Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

2012-11-19 20:39:38 | 映画
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観てきました。

個人的感想としては、「悲しい」という。

エンディングテーマ曲の、宇多田ヒカルちゃんの「桜流し」は母性をテーマにしていると
スポーツ紙のサイトで読みましたが、そうか、この映画の内容にそうくるか、深いぞ!
と思いました。

エヴァ:FINALが楽しみです。来年公開予定となっていますが、
予定通りに公開されて欲しいです。

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『ダーク・シャドウ』

2012-05-24 21:10:22 | 映画
ティム・バートン監督の最新作で、
またしてもジョニー・デップ主演の映画
『ダーク・シャドウ』を観てきました。

60年代から70年代にかけて5年間放送されたTVドラマを
映画化したものだそうですが、良い意味でB級。
久しぶりに映画を観たこともあるでしょうけれど、
とても楽しめました。

映画冒頭のわくわく感から、
ほどなくしてB級に落ち着いて、
肩の力が抜けて観られるのです。

そして、ティム・バートン色を抜きにして
考える最大の特色は、キャスティングの妙でした。
とくに美女たち…。

家族を大事にすること、というテーマがありましたが、
それによってどんな良いことがあるかのような、
説得力はとくになかったですかねぇ。
そういう教訓映画ではありません。
「家族を大事に」というのがでてきたとしても、
それを映画ないで統一して作ったり、内包させたりという
ものではなく、映画のパーツの一部的に
使用するという方法がとられています。

内容に破たんがないかどうかをあまり気にしていないところが
B級に感じるゆえんなんだと思います。
面白ければいいという、B級方法論。
ティム・バートン監督は、史上最低の映画監督と言われる
エド・ウッド監督にシンパシーを感じる人で、
彼を映画にしたくらいですから、
エド・ウッドに「こうだろ?な?」と語りかけるような
映画を作るのではないでしょうか。

僕としては、『チャーリーとチョコレート工場』、
『スウィーニー・トッド』、『アリス・イン・ワンダーランド』ら
近作の中では、もっとも面白く観られたバートン監督映画でした。

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『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

2012-02-24 00:49:33 | 映画
映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』を観てきました。

父親ととても仲の良い利発な少年が、911テロによってその父親を失う。
父親の遺品からふと出てきた一つの鍵を手に入れた少年は、その鍵で開く何かを探し始める。
その鍵で開くものが見つかった時に、父親を亡くした喪失感をくつがえす何かがあるのではと期待して...。

主人公の少年、オスカーはとても利口な子なのですが、繊細で神経が細いところがある。
「おかしな子」と言われることにもなれているように、その弱弱しさをカバーするべき、
過剰な手段をしばしば行使します。たとえば、地下鉄車内で防毒マスクを装着したり、
平常心を保つためにタンバリンを携帯したり。
それは、小さな、狭い世界で生きながら、その中で完璧たろうとする姿勢の表れでもあります。
狭い世界、小さな世界を広げようとはしません。ただ、その狭い世界の中でやれることの精度を
高めていこうとしている。
それをトム・ハンクス演じる父親はわかっていて、少年の世界観を広げさせようと、
無理やりにではなく、少年の好奇心に添う形で導いたり歩かせたりしようとしている。
父親の存命中にはかなわなかった、「少年の世界を広げること」は、
父の死と、遺品の鍵によって、なされることになります。
472人もの人を訪ねることで、彼らにもそれぞれの問題と個性と考え方があることを知り、
少年の心は少しづつ広くなっていたことでしょう。

小さな世界にいるのに、さらに、頭だけを使ってわかろうとすること。
それが子どもの拙い部分。

理解に間違いがなければ、少年は軽度の自傷行為もあったようです。
心が未発達だからこういうことになります。
そして頭だけで処理しようとしている。

911テロの衝撃は、当時24歳だった僕にとっても、
大きな衝撃でした。それを、当事者として、10歳の少年が受けたダメージははかりしれないと思います。
きっと、この映画の描き方でも、まだ、単純なんだと思います。
現実だったらもっと複雑ですね。
僕が書いたような「狭い世界を広げようとせずに、その世界での完成度だけを高める子ども」
というのも、テロ後の現実だったらただの一面にすぎないかもしれない。
もっと、なぜテロは起きたのかとか、敵は誰なのか、とか、何を憎むべきなのかとか、
いろいろと悩むと思います。

狭い世界に安住し、そこでの完成度だけに力を注ぐとどうなるか。
心が発達しないし、人を知らないので、無駄に誰かを憎んだり傷つけたり誤解したり、
そういうことが多くなります。
そして、自傷行為もあるでしょうし、パニックも起こすことになるでしょう。

