ギリシャ、サントリーニ島のワインについて、もう少し紹介しましょう。
サントリーニ島には、協同組合のSanto Winesを含めて13のワイナリーがあります。
(2016年5月取材時の数字)
サントリーニ島に滞在中は、2/3以上の生産者に会い、ほぼすべてに近い生産者のワインを試飲したかもしれません。
飲んだワインを全部紹介するのは難しいので、
島を代表するブドウ品種 “アシルティコ -ASSYRTIKO -ΑΣΥΡΤΙΚΟ” のワインを中心に画像を載せておきます。
このアシルティコの白ワインには、エチケットラベルに面白い仕掛けがあります。
Kavalieros 2014 Domaine Sigalas (Greece, Santorini)
単一畑のアシルティコ100%のワインです。
ボトルを逆さまにすると、人の顔が現れます。
これは Cycladic face(サイクラディック・フェイス)と呼ばれています。
サントリーニ島はエーゲ海のキクラデス諸島(Cyclades islands)の中の島のひとつです。
キクラデス諸島には220を超える島があり、キクラデスという名前は、紀元前3000年~2000年前頃にこのあたりで栄えたキクラデス文明から来ています。
サイクラディック・フェイスはキクラデス文明時代のアート Cycladic sculptures のひとつで、象牙で作られたフィギュアになります。
ペロポネソス半島の港町の美術品の土産物店でCycladic face発見!
たぶん象牙ではないでしょうけれど。
2つともBOUTARI社のアシルティコの白ワインですが、右の“Kallisti Reserve”はこのワイナリーのトップキュヴェです。
“Kallisti(カリスティ)”は、ギリシャ神話に登場する美と優雅、優美を象徴する女神のこと。
サイクラディック・フェイスといい、カリスティといい、ギリシャの古代文明や神話のモチーフや名前が現代のモダンなワインに使われているのは面白いですね。
アシルティコの白ワインは酸がしっかりあるので、長期熟成させても楽しめます。
GAIA(イエア)ワイナリーのアシルティコの一部は日本にも入ってきています。
(輸入元:ヴァンドリーヴ)
ナイトハーベストの“ニキテリ”(中央)
アシルティコのブドウを日干し(sun dry)してつくる天然甘口デザートワイン“Vinsanto”もサントリーニ島を代表するワインです。
長期熟成させたVinsantoは実に甘美~
赤ワイン もいくつかあります
最初の方で紹介した BOUTARI(ブターリ)社はギリシャ国内にいくつかワイナリーを所有しており、ここサントリーニ島にもあります。
今回は、サントリーニ島のブターリのワイナリーを訪問してきました。
畑はおなじみのバスケット仕立て
畑の下の土壌の下はこんなふうな地層になっています
フレンチオークなどが並ぶ近代的なセラーでした
超モダン! BOUTARI Winery (Santorin)
そういえば、ブターリの5代目ミハリスさんとは東京で2度ほどお目にかかっており、初めて会った時の記事は2015年3月にアップしました。
※今こそギリシャワイン! (ブターリ社) → コチラ
その時は、1年後に自分がギリシャに行くとは想像もしませんでしたが、不思議なご縁です。
今回のブターリ訪問ではミハリスさんには会えませんでしたが、きっとまたどこかで再会できそうな気がしています(笑)
※ギリシャワイン取材リポート(総括)は&GPにアップした記事をご覧ください → コチラ
サントリーニ島には、協同組合のSanto Winesを含めて13のワイナリーがあります。
(2016年5月取材時の数字)
サントリーニ島に滞在中は、2/3以上の生産者に会い、ほぼすべてに近い生産者のワインを試飲したかもしれません。
飲んだワインを全部紹介するのは難しいので、
島を代表するブドウ品種 “アシルティコ -ASSYRTIKO -ΑΣΥΡΤΙΚΟ” のワインを中心に画像を載せておきます。
このアシルティコの白ワインには、エチケットラベルに面白い仕掛けがあります。
Kavalieros 2014 Domaine Sigalas (Greece, Santorini)
単一畑のアシルティコ100%のワインです。
ボトルを逆さまにすると、人の顔が現れます。
これは Cycladic face(サイクラディック・フェイス)と呼ばれています。
サントリーニ島はエーゲ海のキクラデス諸島(Cyclades islands)の中の島のひとつです。
キクラデス諸島には220を超える島があり、キクラデスという名前は、紀元前3000年~2000年前頃にこのあたりで栄えたキクラデス文明から来ています。
サイクラディック・フェイスはキクラデス文明時代のアート Cycladic sculptures のひとつで、象牙で作られたフィギュアになります。
ペロポネソス半島の港町の美術品の土産物店でCycladic face発見!
たぶん象牙ではないでしょうけれど。
2つともBOUTARI社のアシルティコの白ワインですが、右の“Kallisti Reserve”はこのワイナリーのトップキュヴェです。
“Kallisti(カリスティ)”は、ギリシャ神話に登場する美と優雅、優美を象徴する女神のこと。
サイクラディック・フェイスといい、カリスティといい、ギリシャの古代文明や神話のモチーフや名前が現代のモダンなワインに使われているのは面白いですね。
アシルティコの白ワインは酸がしっかりあるので、長期熟成させても楽しめます。
GAIA(イエア)ワイナリーのアシルティコの一部は日本にも入ってきています。
(輸入元:ヴァンドリーヴ)
ナイトハーベストの“ニキテリ”(中央)
アシルティコのブドウを日干し(sun dry)してつくる天然甘口デザートワイン“Vinsanto”もサントリーニ島を代表するワインです。
長期熟成させたVinsantoは実に甘美~
赤ワイン もいくつかあります
最初の方で紹介した BOUTARI(ブターリ)社はギリシャ国内にいくつかワイナリーを所有しており、ここサントリーニ島にもあります。
今回は、サントリーニ島のブターリのワイナリーを訪問してきました。
畑はおなじみのバスケット仕立て
畑の下の土壌の下はこんなふうな地層になっています
フレンチオークなどが並ぶ近代的なセラーでした
超モダン! BOUTARI Winery (Santorin)
そういえば、ブターリの5代目ミハリスさんとは東京で2度ほどお目にかかっており、初めて会った時の記事は2015年3月にアップしました。
※今こそギリシャワイン! (ブターリ社) → コチラ
その時は、1年後に自分がギリシャに行くとは想像もしませんでしたが、不思議なご縁です。
今回のブターリ訪問ではミハリスさんには会えませんでしたが、きっとまたどこかで再会できそうな気がしています(笑)
※ギリシャワイン取材リポート(総括)は&GPにアップした記事をご覧ください → コチラ