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アメリカから出ていきたいのならオバマに手紙を(2)

2012-11-26 | ラジオ
しかしなお、こうした抗議はあまりに真剣に取るには及ばないものだ、と、モスクワ国際関係大学のマリギン副学長は見なしている。
「選挙キャンペーン期間前後の、こうした情報はある種、冗談あるいは曲芸と評価して構わないものだ。深刻な結果が引き起こされることはない、また有り得ないだろう」
副学長は、このようにコメントしている。

しかしながら、言ってしまえば余り頭のよくない人々の間で、この署名行動がステータスを得てしまったということに問題がある。
ホワイトハウスが我ら民衆を創設したのは良き意図からだった。まさに、大統領府への直接的な通路を、アメリカ市民のために開こうという意図からというものだった。
政府からすれば、民衆が何をどのように変えて欲しいと望んでいるのか、直接的に、声を聴くための道具だった。
バラク・オバマ大統領は2008年、大統領府をかつてなく開かれたものとする、と有権者たちに約束していた。そしてそれを実行したのだ。

請願は13歳以上のアメリカ市民なら誰でも届けられる。150以上の署名があれば、請願は必ずサイトに掲載されなければならない。また5000以上の署名があれば、ホワイトハウス曰く、その署名は、はや公式書類に変わり、これには必ず回答が与えられねばならなくなる。
分離についての数個の請願に、既に1万から1万5000の署名が集まっている。はじめ冗談ごとのように思われたものが、はや何やらもっと重大なものになりつつあるのだ。大量の請願が届くようになってから1週間が過ぎた。しかし今のところ、公式の回答は一切ない。どうやらホワイトハウスにとっても、予想外の展開が繰り広げられているようだ。

「頭のあまり良くない」と言う前に、新人男性アナウンサーの喋りが上手くならないかね

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11月14日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル