オシムヘノ祈リ

一昨日行われ、浦和が制覇したACL決勝戦第二戦。
その時スタジアムに姿を見せていたオシム監督が急性脳梗塞で倒れたと報道された。
記者会見を開いた川淵キャプテンが涙声になりながら説明していたが、
かなり厳しい状況だという。
こんなことをいまさらいうのは無礼というか、非礼というか、オシム監督に
失礼かもしれないけれど、監督に就任した当初から、高齢だということで
大丈夫だろうか心配していた。不謹慎だね…。
しかし、その指導能力の高さをみせられているうちにすっかりそういうことを
忘れていた矢先のニュースだった。
オシム監督は間違いなく、ここ15年の日本代表監督の中で一番の名将だと思います。
細かくパスを繋いで人も球も動くスピーディな新しいアジアのサッカーを押し進め、
欧州組との融合という時点をむかえてその片鱗をみせてくれていただけに
すごく残念です。あのスペクタクルの完成形はもう見られないのだろうか…。
いやいや、そんなことは考えずに、今はただオシム監督の命が取り留められることを
祈りたいです。どうか、どうか…。