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2013-12-24 20:00:00 | グルメ

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メイド・イン・アメリカ復活へ ②化学工場建設ラッシュ 日本企業の戦略

2013-12-24 16:16:47 | ビズ プラス
12月8日 BIZ+SUNDAY


テキサス州ヒューストン。
パイプラインを通して各地から天然ガスが集まる集積地である。
ここでは石油メジャーや化学メーカーが相次いで進出し大規模なエチレン工場の建設ラッシュが続いている。
この建設ラッシュにビジネスチャンスを見出そうとしているのが三菱重工コンプレッサの大崎裕章社長である。
社長自らアメリカに乗り込みトップセールスを強化している。
(三菱重工コンプレッサ 大崎裕章社長)
「新設プラントはこれから5年の間に建設が一気に進むと思う。」
広島市にある大崎社長の会社で製造しているのは大型のコンプレッサーである。
天然ガスを強く圧縮する装置でエチレン工場には欠かせない設備である。
インペラと呼ばれる羽根車を1分間に1万回という高速で回転させそこにガスを通して圧縮する。
圧縮したガスを蒸留施設に送りエチレンを生産するのである。
コンプレッサーは稼働し始めると5年以上1度も止まることはない。
もし故障すれば工場全体に1日数億円もの損失が出るため高い精度が求められている。
この会社は高い技術力を武器にエチレン工場向けのコンプレッサーで世界トップのシェアを持っている。
今度はシェール革命で巨大市場となったアメリカの攻略に力を入れることにしたのである。
(三菱重工コンプレッサ 大崎裕章社長)
「今 アメリカに起こっているシェールガス革命。
 この影響で出てくる新設プラントは全部我々が受注する。
 それくらいの気持ちで対応していきたい。」
しかしアメリカ市場にはライバルがひしめきかつてないほど競争がし烈になっている。
今年10月にヒューストンで開かれたコンプレッサーの見本市。
世界各国の大手メーカーが参加し自社の製品を強力にアピールしていた。
(アメリカ GE)
「我が社は天然ガスから金を生み出す技術を持っている。」
(ドイツ シーメンス)
「北米は我が社の戦略において重要な場所。
 ここでぜひとも受注を増やしたい。」
激しい競争に勝つために大崎社長は顧客が集中するヒューストンに生産拠点を置くことを決断した。
10万平方メートルの広大な敷地に40億円かけコンプレッサーの工場を作ることにしたのである。
顧客に納入した設備が故障した際などに圧倒的に素早く対応できることを売りにしようというのである。
年内には着工し来年10月から稼働させる計画である。
(三菱重工コンプレッサ 大崎裕章社長)
「出来るだけ早く最短で工場を立ち上げて
 アメリカで展開していくというふうにどんどん切り替えていく。
 本当にすぐ。」
この日 大崎社長は南アフリカからヒューストンに進出してきたエネルギー企業サソールを訪ねた。
サソールは最近のシェール革命を受け約2兆円を投資してアメリカのエチレン市場を一気に開拓しようとしている。
大崎社長はこの巨大プロジェクトに食い込むため新工場のメリットを強調した。
(サソール ノースアメリカ ヨハン・デュプリー副社長)
「エチレン工場におけるコンプレッサーの位置づけは人間でいえば心臓のようなもの。
 三菱がヒューストンに工場を建てると聞いてとてもうれしく思う。
 より近くでサービスを受けられることは我々にとって重要なこと。」
(三菱重工コンプレッサ 大崎裕章社長)
「まだまだ仕事は広がっていく。
 アメリカを拠点にして。
 今アメリカにしっかりと橋頭堡(きょうとうほ)(足がかり)をつくることが大事。」

シェール革命がもたらす新たな巨大市場。
その潮流に乗り遅れることは大きな損失につながる。
日本企業の戦略が問われている。

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