韓国は今月26日、いわゆる宇宙クラブ入りを目指す。韓国はこの日、ロシア参加のもとで製造された韓国の打ち上げロケットで、韓国が製造した人工衛星を打ち上げる予定だ。
韓国はずいぶん前から人工衛星を開発、製造している。最初の人工衛星は、1993年にフランスの打ち上げロケット・アリアンによって打ち上げられた。その後も、韓国の人工衛星は、外国の打ち上げロケットで、外国の宇宙船発射基地から打ち上げられた。
ですが今回、韓国の人工衛星は韓国の打ち上げロケットナローによって宇宙に打ち上げられる。
正確に言うと、部分的に韓国が製造した打ち上げロケットで打ち上げられる。なぜならロケットの一段目は、ロシアのフルニチョフ宇宙センターで製造されたからだ。ロシアの専門家たちはレナロー島にある、宇宙センターの建設でも協力した。
なお今回の打ち上げは、人工衛星搭載ロケット・ナロの3度目の試みとなる。2009年と2010年の打ち上げは失敗に終わった。1回目の打ち上げでは韓国が製造した2段目に問題が発生した。2回目の打ち上げが失敗に終わった原因については、専門家たちの間で意見が分かれている。
今回の打ち上げが成功した場合、韓国は宇宙大国の仲間入りを果たす。ロシアも誇りを感じるだろう。打ち上げの成功は宇宙分野におけるロシアの評判を高めるはずだ。
一方でロシアは自国の利益を、考慮しなかったと考えている専門家たちもいる。2008年にロシアの宇宙船で、韓国のリ・ソケン宇宙飛行士が宇宙に飛び立ったのは問題がないものの、たとえ友好的協力とはいえ、他の国のロケット製造を援助するのは別の話だ。
もちろんロシアは韓国にロケット技術を伝えてはいない。韓国にはただ、ロシアの打ち上げロケットを使用するチャンスが与えられただけだ。
ですが韓国の技師たちが、打ち上げ準備の際にロシアの専門家たちとの協力で得た経験は、韓国のロケットプロジラム(???)を大きく促進させる助力となるだろう。
これは、ずいぶん前から収益性の高い人工衛星打ち上げ市場への参入を夢見る韓国が、近いうちにもロシアの競争相手になる可能性があることを意味している。
なお、韓国のロケットプログラムは、軍事的な面も持っている。韓国は今月10月初旬、弾道ミサイルの射程制限を延長すると発表した。これによって韓国は現在、射程800キロの弾道ミサイルを開発する権利があると考えている。
軍事ミサイルと平和目的のロケット技術が類似していることを考慮した場合、ノロの作業で韓国の技師たちが得た経験が、弾道ミサイルの開発に利用される可能性も除外できない。ロシアを含めた韓国の隣国は、このような状況に不満を表すだろう。
今回打ち上げに成功した場合、韓国はいわゆるロケットクラブ入りを果たす。ハイテク産業分野における東アジア諸国の役割は、さらに顕著になっている。
仮に打ち上げが失敗しても、これで韓国のロケットプログラムが終了することは恐らくないだろう。隣国の不満も、そして打ち上げの失敗も、韓国を止めることはできない。韓国は宇宙大国入りを目指している。
※「プロジクト」っとて何だ???
※いつものことながら本当に声が出ない女性アナウンサー
10月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
韓国はずいぶん前から人工衛星を開発、製造している。最初の人工衛星は、1993年にフランスの打ち上げロケット・アリアンによって打ち上げられた。その後も、韓国の人工衛星は、外国の打ち上げロケットで、外国の宇宙船発射基地から打ち上げられた。
ですが今回、韓国の人工衛星は韓国の打ち上げロケットナローによって宇宙に打ち上げられる。
正確に言うと、部分的に韓国が製造した打ち上げロケットで打ち上げられる。なぜならロケットの一段目は、ロシアのフルニチョフ宇宙センターで製造されたからだ。ロシアの専門家たちはレナロー島にある、宇宙センターの建設でも協力した。
なお今回の打ち上げは、人工衛星搭載ロケット・ナロの3度目の試みとなる。2009年と2010年の打ち上げは失敗に終わった。1回目の打ち上げでは韓国が製造した2段目に問題が発生した。2回目の打ち上げが失敗に終わった原因については、専門家たちの間で意見が分かれている。
今回の打ち上げが成功した場合、韓国は宇宙大国の仲間入りを果たす。ロシアも誇りを感じるだろう。打ち上げの成功は宇宙分野におけるロシアの評判を高めるはずだ。
一方でロシアは自国の利益を、考慮しなかったと考えている専門家たちもいる。2008年にロシアの宇宙船で、韓国のリ・ソケン宇宙飛行士が宇宙に飛び立ったのは問題がないものの、たとえ友好的協力とはいえ、他の国のロケット製造を援助するのは別の話だ。
もちろんロシアは韓国にロケット技術を伝えてはいない。韓国にはただ、ロシアの打ち上げロケットを使用するチャンスが与えられただけだ。
ですが韓国の技師たちが、打ち上げ準備の際にロシアの専門家たちとの協力で得た経験は、韓国のロケットプロジラム(???)を大きく促進させる助力となるだろう。
これは、ずいぶん前から収益性の高い人工衛星打ち上げ市場への参入を夢見る韓国が、近いうちにもロシアの競争相手になる可能性があることを意味している。
なお、韓国のロケットプログラムは、軍事的な面も持っている。韓国は今月10月初旬、弾道ミサイルの射程制限を延長すると発表した。これによって韓国は現在、射程800キロの弾道ミサイルを開発する権利があると考えている。
軍事ミサイルと平和目的のロケット技術が類似していることを考慮した場合、ノロの作業で韓国の技師たちが得た経験が、弾道ミサイルの開発に利用される可能性も除外できない。ロシアを含めた韓国の隣国は、このような状況に不満を表すだろう。
今回打ち上げに成功した場合、韓国はいわゆるロケットクラブ入りを果たす。ハイテク産業分野における東アジア諸国の役割は、さらに顕著になっている。
仮に打ち上げが失敗しても、これで韓国のロケットプログラムが終了することは恐らくないだろう。隣国の不満も、そして打ち上げの失敗も、韓国を止めることはできない。韓国は宇宙大国入りを目指している。
※「プロジクト」っとて何だ???
※いつものことながら本当に声が出ない女性アナウンサー
中国・韓国が死んでも教えない近現代史 (徳間文庫) | |
クリエーター情報なし | |
徳間書店 |
10月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル