6月下旬の、シルバーバイトが急遽キャンセルになった、とある日。
JR飯岡駅から銚子駅までの駅間ウォークにでかけた。
銚子に近づくにつれ、見えてきた『大きな風車』
いつ見ても違和感がある。
『大きな風車』の下では、キャベツなどの畑農家さんの日々の生活活動があり、その上で、無機質な感じの『大きな風車』がゆっくり回る。
この日は風があり、ゆるゆると大きな風車が回っていた。
車では何度か銚子を訪ねているのだけれど、回っているのを始めてみた。
「西暦☓☓☓☓年、人類は核戦争により滅亡し、残ったわずかな・・・」
SF映画にある地球の未来の画を連想してしまう。
画像の下側には、バックフォーが写っているが、農地として放棄された荒れ地に、今度は、ソーラーパネルの設置が進んでいた。
電力という天下の宝刀をかざして、個々の生活者から薄く広く集めたお金を、補助金としてバラマキ、野山に風車やパネル施設を作る。
必要なら、それもいい。
でも、山野の設備周辺の草木は暴れる。
その管理は、どうするのか。
作ったものはいずれは朽ちる。
その手当はできているのか。
電力不足という大義名分を掲げ、燃料代高騰を理由に電気代大幅値上げ。
その上で、原発再稼働が必須という動きもあるようだけれど、
一方で、電力は供給過多となっても大規模停電を起こすらしく、自然エネルギーの供給を一時止めたというニュースも先日流れていた。
字田舎の山野を削って、パネルだらけにしても、まだ原発がないと足りないんかい。
ほんとのところ、ニッポンの電気、どうなんだい。
疑心暗鬼である。
補助金があれば、民間業者が事業を展開するのは当たり前。
そう思うと、この国の電力を長い目で俯瞰的に考え、政策誘導しながら束ねる人がいないってことらしい。
ちなみに、
銚子の風車発電は、補助金を受けて2007年からコスモ石油が行っているようで、これでおよそ3500世帯分の電力を賄っているらしい。
https://cosmo.eco-power.co.jp/wind_power/choshi/
こういう大きな資本がバックにあれば、設備のメンテナンスの心配は少ないのかのしれないが、房総の山野に『キョン』並みに増殖しているパネルは、古くなったら、誰がメンテナンスするんだろう。
すでに、草茫々でパネルが埋もれているようなところも散見する。
また、電気代上乗せで、とるんかい?!
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