形式的なこと

大阪府知事が、君が代で起立しない教師を解雇すると言い出したらしい。

なぜ教師なのか。
公務員だから。
保守は、なぜか教師を毛嫌いする。

公務員は、国に縛られる。
ただ、この場合、君が代で起立したからといって、国に忠誠心を持っているとは限らないから、形式的なものを要求しているのかもしれない。

起立しても、心の中で舌を出している人はいるだろうが、それは見えないから、とにかく形式的に国歌国旗を敬いなさい。
本音と建前を分けるのが、大人というもの。
だから、とにかく起立。


日本大好きです。
でも国歌と国旗を象徴として敬えと強制する人は、嫌いです。


公務員に限らず、国民は、国民のために尽くす。
国ではない。
国民だ。

国民より国が優先される国家は、いつかの日本のように単一思想民族になる。


橋下府知事は、府民を愛していますか。

もし府民を愛して府民のために「形式的に」尽くすと言ってくれるのなら、私も「形式的に」国歌国旗を愛しましょう。


ただ、私は大阪府民ではありません。

日本人と日本が大好きな東京都民です。




私は、人が国を愛する心を「象徴物」だけで判断してほしくない、と思うものである。