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「エコノミスト」誌 編集局長 未来の技術を予測

2017-06-05 07:15:00 | 報道/ニュース

5月17日 おはよう日本


東京都内のホテルで開かれた会員制のシンポジウム。
この日講演したのがエコノミスト誌の編集局長 ダニエル・フランクリン氏。
フランクリンさんが企画した「2050年の技術」。
テクノロジーが医療やエネルギー
AI(人工知能)から教育までをどのように変えていくのかを予測している。
Q.なぜテクノロジーに注目を?
(「エコノミスト」誌編集局長 ダニエル・フランクリン氏)
「テクノロジーは間違いなくあらゆるものに影響を及ぼす。
 ニライのテクノロジーを予測することで
 実現可能なこと
 今起きていること
 我々の生活やビジネスを形作るものが見えて
 未来に向けてより良い準備を始められる。」
新しいテクノロジーは突然登場するわけではなく
ある特定の集団を注意深く見ると先行事例があり
予測が可能だという。
一部の専門家は
2000年代前半の日本のガラケーの使い方を見て
その後のスマートフォン全盛時代を予感していたという。
(「エコノミスト」誌編集局長 ダニエル・フランクリン氏)
「日本の女子高生は熱心な“ケータイ”ユーザーだった。
 女子高生がテクノロジーをどう利用しているか当時注目されていた。
 アメリカの技術雑誌が“女子高生ウォッチ”というコラムを掲載していたほどだ。」
グローバル化の進展にともない先進国の多くの製造業が厳しい競争にさらされている。
しかしフランクリンさんは
3Dプリンターや炭素繊維を加工する技術の登場によって
意外にも20150年には製造業が盛り返すと予測している。
(「エコノミスト」誌編集局長 ダニエル・フランクリン氏)
「今後数十年のうちに新たな素材によって製造業に新しい可能性が開かれる。
 製造業は3Dプリンターなどの創意あふれる技術によって変わっていく。
 すでにBMWはセーターのように炭素繊維を編んで車を作っている。
 こうなると安い労働力を求めて海外に発注することは必要ではなく
 最も優れた技術者がいる場所に工場を設ければよい。」
「大切なのは
 何が可能で未来はどこに行きつくのかビジョンを持つことだ。」
ガラケーでのメールやゲームなどの使い方が
2007年にiPhoneが登場する先読みになった。
フランクリンさんは日本の高い技術力を評価していた。
一方で
激しい変化に対応していくためには何よりも柔軟になることが大事だ」と語っていた。




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