まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

もっと年休とろうよ

2017年03月07日 | 日記
がサンデー毎日の生活なので、働き方への関心はあまり強くないのですが、最近、プレミアムフライデーという言葉をよく耳にするようになりました。
 
毎月末の金曜日の終業時間を15時に早めるよう企業に呼びかけ、消費の拡大と、働き方改革を進める施策のようです。
 
多少の消費の拡大には繋がるのかもしれませんが、これじゃ働き方は変わりませんね。
 
若い人の過労死の問題が社会問題になっていて、社会の仕組みが問われている面もありますが、豊かな社会の働き方って、そもそも個人の問題です。
 
あたしが社会人になった昭和50(1970)年頃、「残業が多くて休みもとれない」と当時働き盛りであった先輩(親世代)たちにぼやくと、「おれらの若い頃は、月2日しか公休がなく、一日12時間労働なんてのが普通だった。今は、法律で8時間労働となり、休みも遠慮せず4日もとれるし、年休だってある。いい時代じゃないか」とたしなめれたことを思い出します。
 
労働関係の制度整備はさらに進み、完全週休二日に加え多くの会社は年間15日程度の祝日も休みです。
さらに有給休暇も法定の繰り越し分40日の他に、企業によっては60日分を繰り越せるところもあります。
 
たいしたこともしていないのに他人の目を気にして休暇を取らない、年休をためて計画年休などといった強制取得制度をとるので、さらに業務は回らなくなる。年休を消化させるための残業、要員配置が必要になる。
休暇(企業にとっては未払いの賃金と同じ)を取らないのは、経営に負担をかけているということですから、どんどんとったほうがいいのです。
 
隙あらばどんどん休んで自分の世界を広げ、ちょっと暇なら時間年休でトンズラして体でも鍛える。当年発給分はその年に使い切るくらいにすれば、休暇要員もいらなくなるし、その分仕事はどんどんいい方向に行くんです。
 
まず、働いている人一人一人の意識が変わる、ここが眼目かも、と思います。
 
自分の人生を楽しむために働くというのが働き方の原点だと思うんですが、働いているうちに自分がなくなって会社にために働くになってしまうですよね。
自分の余熱の中にも、この感覚はまだ少し残っています。
 
<思いついた五七調>
 ブレミアム エブリデイでも 金がなし
 
今の自分はブレミアムエブリデイですが、金がないので消費には貢献できません。でも、働き方は大きく変わりました。
健康のために生きる生活でなく、自分の人生を楽しむために健康な生活を送りたいと考えています。
 
 
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