今ちょうど来日している 「真珠の耳飾りの少女」 に会いに行ってきました。
“少女”とは、17世紀のオランダの画家ヨハネス・フェルメール(1632~1675)が描いた、
別名「青いターバンの少女」 のこと(1655年頃の作品)。

この少女のトーロニー(画家が自由に創作した人物像のこと)を含むマウリッツハイス美術館(オランダ、ハーグ)所蔵の48点が、6月30日から9月17日まで、東京都美術館(東京・上野公園)で展示されています。
少女は会場の中でもひときわ人気でした。
瞳のコントラスト、唇の赤、シルバーの輝きを放つ真珠の印象が強く、ラピスラズリを顔料としているターバンの青は、思っていたよりも落ち着いた色調に見えました。
少女は何を見ている?何を語ろうとしている?年は?髪の色は?
なんともミステリアスなこの少女に、しばらくの間、見入ってしまいました。

彼女に会うには、2つの手段があります。
最前列で見たい人は左手の長蛇の列に並び、じっとその時を待ちます。
ただし、彼女の前で立ち止まることは許されず、ゆるゆると通り過ぎることになります。
通り過ぎる人の頭越しに見る方法もあります。近くまで行くには少し待たねばなりませんが、その間、前の人の頭の間から垣間見ることができ、前の方に進んだ際には、しばらくは彼女を眺めていられます。
よって、私のオススメは後者ですが、とにかく非常に混雑していますので、臨機応変にどうぞ。

ヨハネス・フェルメールの他の作品では、「ディアナとニンフたち」も秀作。
肖像画・トーロニーの中では、フランス・ハルス作「アレッタ・ハーネマンスの肖像」(ヤーコブ・オーリカンの妻)の衣装の繊細で緻密なタッチが見事!
本物かと見紛う静物画に驚き、当事の風景、風俗画も興味深いものが多く、楽しめました。
閉館は17:30(入室は17:00まで)ですが、金曜日は20:00閉館(同19:30)ですので、仕事帰りに見たい方は金曜日の夕方がオススメです。
マウリッツハイス美術館展
2012年6月30日~9月17日 東京都美術館
※開催情報は 以前の記事 を参照ください

“少女”とは、17世紀のオランダの画家ヨハネス・フェルメール(1632~1675)が描いた、
別名「青いターバンの少女」 のこと(1655年頃の作品)。

この少女のトーロニー(画家が自由に創作した人物像のこと)を含むマウリッツハイス美術館(オランダ、ハーグ)所蔵の48点が、6月30日から9月17日まで、東京都美術館(東京・上野公園)で展示されています。
少女は会場の中でもひときわ人気でした。
瞳のコントラスト、唇の赤、シルバーの輝きを放つ真珠の印象が強く、ラピスラズリを顔料としているターバンの青は、思っていたよりも落ち着いた色調に見えました。
少女は何を見ている?何を語ろうとしている?年は?髪の色は?
なんともミステリアスなこの少女に、しばらくの間、見入ってしまいました。

彼女に会うには、2つの手段があります。
最前列で見たい人は左手の長蛇の列に並び、じっとその時を待ちます。
ただし、彼女の前で立ち止まることは許されず、ゆるゆると通り過ぎることになります。
通り過ぎる人の頭越しに見る方法もあります。近くまで行くには少し待たねばなりませんが、その間、前の人の頭の間から垣間見ることができ、前の方に進んだ際には、しばらくは彼女を眺めていられます。
よって、私のオススメは後者ですが、とにかく非常に混雑していますので、臨機応変にどうぞ。

ヨハネス・フェルメールの他の作品では、「ディアナとニンフたち」も秀作。
肖像画・トーロニーの中では、フランス・ハルス作「アレッタ・ハーネマンスの肖像」(ヤーコブ・オーリカンの妻)の衣装の繊細で緻密なタッチが見事!
本物かと見紛う静物画に驚き、当事の風景、風俗画も興味深いものが多く、楽しめました。
閉館は17:30(入室は17:00まで)ですが、金曜日は20:00閉館(同19:30)ですので、仕事帰りに見たい方は金曜日の夕方がオススメです。
マウリッツハイス美術館展
2012年6月30日~9月17日 東京都美術館
※開催情報は 以前の記事 を参照ください