そんなことでは、この世界は生きづらくてしょうがない。

世界を広げることは、時として大変です。
僕だって、こんなことを書いていますが、それほど広い世界を持っているわけじゃない。
でも、何か、カルチャーショックのような、価値観や世界観や感覚面での良い意味でのショックを、
できれば大きく深いものを一つでも二つでも経験していれば違うと思います。
これを読む、若い人がいたならば、そういう意味で、自分の世界を広げるように
してみると良いかもしれないですよ。

僕には子どもはありませんが、従姉に男の子が二人いる。
彼らと接するときに、彼らの世界をちょっとでも広げられれば、
値千金のこの世への貢献となるでしょうね。

学校の勉強でも、そういう価値観への衝撃がびしびしあれば面白いんですけれどねぇ。

というように、僕なりの見方というよりか、そう描かれているのでそのまま書きましたが、
それを読み解くのは少し難しい映画だったかなと思います。
それでも、観て、考えてみるっていうことが好きな方にぜひ観てほしいです。
そうそう、主人公の少年はかわいくも美少年な感じなので、
女子はメロメロになるかもしれないですよ(なんという誘い文句)。


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『日本列島 いきものたちの物語』

2012-02-04 14:20:03 | 映画
ドキュメンタリー編集映画、
『日本列島 いきものたちの物語』
を観てきました。

人間の、というか、自分の、というか、
とにかくその甘っちょろさを痛感するような、
彼ら野生のいきものたちのたくましさ、必死さ。

でも、必死ないきものたちがときにかわいく見える。
そもそも、捕食行動以外はかわいい。
容姿がかわいい。
ユーモラスでキュートなかれらいきものたち。
必死で余裕のない人間もそうであればいいと思った。
だって、それって、妙な精神論のおかしな部分を突いていると思ったから。
まぁ、今日はそういう話はおいておいて。

言葉でまとめようとしてもまとまらないものがある作品でした、良い意味で。
言外のアタマの部分で感じながら、抽象的なものを見据えながら、
編集した作品のような気がした。
観る人はこれを丸ごと感じてしまおうっていう映画だと思う。

最後に一言。
キタキツネがなんか儚い。
エキノコックスを持ってなかったら抱きしめてやりたいいきもの。

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FOTB映画大賞2011

2012-01-07 10:41:13 | 映画
昨年の暮れに更新をしそこなった、「FOTB映画大賞2011」の発表をやります。
2011年に観た映画の中で、「もっとも素晴らしい」と僕が感じた映画はどれか、
つまり独断と偏見によってそれを決定するのが本賞であります。

以下、2011年に観た映画です。


★ソーシャル・ネットワーク
★あしたのジョー
★ヒアアフター
★英国王のスピーチ
★岳
★ブラック・スワン
★ザ・ファイター
★コクリコ坂から
★モテキ
★猿の惑星 創世記ジェネシス
★マネーボール


いやぁ、今年は少ないです。
でも、興味深い映画がそろっているでしょう?

以上の11作品から大賞を決定いたします!



ドルルルルルル…(ドラムロール)

パーン!


FOTB映画大賞2011に輝いた作品は

ナタリー・ポートマン主演の『ブラック・スワン』です!
おめでとうございます!
観ていてとっても心が痛くなる映画をありがとうございました。
この名誉を誇ってください。

そんなわけで、次の映画大賞はちゃんとその年内に発表したいです。


暮れていった衝撃的な2011年。
2012年は良い年になりますように。


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『マネーボール』

2011-11-28 21:29:05 | 映画
ブラッドピット主演、
プロデュースの映画『マネーボール』を観てきました。

アメリカのメジャーリーグベースボールが舞台。
2001年のプレーオフ、ニューヨーク・ヤンキースvsオークランド・アスレチックス
の試合から始まります。

ヤンキースは総年棒1億2000万ドルだったかな?
対してアスレチックスは4000万ドルだったかな?
これだけの差があるチーム同士での地区優勝決定戦。

ブラピ演ずるGMのビリー・ビーンは、
愚痴を言うでもなく、そういうもんだから仕方がないとばかりに
「不公平(アンフェア)」と口にします。

さらにこの4000万ドルのチームから主力のデーモン、ジアンビというスターが
抜けることになります。
ビリー・ビーンは果たしてどうやってこの難局となる2002シーズンを乗り切るのか。

