1010 Radio

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2008年の経済危機パニックなしの再来(1)

2012-11-01 | ラジオ
世界(たいざい???)のダイナミックな健全化は期待できそうもなく、見通しは、はっきりしていない。実際のところ、これが東京でのIMFおよび世界銀行指導部の年次会合開催を前に、ラガルド専務理事が述べた事の(???)。
会合参加者の評価によると、世界経済の現状に関するIMFの報告はアメリカやヨーロッパといった、鍵を握る地域に関する侘しい結論を含んでいる。
その一方で、専門家たちは2008年のような世界的危機が起きる可能性は極めて高いとしながらも、ああした危機が必然的、かつ急激に再現されることについては、それはないと考える傾向にある。

経済学者で話題の本『資本主義者のコミュニティ』の著者であるエドワード・カール氏は、VORのインタビューに応じたなかで、フィナンシャルセクターは病んでおり、その参加者は2008年の経験から学ばず、あべこべに致命的は過ちを一層深めつつあると述べた。

VORの記者はまた、グロバリゼーション問題研究所のデリャーギン所長に、マイクを向け意見を聞いてみた。
「2008年の危機が再来する可能性は十分にあるが、ここ2年から3年のうちには、それは恐らく起こらないことでしょう。
2008年の経済危機は、預金や外国為替など伝統的な金融取引や実物商品、債権取引の相場変動によるリスクを避けるために開発された金融商品・デリバティブピラミッドと、アメリカの不動産システムの危機だった。
この危機によってシステムもピラミッドも、かなりの程度、破壊されてしまった。
そしてギリシャなど南ヨーロッパのそれは、こうした危機の第二の波と言えるものです。
一方、今私が注意すべきだと考えているのは、中国で起こっている事だ。数年後には、中国の経済成長は、さらに大きく下がる可能性があるからだ。
成長率が年5%であるなら、中国では深刻かつ困難な傾向が始まり、それは世界中に打撃を与えるでしょう。なぜなら現在、他でもない中国がギリシャ神話に登場し、両腕と頭で天空を支える巨人の神アトラースのように世界経済全体を自分の肩で支えているからだ」
所長は、このような見解を示している。

初っ端の「世界たいざい」って何だ???
(???)は若い女性アナウンサーの声が出ていないため全く聴こえず
2008年の経済危機パニックなしの再来(2)へ続く
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