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東京六大学野球 学生の観客を呼び戻せ

2017-10-04 06:00:00 | 報道/ニュース

9月12日 おはよう日本


東京六大学野球は球場で応援する人の数が年々少なくなっている。
そんななかユニークな取り組みが行われた。
9月9日に開幕した東京六大学野球。
白熱した試合。
その球場の外
正面入り口前では
東大 冷凍みかん
明治大 小籠包
慶応大 牛串
法政大 特製ちゃんこ鍋
立教大 とんぺい焼き
早稲田大 揚げ大福 
各大学の学園祭で大人気のメニューが揃った。
少しでも多くの学生に観戦してほしいと開催されたイベントで
企画したのは六大学の一般の学生である。
大学の垣根を超えてスポーツビジネスを学ぶ21人。
きっかけは講義の一環としてかつての東京六大学野球の様子を見たことだった。
90年以上の歴史を持つ東京六大学野球。
その熱狂を支えてきたのは学生たちだった。
この盛り上がりを取り戻すにはどうすればいいか。
まず六大学野球の存在を身近に感じてもらおうとこの“グルメイベント”を考えた。
(グルメイベントを発案 立教大4年 中田志帆子さん)
「東京六大学野球は一般学生からしたらすごく多い存在で
 堅めな感じなのかなって。
 行ったら絶対楽しい雰囲気だと思ったので
 そういうところをもっと伝えていきたい。」
迎えた開幕戦当日
試合開始の5時間前の午前6時
学生たちが集まってきた。
しかしさっそくトラブルが・・・。
法政大のちゃんこ鍋が
「沸騰しない。
 100%間に合わない!」
初めての経験に戸惑いながらもなんとかイベント開始時間に間に合わせた。
(観客)
「グルメイベントはすごくいいイベントだと思いました。
 楽しめそう。」
「来るきっかけになって
 非常にいい試みだと思います。」
この日の観客数は約1万人。
去年の秋季リーグ戦平均より約2,000人増えた。
(グルメイベントを発案 立教大4年 中田志帆子さん)
「すごく大変だったけれど
 やっている方の楽しそうなところを見たり
 お客さんが喜んでいるのを見ると
 本当にやりがいがあって
 六大学野球を知っていただいたのでそこからも広めていってほしい。」

今回のグルメイベントは開幕2日間限定で行われた。
今後もさらに魅力的なイベントを企画していきたいという。




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