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南北朝鮮の中におかれた中国

2011-07-17 | ラジオ
韓国の金国防相の中国訪問では、朝鮮半島情勢が主要な協議テーマの一つとなる。
観測筋は中国の梁光烈国防相との会談では、北朝鮮に対する中国の特別な影響力を、北東アジアにおける情勢安定化に用いるよう、中国側に呼びかけるとの見方を表している。
韓国は朝鮮半島情勢の危険な状態を排除し、南北対話の再開を試みるために、中国と北朝鮮の緊密な関係が用いられることに期待している。

中国による仲介役への期待は、北朝鮮の金正日総書記が5月に中国を訪問した後、韓国政府の中で特に強まった。
韓国側は金正日総書記と中国の胡錦濤国家主席との会談で、両氏が朝鮮半島の非核化、およびこの問題を6ヵ国協議を含めた対話を用いて、平和的に解決することへの支持を表明したことに注意を向けた。

はたして中国は、この問題で決定的な役割を果たすのだろうか。
北朝鮮にとって中国は重要な同盟国であると共に、北朝鮮に経済支援を行っている主要国だ。
中国は核ミサイルを保有している隣国、北朝鮮での混乱状態に目を向けようとはしていない。

ロシア科学アカデミー極東研究所の研究員は、ロシアの声からのインタビューに対し、中国は現在、北朝鮮に影響を及ぼし得るという絶対的に有効な手段を持ってはいないと指摘し、中国は、あるところまでは、北朝鮮体制を支持する用意があると述べ、次のように語っている。
「中国は他の国の見解と懸念を考慮している。金正日氏を見捨てることはなく、支持するだろうが、それには限界がある。
これは時間が証明するだろう。もちろん中国は韓国政府の見解を考慮しており、韓国の見解を無視することはできない。だが中国が可能性のある全ての案を検討することなく、早急に結論を出すことはないだろう」
研究員は、このように話している。

このような形で中国は、互いに譲歩しない南北朝鮮の間で非常に複雑な状況に置かれた。韓国国防相の中国訪問の総括に関して、中国がこの問題でどちらか一国を支持するとは考え(???)。共同文書に北朝鮮への激しい批判が盛り込まれることは恐らくないだろう。中国側は韓国に対して、北朝鮮の今後の孤立状態を促進する行動を抑えるために、ほのかに暗示することだろう。

(???)は女性アナウンサーの声が出てないため全く聴こえない

それでも中国で儲けなければならない日本人へ
クリエーター情報なし
成甲書房

7月14日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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