リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

ブラン娘って何?

2011-03-11 08:10:17 | オヤジの日記
インターネットの見出しを見ていたら「細貝選手ブラン娘中村明花と結婚」というのがあった。

この見出しを見ただけで、記事の内容が想像できる人は、何割いるのだろう?

私は、まったくわからなかった。

ただ、細貝選手というのが、プロのアスリートだということは「選手」という表現でわかる。

では、そのスポーツとは一体何か?

メジャーなスポーツだと想像した。

だから、野球かサッカーだ。

チーム名を書いてくれたら、そのスポーツが何か、わかるのだろうが、見出しには載っていなかった。

つまり、彼が何者か、私にはわからなかった。

中村明花という人も私は知らない。
まったく頭に思い浮かばない。

そして、それ以上にわからないのが「ブラン娘」だ。

当たり前のことだが、そんな日本語はない(はずだ)。

「ブラン」って何?

思い浮かぶのは、ブランコ、ブランデー、ブランドくらいか。

ブランコ娘は、ありえないと思う。
では、ブランデー娘は?

私の記憶の中に「ミス・ブランデー」というのはないのだが、世の中には色々な「ミス」がいるから、あっておかしくはない。

これが、第一候補か。

だって、ブランド娘なんて、もっとおかしいでしょう。
何のブランドだ? ということになる。
ブランドは沢山あるから、ブランドという言葉で一つに括るのは乱暴だ。
だから、これもありえない。


つまり、私が思うに、細貝という名の野球かサッカーの選手が、過去あるいは今「ミス・ブランデー」になった人と結婚した。

見出しの内容を、私なりに解釈すると、そうなる。

記事の中身を見れば、それは簡単にわかるのだろうが、こんなわかりにくい見出しを作った人の底意地の悪さに腹を立て、私は中の記事を読んでいない。
これから先も読むことはない。

正確なニュースを、人に教えてもらいたいとも思わない。

絶対に思わない。


わからないままで構わない。




トイレの神様と「のだめ」

2011-03-10 10:55:03 | オヤジの日記
酒の席には、色々な話がある。

昨晩、同業者3人と酒を飲んだ。
私が一番年上、あとは30代2人と20代1人。

その中の一人が、「『トイレの神様』で泣きましたよ」と言った。

その歌を私は8小節しか聞いたことがない。
CS放送の音楽番組でPVが流れていたのだが、毎回8小節程度聞いたらチャンネルを変えることを繰り返した。

まったく興味をもてない歌というのが、誰にでもあると思う。
私にとって「トイレの神様」が、それだった。

心に届かない。
だから聞く気がしない。

ただ、それを聞いて感動して涙する人を私は否定しない。
「へー」と答えるが、感動した理由は聞かない。
面倒くさいからだ。

「そう言えば、EXILE、落ち目だよな」というやつがいた。

それは、ただ新曲を出していないから、あんたの目に触れる機会が減っただけじゃないのか。

私は、EXILEも聞かない。
CS放送でPVが流れたら、すぐにチャンネルを変える。
おそらく8小節も聞いたことがないと思う。
なぜ聞かないのかは、言わない。
フアンの方に申し訳ないと思うからだ。

好きな人は、好きでいいと思う。
私は、それを否定しない。

テレビに頻繁に出ていると、売れていると錯覚する。
だが、その人がたまたま休養に入っていて、テレビなどの露出が減ると「落ち目だな」と思うせっかちな人がいる。

しかし、その人がCMに何本も出ていると、実際の仕事はしていないのに、「売れっ子」だと思われる場合がある。
そして、たいした女優さんでもないのに、CMにたくさん出ているだけで「まるで大女優」という扱いをされる人がいる。

たとえば、それはFノリカさんのことを言っているのだが・・・・・。

「Mさん、嫌いなんですか」と聞かれた。

いや、嫌いではありません。
興味がないだけです。

「もっと、たちが悪い」
3人が同時に言った。

「ところで、上野樹里なんだけど・・・大河ドラマ見たけど、あれじゃまるで『のだめ』だな」
30代の同業者が言った。

そのご意見は、ネットで見かけたことがある。

私は上野樹里が出ている、そのNHKの大河ドラマをBS放送で一度だけ見たことがある。
「本能寺の変」の回だった。

随分と色気のある織田信長だな、と信長役の豊川悦司を見て思った。

では、江姫役のヒロイン、上野樹里はどうだったか。
私には「のだめ」には、見えなかった。

「のだめカンタービレ」は、映画版を観たことがある。

上野樹里と玉木宏は、適役だと思った。
彼らを選んだプロデューサーは、すごいと思う。
「のだめ」の配役は、この二人しか考えられない、と思わせるほど二人は役になりきっていた。

素人考えではあるが、役者さんが「はまり役」に巡りあう確率は、そんなに高くはないのではないだろうか。
多くの役者さんが、「はまり役」を得ずに終えるような気がする。

それを思うと、「はまり役」を得た役者さんは、幸運な人なのだろう。

ただ、その結果、役の残像現象にも惑わされると思う。

そのイメージがあまりにも強すぎて、見る側が「はまり役」を思い浮かべてしまうのである。

だから、あんたは「のだめ」の残像現象を見ているんだよ。
それは、上野樹里が悪いんじゃない。
悪いのは、あんただ。
あんたの脳が残像を消しきれていないからだ。

そんな私の力説に対して、同業者は「Mさんは、上野樹里のフアンなんですか」と聞いてきた。

いや、俺は、柴咲コウだ。

私がそう言うと、「ああ、柴咲コウって言えば、たしかドラマで『オレンジなんとか』だったっけ?」とマヌケな顔の同業者(オレンジデイズだよ、バカ)。

「いや、『大奥』で、クサナギと共演していたよ」ともうひとりのマヌケ顔(大奥はニノミヤ君。クサナギ君は黄泉がえりだ。しかもあれは、共演したのは竹内結子だ、バカ)。

「柴咲コウって言えば、ホラ、ホラ、なんだっけ・・・・・? 思い出せないな。う~ん、柴咲コウに代表作なんてあったっけ?」と強烈なマヌケ顔。


きさまら、俺を本気で、怒らせるつもりか!






デカワンコ

2011-03-09 10:42:48 | オヤジの日記
中学3年の娘は、ドラマが好きである。
いや、好きだった、と言うべきか。

小学2年のとき、私がツタヤで借りた「トリック」を観てから、娘は「トリック」にはまり、「ごくせん」に夢中になり、仲間由紀恵を「神」と崇め、憧れるようになった。

それ以来、仲間由紀恵の出演作以外にも関心を持ち、ドラマを観るのが習慣になった。

おそらく週に6、7本は観ていたかもしれない。
要するに、ほぼ毎日。

娘は、ひとりでドラマを観ることを嫌い、私に一緒に観ることを強要した。
私の仕事が立て込んでいるときは、一緒に観れなかったが、そういうときはビデオにとって暇なときに観るようにした。

お気に入りは仲間由紀恵、竹内結子。
清楚な美人が、好きなようだ。

その娘が、K-POPにはまりだした2年ほど前から、ドラマを観る習慣を捨てた。
それにつられて、私もまったくドラマを観なくなり、我が家のテレビはK-POP限定の映像機器になった。

そんなある日、娘が私の仕事部屋にやってきて言った。
「デカワンコ、知ってるか?」
「多部美華子、知ってるか?」

デカワンコは知らないが、多部美華子は知っている。

娘がまだドラマをよく観ていたころ、「鹿男あをによし」というのに出ていた記憶がある。
若い女優さんだ。

「うちのクラスの女の子のほとんどが、多部美華子のこと、嫌いって言ってるんだよね」
「だからさあ、観ようぜ!」

でも、なんで嫌いなんだろうな、みんな。

「あいつらが嫌いって言うのは、ようするにカワイクないってことなんだよ。可愛ければ単純に好きなんだ。ただ、どこが可愛くなくて、どんなのがカワイイかは、本人たちにもわからないんじゃないの? カワイイ、カワイクナイで相手に通じると思っているだけなんだよ。まあ、脳の老化現象だな」

この醒めた見方。
中学3年の娘の言うことか。

娘は、私の影響を強く受けているから、少数派が好きだ。

みんながそれほど嫌うなら、観て損はないんじゃないか。
この子どもじみた反発心も、突き詰めて言えば「脳の老化現象」だろうが、ひねくれた性格は、根本的に治しようがない。


そこで、デカワンコ。

私は、面白かった。
娘も「面白いじゃん!」と言っていた。

多部美華子という女優さん。
私の中の「可愛い」という定義では、その範疇には入らないが、いい女優さんではないか、と思った。

奇抜な格好やシチュエーションにも、照れていないところがいい。
堂々と無理なく演じているところがいい。

私がそう言うと、娘が「だから、そこがカワイクナイ、ってことなんだろうな。もっと素人っぽく照れたほうがカワイイと思うんじゃないの? 最近の若い子は」と最近の若い子らしくない言い方で言った。


素人っぽく照れたほうがカワイイ。

確かに、そんな人たちが、画面にあふれているような気がします。




これ以上軽くしないでくれ「大臣の椅子」

2011-03-08 10:35:26 | オヤジの日記
「知っている」ことを「知らない」という前原誠司の典型的な政治家体質には、反吐が出るが、彼の現在の立ち位置を考えると、辞めてよかったのか、と思う。

世界我が儘ワースト・フォーのうちの中国、ロシア、北朝鮮に対する立ち位置のことである。

これら共産主義を曲解して、人民を踏みにじり続けている国に、真正面から立ち向かえる人は、少なくとも民主党の中には、前原氏しかいないのではないか、と思うのだ。

我が儘ワースト・フォーの一角・アメリカに対して物申せるのも、彼しかいないかもしれない。

そう考えると、菅内閣にとって痛手だが、日本の外交戦略にとっても大きな痛手だと思わずにはいられない。

メディアは、「見出し」を飾ることにしか興味を持たず、先を読むことを拒否し続けている。
責任を取りたくない体質が、骨の髄まで染み付いている。


そのくせ、人気取りに終始したコイズミ内閣に関しては、ポジティブ・キャンペーンを張りまくって、日本経済の「失われた10年」を「失われた20年」にした「負の遺産」は見てみぬ振りをした。

さらに、政治の歴史に何の実績も残したことがない男を「剛腕」などと言って崇め奉り、闇の力に屈服した。

また政治能力とはまったく関係ないのに、日本語の読み間違いをあげつらい、ネガティブ・キャンペーンのお先棒を担いだこともある。

アメリカ歴代大統領は、原稿の読み間違いを頻繁にしたようだが、メディアは「からかうだけ」にして、彼らに致命傷を与えなかった。

彼らは、読み間違いは「愛敬」で、政権担当能力とは、まったく別なものだと言うことを知っていて「大人の対応」をしたのである。

翻って、メディア自身が「子ども」の国では、言い間違い、読み間違いは、足を引っ張る大きな材料になる。

今回のこともそうだ。

「国益」を論ずることを避け、ただ「辞任」という「見出し」を得たいために、風の方向をすべてそちらに向けさせる。


政治資金規正法なる法律が大事なのは、百も承知。

法律は、守り守られるためにあるのは、当たり前のことだ。

罰は与えるべきだろう。

しかし、辞めさせなくてもいい。
他に選択肢は、いくらでもあったはずだ。

罰は与えるが、彼にしかできない仕事を全うさせることもできたのではないか。

辞めること、辞めさせることだけを考えていたら、本物の政治家は育たない。


私は、大臣の椅子は、そんなに軽いものではないと思うのだが。




5万円じゃ辞めない

2011-03-07 08:43:08 | オヤジの日記
辞めるほどのことか、というのが正直な感想。

前原誠司が、献金問題で外務大臣を辞任したことに対してだ。

私は無党派。
民主党の支持者ではないし、ネットの世界を覆うがごとく「アンチの暴風」を吹き荒らす民主党嫌いでもない。

ただ、韓国人から年間5万円の献金をもらっただけで、大騒ぎですか? 政治家も大変ですなあ、といかにも政治の素人らしい疑問を持っただけだ。

政治資金規正法は、国民に対して「献金」という行為をガラス張りにして、不正な金の流れを見えやすくするものだと私は思っている。

政治家は、とことん清廉であるべきだ。

理想論と言っていい。

参政権のない外国人から献金を受け取るというのは、軽率といえば軽率。

脇が甘いと言われても仕方がない。
そして、毎度のように「知らなかった」という言い訳。

「知らなかった」人が、内閣の重要な役職に就く。

私は、デザイナー。
クライアントに「知らなかった」などと言ったら、これからさき永遠に仕事は来ない。

「知っている」ことを前提に、私は仕事をもらっている。
そして、客に「知らない」と言わないように、仕事のことを絶えず勉強している。

「知らない」ことは、プロとして恥ずかしいことなのに、平然と「知らない」と言えるのが、政治家だ。

たとえ知っていたとしても、自分の身を守るために、あえて「知らない」と子どもの言い訳をする。

つまり、恥を知らない人種だ。

そんな人は、辞めたほうがいい。
大臣と言わず、政治家を辞めたほうがいい。


ただ、私だったら、5万円の献金では辞めない。

「知らない」とは言わないで、「知っていたが、その法律はおかしいので、私は恥じることなく受け取った」と言う。

そして「私は、5万円の献金で辞めるほど、大臣の椅子は軽くないと思っている。だからチャンスをください」と言う。


そんなことを言ったら、凄まじいほどの「アンチの暴風」が吹き荒れるだろう。


しかし、私はそんな「本当の政治家」を見てみたい。


それを望んでいたのだが・・・。