実話を映画化した作品です。

統計を駆使した野球が通じるのか、それともやはり机上の空論に過ぎないのか。

あんまり言うと、ネタバレになるのでこのへんで。

面白かったですよー。
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『猿の惑星 創世記ジェネシス』

2011-10-27 00:35:58 | 映画
映画『猿の惑星 創世記ジェネシス』を観てきました。

ヒロインには『スラムドッグ・ミリオネア』でもヒロインをつとめた、
あの魅力的な女優、フリーダ・ピントが配役されています。

ヒロインが魅力的じゃなかったら、けっこうな硬派の映画になったと思います。
なぜならば、エンタメだし、文学的な硬さはないんだけれど、
「これこれこういう理由でね、猿の惑星が生まれたのですよ…」って語るのが主旨になっているので、
いささか説明文的エンタメ(造語)になっているように感じたのです。

しかし、本家『猿の惑星』の細かい部分というか、本当の大筋しか覚えていないので、
今作を見ても、それほど脈絡をつかむことはできませんでした。
それに、大きな謎が残るし…。
猿の惑星に上陸した人間はなぜ健康なのか、という。

いやいや、そんなこと言ってはいけません、
映画に都合のよいように想像してつじつまを合わせましょう。

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『モテキ』

2011-09-28 00:19:25 | 映画
大ヒットコミックをドラマ化した作品の、
オリジナル続編映画『モテキ』を観てきました。

主人公に、二度目のモテ期がやってくるという設定。

これでもかというように、物語の根幹をなすツイッター。
もはや、ツイッタームービーでしたね…。

なかなか言葉にするのはムズカシイ映画です。
そこを、手短に感想を書いていきます。



まず、「間」というものを、必要最小限にとどめている感じがします。
そりゃ、要所要所では、人と人、シーンとシーンの「間」をとっていますが、
「すぐに次を観たいだろう、みんな!」ってな具合に、
どんどんとストーリーは進んでいきます。

そして、そのストーリー自体、音楽にちりばめられていて、
音楽そのものがメインなのかもと勘違いしてしまいそうなくらい、
両者の癒着がはなはだしいというか、双璧をなし過ぎているというか、
そのくらい、音楽の存在感が大きいのです。
シーンを彩り、シーンをリードする音楽。
生活と密着した音楽の世界。幸世を中心としたこの物語は
そのようなことをも表現しているのかもしれないです。
そしてそして、ラストに近づくにつれて、
「そうそう、そうやって音楽が生まれていくのだよ、幸世」
と教えてあげたくなるように、音楽の原点、
創作の原点にあたる、衝動や経験が主人公の中に蓄積していくのが見えてきます。
作り手たちがポップスをリスペクトするがゆえにそうなっていくのでしょう。
さらに、主人公の幸世もそうだから、そうなっていくともとれます。
歌ってどうやってうまれるの?っていう疑問にも、実は答えている。

主要女性キャラに、
長澤まさみちゃん、麻生久美子さん、仲里依紗ちゃん、真木よう子さんが
配されています。
長澤まさみちゃんを別格としても、4人とも好きな女優さんです。
綺麗だし、演技にも芯があります。

最初、この映画を見始めた時に、そのテンポの良さや
監督の個性と言うか、ペースなのであろう、カラオケ画面のような
音楽演出の登場などから、それほどこの映画には演技力や芸術性というものは
必要とされていないんじゃないかと考えさせられました。
しかし、映画をみていくにつれて、演技力はかなり必要とされていたのがわかったし、
さりげなく4人の女優さんはレベルの高い仕事をこなされていたなぁという印象を持ちました。
原作を読んだ時、そうだったのですが、この『モテキ』という作品は、
主人公を取り巻く女性たちの生々しさ、感情、思考などがリアルで鮮烈です。
そんな恋愛ごとにおける、女の細かい駆引きにしろ情感にしろ論理にしろ、
そういったものがけむに巻かれずにページに書き起こされ、さらに、今回、
スクリーンに繰り広げられたわけです。
あますところなく、でも、解説はせずに、現代の年頃の女の血の通ったスケッチが
なされていました。
そんななんですから、腕っぷしのある女優さんたちだからこそ、表現できた
のではないかと思った次第です。


さてさて。
僕なんかは、奔放な生活を送る男というよりは、むしろ幸世に近い男なので、
映画や漫画を観て、けっこう女性キャラ達にかきむしられる楽しさがあるんです。
手に負えない女ってのも、自分の脳内処理レベルを越えるシチュエーションというのもわかる。
笑ってばかりはいられない、それが『モテキ』であり、そこが良さでもあるように思います。


というわけで、かなりまとまりませんが、面白かったです。
映画作りの丁寧さと大胆さが混在しています。
原作ファン、ドラマファンは足を運ぶと良いでしょう。
一応、原作かドラマかは押さえておく必要があるかな?
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『コクリコ坂から』

