アイリスオーヤマといえば、”プラスチックのケース”のイメージがあるが、最近は「なるほど家電」が大いに売れているらしい。
高機能で差別化を図る高額な製品やまったく新しい切り口の製品ではなく、日常使いのエアコン、布団乾燥機、掃除機といった完成された既存製品の括りでの中で、生活者の目線でほんとうにこれが欲しかったという機能にしぼり、値ごろ感のある価格で販売しているのがうけているという。
その開発者の多くは、リストラ等で転職した国内大手家電メーカーのベテラン社員だとか。
(2018年6月21日 テレ東 カンブリア宮殿より)
商売のチャンスは、製品の目新しさだけではなく、購入者の心(気持ち)を適格につかむことが大事である。
番組を見ていて、こんな考え方に「なるほど」と思った。
どんなに高機能でも、実生活の中で使う機能はその一部でしかない。
にもかかわらず、昨今は、いろいろな(使わない)機能をこれでもかと備えた高額な商品が主流である。
にもかかわらず、昨今は、いろいろな(使わない)機能をこれでもかと備えた高額な商品が主流である。
車、パソコン、スマホ(携帯電話)・・・。
みな、そんな路線を進んでいる。
みな、そんな路線を進んでいる。
昭和の時代のスズキアルトは、買物等でちょっとものを積んで、ほんと乗るだけだったれど、47万円だった。
パソコンの機能は、1~2万円の中古PCでも十分すぎる。
スマホも、Webを見て、時々電話、程度の機能に絞れば、きっと1万円くらいの製品もできるんだろう。
安かろう悪かろうというのではなく、「必要かつ十分な機能で、この価格。なるほど、これいいわ」というものがもっと出てくるといい。
かつての日本のメーカーは、最先端をつき走るより、制約の中で、そこを潜り抜けていく開発が御家芸だったように思う。
ベテラン技術者にとっては、値ごろ感のあるコストの中で、機能をブラッシュアップしていくのは得意なはずだ。
アイリスオーヤマの姿勢は、飽和状態の日本での新しい切り口の一つだと感心した次第である。
NHK R1午後ラジに出ていた犬山紙子さんの元気な声が好きだったので、アイリスオーヤマに反応してしまった(笑)。
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<今日は何の日>
1944(昭和19)年の今日、北海道洞爺湖南岸で噴火が始じまり、翌年9月20日、全活動停止。
昭和新山誕生しました。
<今日は何の日>
1944(昭和19)年の今日、北海道洞爺湖南岸で噴火が始じまり、翌年9月20日、全活動停止。
昭和新山誕生しました。
標高は398mとのこと。
房総の山くらいの高さです。
終戦間際であり、地元の人は、世も末かとびっくりしたでしょうね。
自然の力はほんとすごい!
自然の力はほんとすごい!
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