新聞『フィナンシャルタイムズ』が年一回発表している、世界上位500社の時価総額、氏市場価値をランキングしたリスト、フィナンシャルタイムスグローバル500の中に、今年ロシアの企業は11社が入った。
ロシアの企業中、最高位の15位に今回つけたのは、これまで同様ガスプロムだった。ガスプロムの市場価値、時価総額は1900億ドルだ。なお昨年は33位だった。
ロシアの声記者はガスプロムが、ベスト20の壁を突破した事に付いて、コンサルティング会社フィンエクスペルチザのミカエリャン副事務局長にマイクを向け、意見を聞いてみた。
「これはロシア企業が国際市場で、重みを増しつつある事を証明しており、世界で一定の重きを持つ巨大で、また強力な企業がロシアにある事を物語っている。
グローバルなプロジェクトに参加する事が出来る、世界規模のプレーヤーが存在しているという事だ。
なお経済危機までは、おおよそ同じような状況があった。少しずつロシア企業に対する受け止め方は好転していっている。
ロシア企業が完全なパートナーとして、受け入れられるようにする必要がある」
副事務局長は、このように述べている。
ガスプロム以外に、やはりガス企業ノヴァテックも、昨年の200位から174位にランキングを上げた。
またロシア対外貿易銀行は236位を維持した。石油企業スルグトネフチガスやノヴォリペツク冶金コンビナートもベスト500入りした。
しかし今年やはり注目を集めたのは何と言っても新顔だ。市場価値、時価総額を約1000億ドルと評価されたロスネフチが56位、そしてルクオイルが118位に初めて入った。
この他ガスプロムネフチが368位に、ロシア最大の銀行ズベルバンクが73位に、さらに二つの冶金コンビナート、ノリリスクニッケルとセヴェルスタリも、この権威あるベスト500へのランキング入りを果たしている。
ではまたここで投資会社トロイカディアローグの、主任アナリストの意見を紹介したいと思う。
「すべての巨大企業が新聞フィナンシャルタイムズのランキングで、上位を占めたわけではないが、年を追うごとにロシア企業のブランド力は上がっている。 ロシアは世界の経済大国ベスト10に入っており、ロシア企業が世界のベスト500入りを果たすのは当然だろう。
例えば外国の消費者にとってアエロフロートは、以前より知られるようになった。プロセスは進んでおり経済は発展している。
私たちはますます世界経済に統合されつつあり、それに伴ってロシア企業のブランド力も高まっているのだ」
主任アナリストの意見を紹介した。
なお新聞ファイナンシャルタイムズの、世界企業ベスト500の上位3社に特別の変化はなかった。
1位は市場価値を昨年より100億ドル増やし、4170億ドルと評価されたアメリカの石油企業エクソンモビル、第2位はペトロチャイナ、3位はアップルだった。
尚アップルのライバルで、昨年3位を占めていたマイクロソフトは今回10位に後退している。
6月29日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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ロシアの企業中、最高位の15位に今回つけたのは、これまで同様ガスプロムだった。ガスプロムの市場価値、時価総額は1900億ドルだ。なお昨年は33位だった。
ロシアの声記者はガスプロムが、ベスト20の壁を突破した事に付いて、コンサルティング会社フィンエクスペルチザのミカエリャン副事務局長にマイクを向け、意見を聞いてみた。
「これはロシア企業が国際市場で、重みを増しつつある事を証明しており、世界で一定の重きを持つ巨大で、また強力な企業がロシアにある事を物語っている。
グローバルなプロジェクトに参加する事が出来る、世界規模のプレーヤーが存在しているという事だ。
なお経済危機までは、おおよそ同じような状況があった。少しずつロシア企業に対する受け止め方は好転していっている。
ロシア企業が完全なパートナーとして、受け入れられるようにする必要がある」
副事務局長は、このように述べている。
ガスプロム以外に、やはりガス企業ノヴァテックも、昨年の200位から174位にランキングを上げた。
またロシア対外貿易銀行は236位を維持した。石油企業スルグトネフチガスやノヴォリペツク冶金コンビナートもベスト500入りした。
しかし今年やはり注目を集めたのは何と言っても新顔だ。市場価値、時価総額を約1000億ドルと評価されたロスネフチが56位、そしてルクオイルが118位に初めて入った。
この他ガスプロムネフチが368位に、ロシア最大の銀行ズベルバンクが73位に、さらに二つの冶金コンビナート、ノリリスクニッケルとセヴェルスタリも、この権威あるベスト500へのランキング入りを果たしている。
ではまたここで投資会社トロイカディアローグの、主任アナリストの意見を紹介したいと思う。
「すべての巨大企業が新聞フィナンシャルタイムズのランキングで、上位を占めたわけではないが、年を追うごとにロシア企業のブランド力は上がっている。 ロシアは世界の経済大国ベスト10に入っており、ロシア企業が世界のベスト500入りを果たすのは当然だろう。
例えば外国の消費者にとってアエロフロートは、以前より知られるようになった。プロセスは進んでおり経済は発展している。
私たちはますます世界経済に統合されつつあり、それに伴ってロシア企業のブランド力も高まっているのだ」
主任アナリストの意見を紹介した。
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なお新聞ファイナンシャルタイムズの、世界企業ベスト500の上位3社に特別の変化はなかった。
1位は市場価値を昨年より100億ドル増やし、4170億ドルと評価されたアメリカの石油企業エクソンモビル、第2位はペトロチャイナ、3位はアップルだった。
尚アップルのライバルで、昨年3位を占めていたマイクロソフトは今回10位に後退している。
6月29日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル