先週、都内の在日メキシコ大使館で開催された メキシコ料理のレシピブック の出版記念会を取材してきました。
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メキシコ料理Tepito(テピート)レシピブック 滝沢久美著 PARCO出版 1400円(税別)
2016年7月27日発売
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/0e/6702060bd9432d0b1d9379ea9ac7c3ce.jpg)
著者の滝沢久美さん
現在、東京・下北沢で本格的なメキシコ料理のレストラン「Tepito」を営む滝沢さんによるレシピ集で、約50のレシピが紹介されています。
材料はすべて日本で入手できるものとなっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cock.gif)
メキシコ料理というと、タコス、トルティージャ、サルサ、といったものがよく知られているかと思いますが、それらはもちろん、前菜やスープ、魚料理、肉料理、デザートなどもすべてカラーで紹介されています。
それらの料理を見て思ったのは、意外にも野菜が多く使われているなぁ、ということ。
特に多いのはトマトとタマネギで、この2つは国内消費だけでなく、輸出の主力商品でもあります。
ちなみに、メキシコの農水産品で多く輸出されているのは、ダントツがトマトとビール。
その後には、アボカド、テキーラ、牛肉、砂糖、コーヒーと続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/silver.gif)
さて、著者の滝沢さんに話題を戻しましょう。
そもそも、滝沢さんがメキシコ料理を作るキッカケのはじまりは、1964年、滝沢さんが15歳の時でした。
コンサートで出合った音楽に惹かれ、メキシコ人の演奏家チューチョ・デ・メヒコさんの楽屋まで押しかけた際に、都内のホテルのビアガーデンに来ればまた演奏が聴けると言われ、父を伴って出かけ、そこから家族ぐるみのお付き合いが始まりました。
当時、チューチョさんは31歳でした。
滝沢さんが22才頃になると、いったん交流が途絶えますが、滝沢さんが42才、チューチョさんが58歳の時に再会し、人生のパートナーとなります。
日本での一緒に生活する中で、チューチョさんに故郷メキシコの料理を食べてもらいたい、という思いから、アレンジしたものではない本物のメキシコ料理を研究し、メキシコ人シェフにも師事します。
その後、メキシコ料理を食べながらチューチョさんの演奏を聴けるメキシカンレストラン「Tepito」をオープン。
安全な食材にこだわり、すべて手作り、無添加。
チューチョさんは晩年、生まれ故郷のメキシコに戻り、2016年3月に83歳で亡くなりましたが、彼が育ったメキシコシティ市内の下町「Tepito」を名前に持つ滝沢さんのメキシカンレストランは、今も人気店です。
チューチョさんへの愛から生まれた本格メキシコ料理を食べに行きたい方は、ぜひお店の方へ。
本格メキシコ料理を自分でも作ってみたいという方は、レシピ本を手に取ってみてください
本格メキシコ料理 Tepito テピート
東京都世田谷区北沢3-19-9
Tel.03-3460-1077
http://www.tepito.jp/
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/silver.gif)
滝沢さんのお話を伺った後は、お店で出されている代表的な料理が紹介されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/8a/7c55737924ee60afbebadd96792ab59b.jpg)
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、日本の和食同様、メキシコ料理はユネスコ無形文化遺産に登録されています(2010年11月16日)。
トウモロコシ、豆、唐辛子をベースに作られる料理の調理方法が口承で代々伝えられ、人々の生活の一部となったことが評価を受けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/ef/e10e9cdaf3c4d5663996c105a3895c80.jpg)
クレープのようなトルティージャはメキシコ人の食卓に欠かせないもので、主にトウモロコシの粉で作られます。
好みのものを載せて二つ折りにしていただくのがタコスです(右)。
左の春巻きのゆなものは、タコスをロール状に巻いて揚げたもの。
メキシコ人によく食べられているアボカドのディップ、トマトがベースのサルサソースが添えられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/a1/51dffbefbcddbf98b1088184bace2091.jpg)
Beer TECATE (Mexico)
メキシコのビールは「コロナ」が日本では有名ですが、メキシコの国内人気NO.1は「テカテ」だそうで、日本にも輸入されています。
試飲しましたが、ほどよいコクがあって、普通においしい!
酒の「カクヤス」などで買えるようで、1本300円ほど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/69/aefcf69241edc30e3279ab87abec5b45.jpg)
メキシコといえば、テキーラ!
滝沢さんは、テキーラマエストロの資格を持ち、店では100種類以上のプレミアムテキーラを取り揃えているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/a8/590891ffc0acd15653e96b10103978b7.jpg)
LA CETTO Sauvignon Blanc (Mexico)
メキシコワインもあります。
以前、メキシコワインの記事を書きましたが、ラ・セットはその時に取り上げた生産者で、2013年3月に東京で開催された「第14回世界最優秀ソムリエコンクール」公開決勝の間違い探し問題にも登場しています。メキシコはワイン産地として押さえておくべき国なのです。
メキシコワインについては、ラ・セットの記事の中で詳しく説明しています → コチラ
ワインボトルの背後にある緑のドリンクは、すりおろしたキュウリ!
