4月5日 おはよう日本
東京メトロ銀座線は銀色の車体にオレンジ色のラインが入っている。
この銀座線に28年ぶりに新型車量が登場する。
昭和2年の開業当時の車体をモデルにしたレトロなデザインである。
車体の色も開業当時と同じレモンイエロー。
4日に沿線の住民らを対象に試乗会が開かれた。
デザインはレトロでも
カーブが多い銀座線でスムーズに走れるよう最新の技術が採用されている。
また社内の快適性も向上させた。
地下鉄博物館には銀座線の地下鉄最初の車両も展示されている。
銀座線は東陽発の地下鉄として85年前上野~浅草間で開業した。
車体のレモンイエローは暗い地下でも明るく目立つように選ばれた。
4日は新型車両が一瞬地上に姿を見せる場面があり、
子どもから大人まで大勢の人がカメラをかまえて迎えた。
地下鉄を舞台にした小説“メトロ(地下鉄)に乗って”の著者である
浅田次郎さん。
「地下鉄は東京に生まれ育った僕らにとってふるさとの風物。
子どものころのふるさとの風景そのもの。
乗ってみたい。」
新型車両は今月11日から走り始める。