4日間の日程で中国を訪問していた、アメリカのマイケル・マレン統合参謀本部議長は、今回の訪問で両国の軍事関係における緊張緩和を試みた。
だがアメリカと中国は台湾や南シナ海情勢をはじめとした、一連の敏感な問題に付いて歩み寄ることはできなかった。
アメリカ政府は2010年1月、台湾に総額64億ドルの武器を台湾に売却する計画を発表した。
この声明が出された後、アメリカと中国の軍事協力は事実上失われた。
アメリカはその後、戦略的軍事対話の構築を呼びかけたが、中国は一貫して(※声が出ていないので全く聴き取れず)、アメリカが中国との協力に実際に関心を持っているならば、先ずはじめに台湾との軍事的繋がりを、制限するべきだとの見解を示した。
今回のマレン統合参謀本部議長の訪問中にも、台湾問題に関する声明が表された。
ロシア科学アカデミー・アメリカ・カナダ研究所の副所長は、台湾問題は両国関係の正常な発展にとって、今後も深刻な障害として残り続けるだろうとの考えを示し、次のように語っている。
「アメリカは従来どおり、自国の価値観とメンタリティーを持ってアプローチしている。
そのためアメリカは中国と台湾の間でバランスを取ろうと試みながら、台湾に武器を供給しているのだ。
だが中国の哲学は別のものだ。中国は10年、100年、1000年単位で時間を計っており、台湾と中国大陸が何れ一つの国家になるとの確信を持っている。
中国の声明は大きな政治的性格を持っている。中国は台湾問題は主権と領土保全に関わっており、ここで譲歩することは出来ないと指摘している」
副所長は、このように話している。
中国側は南シナ海の領土問題に付いても譲歩する意向はない。中国は、この問題において中国と対立するベトナム、フィリピン、その他の国との仲介役を務めようとするアメリカに、断固として反対の立場を表している。
アメリカは領土問題における仲介を望んでいるだけでなく、自らが地域における大国であると公に語っている。
中国ではアメリカによるフィリピン軍の近代化、ベトナムとの軍事協力発展に関する歩み、地域での各国との軍事演習の実施に関する計画に懸念が示された。
アメリカと中国は、協議を総括するブリーフィングの場でさえ、激しいやり取りを見せた。
マレン統合参謀本部議長は、最近実施されたアメリカ、日本、オーストラリアの合同演習に付いて声明を表し、この演習はずいぶん前から計画されていたものだと発言した。
それに対し中国人民解放軍の総参謀長は、計画は変更できたであろうと発言した。
マレン統合参謀本部議長は、4日間にわたる中国訪問を総括し、中国は成長する軍事大国ではなく、すでに成長を遂げたとの声明を表した。
※相変わらず声が出ていない女性アナウンサー。ほとんど自己満足の喋りだね。
7月13日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
だがアメリカと中国は台湾や南シナ海情勢をはじめとした、一連の敏感な問題に付いて歩み寄ることはできなかった。
アメリカ政府は2010年1月、台湾に総額64億ドルの武器を台湾に売却する計画を発表した。
この声明が出された後、アメリカと中国の軍事協力は事実上失われた。
アメリカはその後、戦略的軍事対話の構築を呼びかけたが、中国は一貫して(※声が出ていないので全く聴き取れず)、アメリカが中国との協力に実際に関心を持っているならば、先ずはじめに台湾との軍事的繋がりを、制限するべきだとの見解を示した。
今回のマレン統合参謀本部議長の訪問中にも、台湾問題に関する声明が表された。
ロシア科学アカデミー・アメリカ・カナダ研究所の副所長は、台湾問題は両国関係の正常な発展にとって、今後も深刻な障害として残り続けるだろうとの考えを示し、次のように語っている。
「アメリカは従来どおり、自国の価値観とメンタリティーを持ってアプローチしている。
そのためアメリカは中国と台湾の間でバランスを取ろうと試みながら、台湾に武器を供給しているのだ。
だが中国の哲学は別のものだ。中国は10年、100年、1000年単位で時間を計っており、台湾と中国大陸が何れ一つの国家になるとの確信を持っている。
中国の声明は大きな政治的性格を持っている。中国は台湾問題は主権と領土保全に関わっており、ここで譲歩することは出来ないと指摘している」
副所長は、このように話している。
中国側は南シナ海の領土問題に付いても譲歩する意向はない。中国は、この問題において中国と対立するベトナム、フィリピン、その他の国との仲介役を務めようとするアメリカに、断固として反対の立場を表している。
アメリカは領土問題における仲介を望んでいるだけでなく、自らが地域における大国であると公に語っている。
中国ではアメリカによるフィリピン軍の近代化、ベトナムとの軍事協力発展に関する歩み、地域での各国との軍事演習の実施に関する計画に懸念が示された。
アメリカと中国は、協議を総括するブリーフィングの場でさえ、激しいやり取りを見せた。
マレン統合参謀本部議長は、最近実施されたアメリカ、日本、オーストラリアの合同演習に付いて声明を表し、この演習はずいぶん前から計画されていたものだと発言した。
それに対し中国人民解放軍の総参謀長は、計画は変更できたであろうと発言した。
マレン統合参謀本部議長は、4日間にわたる中国訪問を総括し、中国は成長する軍事大国ではなく、すでに成長を遂げたとの声明を表した。
※相変わらず声が出ていない女性アナウンサー。ほとんど自己満足の喋りだね。
7月13日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル