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エジプト アブシンベル神殿の年に2日だけの特別な日

2014-03-04 08:00:00 | 報道/ニュース
3月1日 ワールドWaveモーニング


エジプト南部にあるアル・シンベル神殿は3200年以上も前に建てられた。
2月22日 世界中から多くの観光客が訪れた。
この日は日の出の太陽の光が神殿の一番奥にある神々の石像を照らすからである。
わずか20分だけの現象である。
これは毎年2日間だけ起きる現象。
光が当たる2月22日と10月22日は
この神殿を造ったラムセス2世の誕生日と王に即位した日にあたると言われている。
太陽や星の運行を計算し
決まった日に日が当たるように設計されているのである。
年に2日だけの特別な日を人々は歌と踊りで華やかに祝った。
古代エジプト文明の天文学と精緻な建築技術の粋。
1年に2回だけ日が当たるというのは一般的には王の誕生日と即位した人言われているが
実はこの2日は季節の変わり目を表しているのではないかという説もある。
洪水の時期が終わって種まきを始めることを告げる日と
その収穫の始まりを告げる日ということである。

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