5月17日 国際報道2017
カジノの売り上げ世界一を誇るマカオで開かれた展示会。
欧米やアジアなどから関連企業約180社が参加した。
会場には各社が独自に開発したスロットマシーンやルーレットなど最新の機器がずらりと展示された。
展示会に参加している多くの企業が進出に強い意欲を示していたのが将来の日本の市場である。
去年
日本でカジノを含むIR・統合型リゾート施設の整備推進法が成立したことを受け
各社は日本の市場に熱い視線を注いでいる。
独自のテーブルゲームを売り込んでいたアメリカのゲーム機器メーカーも
日本市場への期待を膨らませていた。
(米ゲーム機器メーカー担当者)
「日本の市場は3兆4,000億円から4兆5,000億円規模になる可能性があります。
日本へ絶対進出してみせますよ。」
日本の市場をテーマに
カジノ運営企業が参加した討論も行われた。
(マカオのカジノ運営企業 担当者)
「日本は経済規模の大きい国の中で“最後のフロンティア”です。」
独自の文化や食・おもてなしの心がある日本は
カジノにホテルや劇場などを併設した統合型リゾート施設に最適だとの意見が出され
高い期待が示された。
マカオの大手家事の運営企業の幹部は
“ギャンブル依存症などへの対策は万全を期す”と強調した。
(大手家事の運営企業 フランシス・ルイ副会長)
「われわれには問題を最小化するための制度や機器・ノウハウがあります。
日本の文化と国際的な勧告を組み合わせ
1+1が3になるような施設を作れますよ。」
日本では賛否両論あるカジノ解禁。
それでも各国の関連企業は手ぐすねを引いて待ち受けている。