たちはいくら褒めても褒めきれないと思う。立派だ。
しかしながら、「チョーレー」と叫ぶ張本智和君(13歳)は仮令両親が中国出身者であっても素晴らしいし、良き素材であるだろうとは思う。但し、2020年の東京オリンピックでの活躍を期待するなどと軽々には言わない。それは、マスコミは子供が出てきてある程度の成績を残すと直ぐにその子が無限大の可能性を秘めており、進歩し続けるようなことを言うことを否定的に見ているからだ。
指導者(コーチでも良いだろうが)がその子供の素質を完全に見極めてどの部分を活かして成長させるかの計画をきちんと立てておく必要がある。「優れた素材対立派な指導者」という理想的な組み合わせはそう滅多には現れない。卑近な例では、王貞治と荒川博があるが、名コーチは一度に何人もつきっきりで育てている時間などないものだ。また、その素材の精神状態が如何なるものかという重大な要素もある。私は周囲が持て囃すことがどれほど危険かと言いたい。後難を恐れずに言えば、プロ野球がこれまでにどれほどの数の素材を無為に終わらせたかだと思う。
余談だが、ドイツでの世界卓球選手権のあの広い会場のデユッセルドルフのメッセには、1995年の5月にDRUPAという紙パルプ産業が関連する世界的な展示会で訪れたことがあるので、あの意外に地味な市街や隣接するケルンにある大聖堂等を懐かしく思いだしていた。デユッセルドルフでは泣きたくなるほど一般の市民には私の英語でも理解されず、中央駅を求めてその直ぐそこを1時間も彷徨わされたのも意外な思い出であった。
サッカー:
Jリーグの柏対浦和の試合も見た。だが、何故か、このリーグの試合には感動も興奮も刺激も、あの世界卓球選手権ほどのハラハラドキドキを感じないのだ。確かに、現在のサッカーの選手たちの技術的水準は高いと思う。世界水準で見ても優れた素材も中にはいると思う。でも、メッシやクリスチアーノ・ロナウドが見せるスリルも凄さもないのだ。
それは何かと考えてみると、何度でも同じことを言うようだが「自分でやってやろうと無理をする選手が少な過ぎること」、「責任逃れのパスが多過ぎること(=所謂バックパスとデイフェンス陣間での横パスが過剰である)、「シュートが不正確過ぎる(下手だ)」、「こぼれ球等に対する競り合いが下手でスリルに乏しい」等々があると思う。簡単に言えばもっと「俺が俺が」と出しゃばっても良くはないか。
浦和はJリーグの中では超二流の選手ばかりを集めて一応の形を作るが、そこが超二流の悲しさで結局は「残念、惜しかった」という不発のシュートに終わっている。興梠や李忠成はその典型で何かやって見せてくれそうだが、結果的には「惜しい」で終わってしまっていた。監督さんはテイ―ム編成を考え直す必要がありはしないか。