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“赤鬼”マコーミック 大学ラグビーを鍛える

2012-10-14 08:02:18 | 報道/ニュース


  10月4日 おはよう日本


  外国選手初の日本代表キャプテンを務め
  その風貌から“赤鬼”と呼ばれたアンドリュー・マコーミックさん。
  今シーズンから関西学院大学のヘッドコーチに就任し
  新たな道に挑んでいる。

  「プレーの精度を高くしてほしい。
   時間は短いけど精度高くお願いします。
   じゃあ頑張りましょう。」
  流ちょうな日本語で指導するアンドリュー・マコーミックさん。
  ニュージーランド出身。
  今シーズン関西学院大学ラグビー部のヘッドコーチに就任した。
  関西弁も覚えた。
  「“ほんま”“まいど”。
   あと“アカン アカン”は“ダメ”のことでしょ?」
  19年前来日したマコーミックさんは所属チームで日本一に貢献。
  外国人選手で初めての日本代表キャプテンも務めた。
  真っ赤な顔で激しいタックルをする姿から“赤鬼”と呼ばれた。
  引退後は社会人チームで指導してきたマコーミックさん。
  昨季リーグ戦8チーム中5位に終わったチームを立て直すため招かれた。
  「時々厳しい練習になると選手たちは“赤鬼”と言っている。」
  学生を教えるのは初めてで新たな刺激を受けている。
  「純粋。
   すごいラグビーが好き。
   ラグビーが好きでやっているのが懐かしい。
   なぜならぼくがやっていた時を思い出す。」

  タックルで名をはせたマコーミックさんはまずは守りを強化した。
  週に1回守備練習の日を設け意識改革をはかった。
  選手の中に入り身振り手振りで指導する。
  リーグ戦前の最後の練習試合は
  クラブチームの六甲クラブを相手にトレーニングの成果を確認した。
  選手たちは積極的にタックルに行った。
  後半 相手スクラムの場面でボールを奪って反撃し
  トライにつなげた。
  タックルが得点に結びつく理想的な展開だった。
  関西学院大学45-19六甲クラブ
  ヘッドコーチ就任から半年。
  マコーミックさんの目指すラグビーに選手たちも手ごたえを感じている。
  (藤原慎介主将)
  「しっかりディフェンスを組織してチームに落とせたのは
   マコーミックさんのおかげだと思っています。」
  (アンドリュー・マコーミックさん)
  「勉強中のところはあるけどチャレンジですね!
   楽しんでやっています!」  
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