千葉日報紙に、千葉銀行が千葉県内企業など15社と共同出資して農業法人「フレッシュファームちば」を立ち上げ、市原市皆吉地区の水田地帯で農業に新規参入したという記事が載っていた。
小湊鉄道(市原市)、スーパーマーケットのせんどう(同市)、飲食店・土産・観光業の富洋観光開発(富津市)、観光牧場を運営するマザー牧場などが参加しているらしい。
わが字田舎の周りを見渡すと、近所でも稲作農家の集約は進んではいるものの、就農者のほとんどははみな高齢者といわれる年齢で、個人経営である。
「今、米を作っている人たちがやらなくなると田も終りだね」と囁きあっている。
銀行が中心になって営農を企業的に行っていく。参加企業のノウハウで、作物を商品化、流通、消費に繋げていく。そこには、若い人たちが生業として農業に参画していく道も開けてくるのではないか。
個人が大きな投資リスクを背負い、天候に左右され、休日もとれず、販路も自分で切り開かなければならない、収入は不安定。そんな農業には魅力なない。
企業としての営農組織構想は以前からあってもなかなか大きく動き出さなかったが、今回の取り組みが軌道にのれば、就職機会の少ない田舎部でもこれからを背負ってくれる若い人たちがきちんと身を立てていける新しい農業の形ができてくるのではないか。そんな気がする。
期待をきしたい。
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<今日は何の日>
2009(平成21)年の今日、俳優の森田健作さん千葉県知事に当選しました。
県のある文書で、県知事鈴木栄治という表記を見て、「県知事は森田健作だろう」って周囲に言って笑われました(*^。^*)。
選挙の時は、森田健作で投票しますので、てっきりこれが本名だとつい最近まで思い込んでいました。