砂糖が加えられていて、甘みがあります。キュウリなのでサッパリ。
夏の水分補給に良さそうです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/5d/9b743528bc5f800f3e89f6e6c2b3a3e1.jpg)
メキシコ料理Tepito(テピート)レシピブック 滝沢久美著 PARCO出版 1400円(税別)
2016年7月27日発売
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/0e/6702060bd9432d0b1d9379ea9ac7c3ce.jpg)
著者の滝沢久美さん
現在、東京・下北沢で本格的なメキシコ料理のレストラン「Tepito」を営む滝沢さんによるレシピ集で、約50のレシピが紹介されています。
材料はすべて日本で入手できるものとなっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cock.gif)
メキシコ料理というと、タコス、トルティージャ、サルサ、といったものがよく知られているかと思いますが、それらはもちろん、前菜やスープ、魚料理、肉料理、デザートなどもすべてカラーで紹介されています。
それらの料理を見て思ったのは、意外にも野菜が多く使われているなぁ、ということ。
特に多いのはトマトとタマネギで、この2つは国内消費だけでなく、輸出の主力商品でもあります。
ちなみに、メキシコの農水産品で多く輸出されているのは、ダントツがトマトとビール。
その後には、アボカド、テキーラ、牛肉、砂糖、コーヒーと続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/silver.gif)
さて、著者の滝沢さんに話題を戻しましょう。
そもそも、滝沢さんがメキシコ料理を作るキッカケのはじまりは、1964年、滝沢さんが15歳の時でした。
コンサートで出合った音楽に惹かれ、メキシコ人の演奏家チューチョ・デ・メヒコさんの楽屋まで押しかけた際に、都内のホテルのビアガーデンに来ればまた演奏が聴けると言われ、父を伴って出かけ、そこから家族ぐるみのお付き合いが始まりました。
当時、チューチョさんは31歳でした。
滝沢さんが22才頃になると、いったん交流が途絶えますが、滝沢さんが42才、チューチョさんが58歳の時に再会し、人生のパートナーとなります。
日本での一緒に生活する中で、チューチョさんに故郷メキシコの料理を食べてもらいたい、という思いから、アレンジしたものではない本物のメキシコ料理を研究し、メキシコ人シェフにも師事します。
その後、メキシコ料理を食べながらチューチョさんの演奏を聴けるメキシカンレストラン「Tepito」をオープン。
安全な食材にこだわり、すべて手作り、無添加。
チューチョさんは晩年、生まれ故郷のメキシコに戻り、2016年3月に83歳で亡くなりましたが、彼が育ったメキシコシティ市内の下町「Tepito」を名前に持つ滝沢さんのメキシカンレストランは、今も人気店です。
チューチョさんへの愛から生まれた本格メキシコ料理を食べに行きたい方は、ぜひお店の方へ。
本格メキシコ料理を自分でも作ってみたいという方は、レシピ本を手に取ってみてください
本格メキシコ料理 Tepito テピート
東京都世田谷区北沢3-19-9
Tel.03-3460-1077
http://www.tepito.jp/
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滝沢さんのお話を伺った後は、お店で出されている代表的な料理が紹介されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/8a/7c55737924ee60afbebadd96792ab59b.jpg)
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、日本の和食同様、メキシコ料理はユネスコ無形文化遺産に登録されています(2010年11月16日)。
トウモロコシ、豆、唐辛子をベースに作られる料理の調理方法が口承で代々伝えられ、人々の生活の一部となったことが評価を受けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/ef/e10e9cdaf3c4d5663996c105a3895c80.jpg)
クレープのようなトルティージャはメキシコ人の食卓に欠かせないもので、主にトウモロコシの粉で作られます。
好みのものを載せて二つ折りにしていただくのがタコスです(右)。
左の春巻きのゆなものは、タコスをロール状に巻いて揚げたもの。
メキシコ人によく食べられているアボカドのディップ、トマトがベースのサルサソースが添えられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/a1/51dffbefbcddbf98b1088184bace2091.jpg)
Beer TECATE (Mexico)
メキシコのビールは「コロナ」が日本では有名ですが、メキシコの国内人気NO.1は「テカテ」だそうで、日本にも輸入されています。
試飲しましたが、ほどよいコクがあって、普通においしい!
酒の「カクヤス」などで買えるようで、1本300円ほど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/69/aefcf69241edc30e3279ab87abec5b45.jpg)
メキシコといえば、テキーラ!
滝沢さんは、テキーラマエストロの資格を持ち、店では100種類以上のプレミアムテキーラを取り揃えているそうです。
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LA CETTO Sauvignon Blanc (Mexico)
メキシコワインもあります。
以前、メキシコワインの記事を書きましたが、ラ・セットはその時に取り上げた生産者で、2013年3月に東京で開催された「第14回世界最優秀ソムリエコンクール」公開決勝の間違い探し問題にも登場しています。メキシコはワイン産地として押さえておくべき国なのです。
メキシコワインについては、ラ・セットの記事の中で詳しく説明しています → コチラ
ワインボトルの背後にある緑のドリンクは、すりおろしたキュウリ!
砂糖が加えられていて、甘みがあります。キュウリなのでサッパリ。
夏の水分補給に良さそうです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
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