2011-07-16 20:03:25 | 映画
ジブリの最新作、『コクリコ坂から』を観てきました。
主人公の声を務めるのは、我らが長澤まさみちゃんです。

ネタバレにならない程度に感想を書きます。
まず、やっぱりジブリって、生活を描くということ。
とくに家事や仕事をてきぱきこなす清々しさ、美しさをいつも表現している。
『コクリコ坂から』もまた同様です。
…って、これはネタバレにはならないですよね…。

シンプルなストーリーの映画には、
映画そのもののスカスカ感を良い意味でも悪い意味でも感じたりします。
次のセリフ、次のシーンへの距離、または同じシーン内でも次の表情や動きへの距離っていうのがあって、
その距離感によってスカスカ感を感じるのだと思う。
でも、宮崎吾朗監督の『コクリコ坂から』はシンプルなのにスカスカ感よりか濃密感があります。
序盤なんかは特に淡々としているのですが、ひしっと適度に詰まった印象を受けるのです。
絵によってそうなのか、動きや表情のスピードによってそうなのか、
次のシーンへの距離感によってそうなのか、きっとそれらすべてそうなんじゃないかと、
観終わって回想してみると思うわけです。
そういうのを「質感が良い」なんていうのかなぁ。

そして、『コクリコ坂から』のメインのところの恋愛事情もそうだけど、
サブなほうのテーマが人間模様だと思うのです。
他のジブリ作品にも言えると思うのだけれど、
あの映画全体での人間関係のありかたって311震災後の僕らが目指すべき理想像であるかもしれないです。
文系も理系も体育会系もみんないっしょの姿がとても気持ち良かったです(ここネタバレかな?)。

サブキャラにも魅力的な人たちが多数いました。
彼らのスピンオフ作品も観てみたいくらい。
そういうふうに脇も充実しているから、作品が引き立つのでしょうね。

最後になりましたが、長澤まさみちゃんの声について。
最初はやっぱり、かわいらしいまさみちゃんの声だな、と
けっこう頻繁に彼女のラジオを聴いている僕は感じました。
そう思い出すと、もうまさみちゃんの声にしか感じられなくなるものですが、
一瞬ハッとしてしまうくらい、海ちゃんそのものの声、海ちゃんの顔形から発せられるものでしかない
声として、まさみちゃんの声を聞いてしまいました。
そうなると、もう気になりませんでしたね。
海ちゃんの甘い声です。…まさみちゃんによると、無愛想な声らしいですが。

まとめると、大作という感じではないですが、良い作品だったということ。
そのままのストーリーをひねくりまわさないから、いたってシンプルに受け止めることができます。
加えて、さっきも書いたように、質感が良い。
流れる武部聡志さんの音楽は観客思いのシンプルだったり軽妙だったりするものでした。
力まないで観られる作品です。


Comments (2)
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『ザ・ファイター』

2011-05-21 15:07:39 | 映画
昨日、映画『ザ・ファイター』を観てきました。

一風変わった家族の話でもあるし、兄弟の話でもあるし、
夢を求める男の話でもあるし、恋人の話でもある。
そのベースに、舞台になっている町があり、
そしてやっぱりボクシングの映画なのでした。

序盤からの展開で、
「こりゃもしかすると泥仕合的な、人間のダメさに焦点を当てた作品だったかな」
なんて思ったけれど、それだけにとどまらず、なにげに良い映画でした。
まぁ、泥っていうより、汗に砂がまとわりついたような感じなんですがね、…え?伝わんない?
なんていうか、汗に砂がまとわりついたような不快感が常態となって、
感覚がマヒして不快さを感じなくなったようなイメージ。そんなふうな人間臭さのある映画です。
しかし、主人公兄弟の家族構成とメンツには最初から面食らいました。
7人姉妹がわらわら家の中にいるんだもの、いい年して。

ヒロインのシャーリーンがヒステリーとは別の気の強さを持っていて、いいなぁと思いました。
どこか、ジブリ映画のヒロインに通じるものがあるような気さえしました。

それにしても、兄貴役のクリスチャン・ベールのイカれ具合なんかは
バットマンを演じた人とは思えないほどでした。
おまけにやせぎすにしているし頭頂部は薄いしで。
ツイッターで、それらは役作りのためにしていたことを知りました。
そういう役者さんなんだそうです。

「しょうがねぇな」って感じで笑えるところがけっこうある映画です。
喜怒哀楽、酸いも甘いも入っています。
事実をもとにした映画だから余計そうなったんでしょう。
面白かった。
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