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青海1丁目 APOLLO ダイバーシティー東京店

2012-04-21 21:05:57 | グルメ


    (食べログ)

      


  東京テレポート駅から348m
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東京スカイツリー 展望台建設に高い技術

2012-04-21 20:04:45 | 報道/ニュース


  4月9日 おはよう日本


  “展望回廊”と名づけられた第2展望台は高さ450m。
  タワーを1周出来て東京の景観を楽しめる。
  全面ガラス張りの直径5mのチューブのような形になっていて
  タワーの周りを螺旋状に上がって行く複雑な形をしている。
  こうした複雑な展望回廊の建設に
  世界がまねできない富山県の技術が欠かせなかった。

  展望回廊の外壁を作った富山県滑川市にある大手アルミ建材メーカーの工場。
  20年前に操業を始めて以来
  ビルに使われる建材の開発と製造を担ってきた。
  YKKAP滑川事業所ビル製造部 藤岡均製造業務室長は
  展望回廊の受注が正式に決まる4ヶ月前から
  社内の設計部門と念密な打ち合わせを行ない準備を進めてきた。
  
  「東京スカイツリーの“展望回廊”の難度だと
   誰でもできるかといったらできないので。」

  工場きってのベテラン藤岡さんにとっても450メmは未知の高さだが
  藤岡さんには経験がある。
  藤岡さんたちが手がけ4年前に完成した名古屋駅前にある
  モード学園スパイラルタワーズのビルの空に向かってねじれて行くデザインは
  展望回廊以上の複雑さで
  外壁は1800ものパーツを組み合わせて作られた。
  
  「他のメーカーでは出来ない。
   それほど難しい。」

  展望回廊にはこうした経験が生かされている。
  たとえば風への強さ。
  これまで国内で観測された最大風速は秒速72,5m(昭和17年富士山頂)。
  展望回廊の外壁はこれを越える秒速約75mの風に耐えられるよう設計され
  1平方メートルあたり650キロ超の圧力でも大丈夫ということである。
  
  強度だけではない。
  展望回廊の外壁は滑川の工場で作った288のパーツを
  地上450mの高さで組み合わせて作られた。
  複雑なデザインのためにひとつひとつ形が違う。
  設計上の強度を保つためにも
  細かく定められた建設スケジュールを守るためにも
  それぞれのパーツは設計図との誤差を0,1ミリ以内で作ることが求められた。
  
  「(海外も含め)競争は激化しています。
   イタリアとか中国のメーカーとか。
   製造スキルが必要になってくる。
   うちの工場がもっている製造スキルです。」

  世界が真似できない日本のそして富山の高度な技術が
  間もなく開業する世界一のタワー東京スカイツリーに生かされている。
  世界がライバルだというこの会社は
  日本だけではなく世界中で超高層の建築に取り組んでいくということである。






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雪に例えた状況証拠

2012-04-21 17:24:58 | 編集手帳


  4月15日付 読売新聞編集手帳


  この100日間の裁判員たちの重圧を思う。
  年明け早々に選任手続きがあり、
  計36回の公判。
  結審後もひと月にわたって評議を続けてきた。
  選択した結論は死刑だった。

  首都圏の男性3人連続不審死事件の裁判は、
  木嶋佳苗被告(37)と殺害行為を結びつける直接的な証拠がない。
  検察は3事件に共通する状況証拠を積み重ねて
  「犯人は被告以外に考えられない」
  との主張を展開した。

  状況証拠については2年前、
  最高裁が
  「被告が犯人でなければ説明できないものがなければならない」
  と厳しい条件を示している。
  初動捜査で警察が、
  男性1人を自殺と見誤り司法解剖しなかった、
  などの失態も明らかになった。
  証拠の細部まで吟味し尽くした評議だったろう。

  裁判員の苦悩に敬意を表しつつ、
  検察の論告には疑問を呈しておく。
  <夜晴れていて朝雪化粧なら、
   雪が夜中に降ったのは明らか>。
  状況証拠だけでも有罪にできると、
  雪に例えて言いたかったのだろうが、
  想像力で殺人を認定するわけにはいくまい。

  「雪冤(せつえん)」という言葉が浮かぶ。
  自らの無実を晴らす、
  の意味。
  冤罪を生まぬことが刑事裁判の鉄則である。




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