リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

東京電力に嫉妬?

2011-05-24 06:32:43 | オヤジの日記
東京電力がもっている豪華保養施設のことで、批判している報道機関があるようだ。

大地震の前に、批判はなかったと記憶している。

私は、儲かっている会社が、社員のために福利厚生に力を入れるのは、いいことだと思っている。

社員が汗して働いた結果、手に入れた保養所で休みを過ごすことには、何の問題もない。

それが、どんなに豪華で立地条件のいい場所にあるものだとしても、労働の代償として得たものなのだから、それを享受する権利は、当然のごとく労働者側にある。

後ろ指を指される筋合いのものではない。

「こんないい場所に、こんな豪華な建物を建てて!」などと、まるで庶民代表の意見のように、たった数人の異論を取り上げて「けしからん!」などというのは、お門違いというものだろう。

大地震後の東京電力の対応は議論されてもいいが、福利施設は、どれだけ豪華だろうが、その存在に罪はない。

補償という観点から見れば、物件が豪華であればあるほど、物件的価値は高い。
高く売れるという見方をすれば、その高い不動産価値は、むしろ喜ばしいことではないのか。


「あんな豪華な!」とか「東京電力は庶民の感覚からかけ離れている」などというのは、ただ嫉妬を増幅したマスメディア誘導型の発言にすぎない。


トヨタ自動車は、儲かっても福利施設を質素にしなければいけないのか。

外食産業で売り上げトップに立ったゼンショーは、世間の目が厳しいから、福利厚生を抑えなければいけないのか。

ソフトバンクの孫正義氏は、働いて得た金を寄付する以外にも質素な建物に住まなければいけないのか。



懸命に働いて得た権利を「嫉妬」だけで非難する行為は、あまりにも愚かで貧しすぎる。